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2018年3月28日水曜日

2018ドイツオープン: 伊藤美誠と対戦後の孫穎莎のコメント

少し時間が経ってしまいましたが、1日目の女子シングルス終了時点の記事で、伊藤美誠にゲームオールの末に勝った中国の孫穎莎の長いコメントが載っているITTFニュースの記事があったので簡単に訳してみます。



主要選手が敗退、孫穎莎と徐孝元がシード上位を食う

2018年3月23日

ブレーメンで開催中のSeamaster ITTFワールドツアープラチナのドイツオープンで3月23日夕刻に行われた女子シングルス2回戦で、シンガポールの馮天薇(フォン・ティアンウェイ)、日本の石川佳純、台湾の鄭怡静(チェン・イーチン)は勝ち進んだが、主要選手で勝ち進めなかった選手もいた。

第3シードの伊藤美誠と第4シードの平野美宇が敗退した。



平野美宇を破った徐孝元(写真: Remy Gros)


伊藤美誠は、3日間の予選を勝ち抜く必要があった中国の孫穎莎(スン・インシャ)に敗れた(7-11, 11-9, 14-12, 11-6, 6-11, 10-12, 11-6)。平野美宇は第14シードの徐孝元(ソ・ヒョウォン)の手によって退けられた(11-8, 11-8, 11-6, 7-11, 4-11, 11-7)。

「第一に言えるのは、伊藤はタフな選手の一人だということです。この試合の前、負けるか最終ゲームまでもつれ込むかもしれないと思いました。試合には万全の準備をして臨みました。私は伊藤のプレーを知らなかったし、速くてどんどん変化するので負けるかと思いました。第1ゲームで、対抗策を試しました。試合で3-1とリードしたのは少しラッキーだっただけです。日本選手は、中国選手と対戦するときは本当に必死になります。3対3になり、最終ゲームで5-5になったあとプレーが固くなり、絶対に負けられないと自分に言い聞かせました。一番大変だったのは、最終ゲームで3-3になったとき、サービスの準備に時間がかかり過ぎるということで審判が伊藤に1ポイントを与えたときです。これには慎重になりました。最も重要なことは、試合に勝つことであり、負けないことだと自分に言い聞かせました」孫穎莎

徐孝元が勝利したこの日の午後は韓国にとっていい時間だった。さらに、予選から勝ち上がった田志希(チョン・ジヒ、韓国)が同様に予選からのオーストリアのソフィア・ポルカノバと対戦し、最後の最後までもつれた試合で最終7ゲーム目で最小の2ポイント差で勝利をものにした(10-12, 12-14, 11-8, 11-5, 11-8, 9-11. 11-9)。また、梁夏銀(ヤン・ハウン)はもっと簡単に格上のドイツのハン・イン(第15シード)を倒してしまった(11-3, 12-10, 11-9, 14-12)。

徐孝元がカットマンとして準々決勝に駒を進めた一方で、もう一方のカットマンである中国の武楊(ウー・ヤン)も同じ中国国家チームの范思琦(ファン・スチィ)を破って準々決勝に駒を進めた(11-4, 11-7, 11-7, 11-2)。

驚いたことに、ベスト8に名乗りを上げた中で、第1シードの馮天薇は危なかった。第2シードの石川佳純、第5シードの鄭怡静は危なげなく勝った

馮天薇は中国の黄穎琦(ウォン・インチィ)を倒すのに7ゲームを要した(8-11, 11-3, 4-11, 9-11, 11-5, 11-9, 11-6)。一方、石川佳純はもっと簡単に黄穎琦と同じ中国の陳幸同(チェン・ジントン、第9シード)を倒した(11-9, 11-8, 20-18, 11-6)。その時に、鄭怡静も同じやり方で、陳幸同と同じ中国の文佳(ウェン・ジャ)を下していた(11-8, 14-12, 11-7, 11-8)。

準々決勝では、馮天薇は田志希、梁夏銀は徐孝元と対戦する。後半では孫穎莎と鄭怡静、石川佳純と武楊が対戦する。

準々決勝は、3月25日土曜日に行われる。

(ITTF報道局マネージャ、イアン・マーシャル記)

元のITTFニュースの記事はこちらをご覧ください。

また、2018ドイツオープンについてはこちらをご覧ください。



2018年3月26日月曜日

ドイツオープンが終わっての世界ランキングを予測してみた(女子)

 日曜(3/25)に2018ドイツオープンが終わりました。石川佳純、みまひな、芝田沙季の優勝があり、みなさんエンジョイされたかと思います。

 そして、今週はスペインオープン(チャレンジシリーズ)、来週はスロベニアオープン(チャレンジシリーズ)と4/6からアジアカップが始まります。今月の大会でポイントが高いのはカタールオープンとドイツオープンで世界ランキング上位の選手はこれらの大会を中心に参加しています。

 4月の世界ランキングにはカタールオープンとドイツオープン(スペインオープンはたぶん4月の試合結果になる)の結果が影響するわけです。前回、カタールオープン終了後のランキングポイントと順位をシミュレーションしましたが、今回はその続きで今回のドイツオープンが終了した時点の上位選手のポイントとランキングをシミュレーションしてみたいと思います。実質、これが4月の世界ランキングになると思います。


まず、前回シミュレーションしたカタールオープン終了後の世界ランキングとランキングポイントは以下のようになります。便宜上、3月の世界ランキング20位までを記載します。


カタール後ランキング 3月ランキング 選手名 現ポイント 加算大会数 最低ポイント
1 2 陳夢 16395 8 1620
2 1 朱雨玲 16185 8 1440
3 3 石川佳純 14100 8 1575
4 7 王曼昱 13974 8 1575
5 4 馮天薇 13970 8 1260
6 6 平野美宇 13808 8 1440
7 5 伊藤美誠 13005 8 1350
8 9 陳幸同 12462 8 1125
9 8 鄭怡静 12150 8 1080
10 20 劉詩雯 12029 7 0
11 14 丁寧 11994 7 0
12 10 陳思羽 11175 8 1125
13 13 李皓晴 11110 8 990
14 16 佐藤瞳 11109 8 1080
15 11 杜凱栞 11049 8 1080
16 12 早田ひな 11025 8 1260
17 17 加藤美優 10575 8 1080
18 15 徐孝元 10339 8 630
19 18 リ・ジエ 9935 8 57
20 19 森さくら 9789 8 1080
ここで、「加算大会数」とは現在のランキングポイントの計算に使用されている大会数です。ランキングポイントには最大8大会のポイントしか加算できません。また、最低ポイントは現在のランキングポイントに加算されているポイントの内で最も低い大会のポイントです。つまり、最低ポイントより高いポイントを獲得した場合は加算するポイントが最低ポイントと交換になり、その差が増加します。加算大会数が「8」に達していない場合は獲得ポイントがそのまま加算されます。また、「現ポイント」はカタールオープン終了時のシミュレーションしたランキングポイントです。
ランキングポイントの計算方法の詳細はこちらで説明しています。)

次に、ここにドイツオープンの試合結果、獲得ポイント、変更後の新ポイントをまとめてみます。

現ランキング 3月ランキング 選手名 現ポイント 加算大会数 最低ポイント 最終結果 獲得ポイント 新ポイント
1 2 陳夢 16395 8 1620 16395
2 1 朱雨玲 16185 8 1440 16185
3 3 石川佳純 14100 8 1575 優勝 2250 14775
4 7 王曼昱 13974 8 1575 13974
5 4 馮天薇 13970 8 1260 準決勝 1800 14514
6 6 平野美宇 13808 8 1440 2回戦 1350 13808
7 5 伊藤美誠 13005 8 1350 2回戦 1350 13005
8 9 陳幸同 12462 8 1125 2回戦 1350 12687
9 8 鄭怡静 12150 8 1080 準決勝 1800 12870
10 20 劉詩雯 12029 7 0 12029
11 14 丁寧 11994 7 0 11994
12 10 陳思羽 11175 8 1125 1回戦* 563 11175
13 13 李皓晴 11110 8 990 1回戦* 563 11110
14 16 佐藤瞳 11109 8 1080 1回戦 1239 11268
15 11 杜凱栞 11049 8 1080 1回戦* 563 11049
16 12 早田ひな 11025 8 1260 1回戦* 563 11025
17 17 加藤美優 10575 8 1080 1回戦: 563 10575
18 15 徐孝元 10339 8 630 準優勝 2025 11734
19 18 リ・ジエ 9935 8 57 1回戦* 563 10441
20 19 森さくら 9789 8 1080 1回戦* 563 9789
(「1回戦*」はシード選手の1回戦敗退を示します。この場合獲得ポイントは通常の1回戦敗退の1125ポイントの半分になります。「現ランキング」はシミュレーションしたカタールオープン終了後のランキングです。)

ドイツオープン後の新ランキングポイントで並び替えると以下のようになります。

新ランキング 3月ランキング 選手名 新ポイント 最終結果 獲得ポイント
1 2 陳夢 16395
2 1 朱雨玲 16185
3 3 石川佳純 14775 優勝 2250
4 4 馮天薇 14510 準決勝 1800
5 7 王曼昱 13974
6 6 平野美宇 13808 2回戦 1350
7 5 伊藤美誠 13005 2回戦 1350
8 8 鄭怡静 12870 準決勝 1800
9 9 陳幸同 12687 2回戦 1350
10 20 劉詩雯 12029
11 14 丁寧 11994
12 15 徐孝元 11734 準優勝 2025
13 16 佐藤瞳 11268 1回戦 1239
14 10 陳思羽 11175 1回戦* 563
15 13 李皓晴 11110 1回戦* 563
16 11 杜凱栞 11049 1回戦* 563
17 12 早田ひな 11025 1回戦* 563
18 17 加藤美優 10575 1回戦: 563
19 18 リ・ジエ 10441 1回戦* 563
20 19 森さくら 9789 1回戦* 563
また、15位辺りまで4月の世界ランキングでも上のようになりますが、20位近くは20位より下から上がってくる選手がいる可能性があるため変わるかもしれません。

例えば、中国の孫穎莎は3月の世界ランキングでは34位で7785ポイントです。孫穎莎は、カタールオープンとドイツオープンでどちらも予選グループで2勝して本戦に進出して準々決勝で敗退しているので、それぞれ1689ポイントを獲得していますので、これを加算しますが、孫穎莎の現ランキングポイントは4大会の合計のポイントなので、今月の2大会のポイントをそのまま加算できます。そのため、4月頭のポイントは11163ポイントとなり15位辺りに上がってくる計算になります。

忍耐が功を奏した、石川佳純はより確実に勝利を手に(ITTFの石川佳純のドイツオープン優勝の記事)

昨日終了した卓球の2018ドイツオープンで石川佳純が優勝しました。
ITTFニュースで、その石川佳純優勝の記事が出ていたので、また訳してみます。

忍耐が功を奏した、石川佳純はより確実に勝利を手に


2018年3月25日
カットマンに対して絶対の自信を持つ石川佳純が、ここブレーメンで3月25日日曜日の午後に行われた2018Seamaster ITTFワールドツアープラチナ ドイツオープンで女子シングルスで優勝した。

今回第2シードの石川佳純は、第14シードの徐孝元(韓国)のバックスピンの技をねじふせた。この試合は二人がこれまでITTFワールドツアーの決勝で戦った試合とは全く異なるものとなった。
集中する石川佳純 (写真: Remy Gros)

思い起こすと、2013韓国オープンで石川佳純と徐孝元(ソ・ヒョウウン)は優勝を争い、徐孝元が7ゲームの末、最小の2ポイント差で劇的な勝利を納めた。次の二人の対戦は2014 Asian Gamesで、この時も勝利は徐孝元の手に渡った。しかし、その後の対戦では石川佳純が6連勝している。

このドイツオープンで、石川佳純は連勝を7に増やした。試合を5ゲーム(11-9、10-12、 11-6、11-7、11-6)で決め徐孝元を圧倒した。

第1ゲームは徐孝元が10-8からゲームポイントを1度逃れた後に石川佳純が取った。これで、石川佳純が優勢になったように見えた。第2ゲームも第1ゲーム同様に石川佳純が10-8としたが、その後4連続でポイントを失った。

これまで以上に徐孝元は守備から攻撃に変化し、これが石川佳純を悩ませた。徐孝元が前陣からバックスピンモードで下がると、石川佳純は対処し易かった。

第2ゲームの逆転劇に奮起し、石川佳純は第3ゲームを支配し、3つめのゲームポイントで第3ゲームを取った。自信を持ちリラックスし、なにより第2ゲームの最後よりも粘り強くなっていた。第4ゲームは序盤で大きくリードしていたが、4連続でポイントを取られ9-7と2点差まで縮められた。石川佳純はここで冷静にタイムアウトを取った。このタイムアウトが功を奏し、石川佳純は直後の2ポイントを取った。

これで石川佳純がゲームを支配し、第5ゲームも8-5とした。徐孝元はここでタイムアウトを取ったが、最後のあがきだった。石川佳純は10-5で5回のマッチポイントを得て、2回目で勝利をものにした。

石川佳純は昨年の2017世界選手権の混合ダブルスで吉村真晴とペアを組み優勝したここドイツで、より大きな成果を出した。

さらに、石川佳純は2009年の平野早矢香、2015年の伊藤美誠に続いて3人目のITTFワールドツア ドイツオープンでの日本人の優勝者となった。

「ここドイツで行われた昨年の世界選手権の混合ダブルスでも優勝しているので、
ドイツは自分にとってラッキーな場所でもあります。ファンの皆さんも
暖かく応援してくださって、ありがとうございます」石川佳純

5年前の韓国での対戦を含め、石川佳純にとって13回目のITTFワールドツアー女子シングルスの決勝だった。8度目の優勝だったが、ドイツでの決勝は初めてだった。

また、徐孝元にとっても5回目の決勝であり、2回目の敗戦でデジャブだった。その1回は2014年のドイツのマクデブルクでのドイツのシャン・シャオナとの決勝での敗戦である。


 「決勝で負けて残念ですが、石川佳純のプレイが非常に良かったので
納得しています」徐孝元

ブレーメン(今回の開催地)でもまた同じだった。あと一歩だった。

(イアン・マーシャル、ITTF報道編集者記)

ITTFの元のニュース記事はこちらをご覧ください。

2018ドイツオープンの概要はこちらをご覧ください。



2018年3月23日金曜日

2018ドイツオープン: 1日目の見どころ。シード選手が始動、本戦始まる

ITTFの2018ドイツオープンのホームページに今日の本戦1日目のプレビュー記事がでたので訳してみました。

1日目を予測。シード選手が始動、本戦始まる

ドイツのブレーメンで行われるSeamaster ITTF 2018ワールドツアープラチナのドイツオープンはいよいよ初日を迎え、3月23日に行われる男子と女子それぞれのシングルス、およびダブルスの準々決勝では多くの見どころがある。

ここで簡単に1日目の見どころを見て行こう。
平野美宇は初戦で同じ日本の橋本帆乃香と対戦する (写真: Hussein Sayed)
2人の日本の優秀な卓球スター選手が、女子シングルスの1回戦で対戦する。平野美宇と橋本帆乃香の対戦である。この試合は2人のワールドツアーでの初めての対戦で、世界ランキング上で位置は17ランク離れている。確率的には平野美宇が有利だが、橋本帆乃香の熟練した守備力が第4シードの平野を苦しめることができるだろうか。

1回戦でのもうひとつの大きな対戦は、第9シードの陳幸同と木子の中国選手同士の対戦だ。木子は、2015年のスウェーデンオープンで数人のトップ選手を倒して優勝した実績を誇っている。木子は、丁寧や朱雨玲などを倒して勝ち進み優勝した。陳幸同も木子もドイツオープンを早い段階で離脱したくないはずだが、どちらかは敗退する!!

第1シードの馮天薇は、予選ラウンドでの好結果に自信を深めている大藤沙月と対戦する。また、サビーネ・ウィンターは地元の利をフルに活かして田志希と対戦するだろう。

ディミトリ・オフチャロフには2018年4月に発表される世界ランキングで1位になる道が残されているが、それはけして容易ではない。

オフチャロフが再度世界ランキングの1位になるには、このドイツオープンで準決勝以上に行かなければならない。さもなければ、樊振東が1位になる。オフチャロフの対戦相手になったのはパトリック・フランツィスカだ。オフチャロフの仲間のドイツ人がオフチャロフの1位への望みを早々に絶ってしまうのだろうか。

また、2018ドイツオープン1日目の見どころは、ワールドツアーへの参加が昨年6月の中国オープン以来の中国のスーパースター馬龍の復帰である。馬龍は、チームワールドカップでは調子が良さそうで、中国を金メダルに導いた。日本の吉村真晴と1回戦の最後で対戦するがドイツオープンでの力強い発進をするつもりだろう。

許昕はポーランドのヤクブ・ディヤスとの対戦が楽しみだろう。ディヤスは、予選ラウンド最終日で中国の方博をストレートで破ったためにヘッドラインを騒がせた。一方、カタールオープンの英雄、ウーゴ・カルデラノはドイツオープンをマティス・カールソンとの対戦から開始する。

試合は、午前10時(現地時間、日本時間18:00)に、男子と女子のダブルスの準々決勝から開始される。

試合のライブ配信は itTV でごらんください




元のITTFニュースはこちらをご覧ください。


2018ドイツオープンのU21女子シングルスで芝田沙季が中国選手を倒して優勝(ITTFニュース)

卓球のワールドツアープラチナの2018ドイツオープンで23日から始まる本戦に先立って行われたU21女子シングルスで芝田沙季(ミキハウス)が優勝しました。

この芝田沙季選手の優勝に関するITTFニュースがありましたので取り上げてみます。

芝田沙季が優勝、新たなタイトルを追加



カタールオープンでは第2シードだったが準々決勝で中国の張端の前に敗れてしまった。Seamaster 2018 ITTFワールドツアープラチナ ドイツオープンの優勝者決定戦でも日本の芝田沙季は同じ立場に立っていたが、そのような問題はもうなかった。

3月22日、芝田沙季はU21女子シングルスで優勝を果たした。

再び優勝をおさめた芝田沙季 (写真: Remy Gros)
決勝戦で、芝田沙季は16歳の中国の黄穎琦(HUANG Yingqi)と対戦し4ゲーム(11-6、9-11、11-9、11-5)で破りタイトルを引き寄せた。注目するのは、黄穎琦は第24シードだが非常に優れた取れた選手で、1つ前の準決勝では第1シードの香港の蘇慧音の望みを絶ったという点だろう(9-11, 12-10, 11-8, 14-12)。

一方の準決勝で、芝田沙季は同じ日本選手であり、黄穎琦と同じ2002年生まれの長崎美柚(第11シード)と対戦した。

「対戦相手が積極的に攻めてきたときも含め、試合を通して
非常に落ち着いていることが出来ました」芝田沙季

注目すべき点として、芝田沙季がITTFワールドツアーのU21女子シングルス決勝に登場するのはこれが6回目と言うことだ。ITTFチャレンジシリーズ大会も含めると、合計は9回になる。反対に、黄穎琦はこれが初の決勝戦だ。

芝田沙季は、ワールドツアーでは2016年のブルガリアオープン、翌年のオーストラリアオープンを制している。また、2016年のベラルーシオープンとチェコオープン、2017年の韓国オープンでは準優勝をしている。昨年のITTFチャレンジシリーズ大会では、芝田沙季はベラルーシオープンとタイオープンで優勝し、スロベニアオープンで準優勝している。

「この試合ではうまく戦えたと思います。自分は今まで何度も決勝戦を
経験しています。対戦相手は初めての決勝戦なのでナーバスになっている
と思いましたし、自信を持って試合ができました」芝田沙季

日本がITTFワールドツアーU21シングルスで優勝したのは、これで74度目だ。2017チャレンジシリーズを含めると77度になる。


(訳者メモ)
芝田沙季は今月行われたカタールオープンでは予選突破して本戦に進みました。今回のドイツオープンでも昨日の本戦を突破して本戦に進みました。より、大きな大会での活躍が期待できそうです。
今年は、芝田沙季選手の飛躍の年になりそうですね。
また、大会での優勝と準優勝の記述が不明確なので、日本卓球協会のサイトで調べた結果、以下のとおりでした。
2016チャレンジシリーズ ベラルーシオープン 女子シングルス優勝
2016ワールドツアー ブルガリアオープン U21優勝(シングルス優勝は石垣優香)
2016ワールドツアー チェコオープン U21準優勝
2017ワールドツアー 韓国オープン U21準優勝
2017ワールドツアー オーストラリアオープン U21優勝
2017チャレンジシリーズ ベラルーシオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)
2017チャレンジシリーズ タイオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)

(芝田沙季選手の略歴)
1997年8月25日生まれ(20歳)
千葉県出身
四天王寺高校卒業
2018年3月時点の世界ランキング24位

2018年3月21日水曜日

2018ドイツオープン予選の大藤沙月の大金星についてのITTFニュース

別の記事で紹介した2018ドイツオープン予選で中学1年の大藤沙月選手がヨーロッパチャンピオンのベルナデッテ・スッチを倒した件について、ITTFのニュースでも大藤沙月選手の写真入りで他の波乱とともに報じられたので紹介したいと思います。

注目選手が次々に敗れる、大藤沙月は大物選手を食う


2018年3月21日
試合ごとに勝者が決まる。日本の佐藤瞳、オーストリアのソフィア・ポルカノバ、ルーマニアのエリザベス・サマラの上位3選手は、ドイツのブレーメンで開催中のSeamaster 2018ワールドツアープラチナ ドイツオープンの予選トーナメントで順調に勝利を納めた。次のステージに向けていいスタートを切った。

しかし、予選の舞台で上位選手が順調な中で多くの事件も起きている。
ベルナデッテ・スッチを倒した大藤沙月(Remy Gros撮影)
敗退した選手で最も著名なのは、今年初めにITTFヨーロッパトップ16トーナメントで優勝したルーマニアのベルナデッテ・スッチといって間違いないだろう。スッチは13歳の日本の大藤沙月に6ゲームで敗れた(12-10、8-11、11-13、12-10、11-7、11-9)。

同様に、ハンガリーのゲオルギナ・ポータの敗戦にも驚かされる。ポータはオーストリアのアメリア・ソルヤに敗れた(4-11、11-8、11-9、11-9、9-11、11-9)。

そのような中、それぞれのグループでこの日トップに位置付けられていたポルトガルのユ・フとカナダのチャン・モーにも似たようなことが起こっていた。ユ・フはスウェーデンのリ・フェンに敗れ(11-8、11-9、13-11、7-11、11-2)、カナダのチャン・モーはフランスのマリー・ミゴットの手に見事かかった(8-11、11-8、12-14、11-8、5-11、11-6、11-4)。

また、日本の前田美優と香港の姜華君も同じような形で敗れている。前田美優は中国の李佳燚との対戦で敗れ(11-7、11-4、8-11、11-5、11-13、8-11、11-8)、姜華君はモナコのヤン・シャオシンに敗れた(11-3、11-8、4-11、11-7、11-8)。

しかし、前田美優と姜華君の敗戦は明らかに意外なものではなかっただろう。そして、姜華君の仲間の蘇慧音にもまったく同じことが起こった。蘇慧音は予選ラウンドで4番目に高いランキングだが、2015ワールドツアースウェーデンオープンの優勝者である中国の木子に敗れた。

この記事の原文はこちらをご覧ください。

2018ドイツオープン 予選 中学1年の大藤沙月が大金星、ヨーロッパチャンピオンのスッチを撃破

ワールドツアープラチナの2018ドイツオープンが3月23日~25日で開催されます。日本からは男女合わせて30選手が参戦しています。

23日からの本戦に先立ち昨日3月20日から予選が行われています。

その予選で中学1年生で世界ランキング273位の大藤沙月(おおどうさつき、ミキハウスJSC所属)が、世界ランキング27位のルーマニアのベルナデッテ・スッチ(Szocs)を逆転で破り大金星を上げました。

ベルナデッテ・スッチは最新の世界ランキングは27位ですが、昨年12月のT2グランドファイナルでシングルスで優勝し、先月行われたヨーロッパトップ16でも女子シングルスでチャンピオンになり今乗りに乗っている選手です。

大藤沙月は、2004年5月16日生まれの中学1年生です。昨年の世界ジュニア選手権のメンバーに選出されていますが、同い年の木原美悠ほど国際大会には出場していません。
大藤沙月

スコアは次のとおりです。
大藤沙月 vs スッチ  4-2 (12-10, 8-11, 11-13, 12-10, 11-7, 11-9)

ライブ配信がなかったので試合の映像は視ていませんが全体に接戦のようです。また、ゲームカウント1-2から3ゲーム連取の逆転は視ていれば興奮したでしょう。配信がなくて残念です。

スッチ(セイチと呼ばれることもあります)は、1995年3月5日生まれなので23歳になったばかりで、すでに書いたように最近頭角を現している元気いっぱいの美人プレーヤーですが、どうも日本の中学生には弱いようです。昨年のT2では木原美悠にも負けています。
ベルナデッテ・スッチ
大藤沙月選手は、同じグループのもう一人の選手にも勝っているため、昨日2勝して予選の次のステージ(予選トーナメント)への進出を決めています。

シード以外の他の選手は予選トーナメントへの進出をかけて本日も予選リーグを戦います。2018ドイツオープンの予選に出場する日本選手の詳細はこちらをご覧ください。



2018年3月14日水曜日

カタールオープンが終わっての世界ランキングを予想してみる(女子)

 日曜(3/11)に2018カタールオープンが終わりました。テレビ東京の配信もあり、みなさんエンジョイされたかと思います。

 そして、今週はポーランドオープン(チャレンジシリーズ)、来週はドイツオープン(ワールドツアープラチナ)、再来週はスペインオープン(チャレンジシリーズ)とシニアの大会が続きます。今月の大会でポイントが高いのはカタールオープンとドイツオープンで世界ランキング上位の選手はこれらの大会を中心に参加しているわけです。

 4月の世界ランキングにはこれらの大会(スペインオープンはたぶん4月の試合結果になる)の結果が影響するわけですが、とりあえず今大会が終了した時点の上位選手のポイントとランキングをシミュレーションしてみたいと思います。

まず、3月初めの世界ランキングとランキングポイントは以下のようになります。便宜上、今回優勝した劉詩雯までを記載します。

ランキング 選手名 ランキングポイント 加算大会数 最低ポイント
1 朱雨玲 中国 16185 8 1440
2 陳夢 中国 16170 8 1575
3 石川佳純 日本 13830 8 1530
4 馮天薇 シンガポール 13220 8 600
5 伊藤美誠 日本 13005 8 1350
6 平野美宇 日本 12796 8 563
7 王曼昱 中国 11949 7 600
8 鄭怡静 台湾 11880 8 1080
9 陳幸同 中国 11412 8 300
10 陳思羽 台湾 11175 8 1125
11 杜凱栞 香港 11049 8 1080
12 早田ひな 日本 10935 8 1260
13 李皓晴 香港 10549 8 789
14 丁寧 中国 10530 6 900
15 徐孝元 韓国 10339 8 630
16 佐藤瞳 日本 10320 8 900
17 加藤美優 日本 10014 8 789
18 リ・ジエ オランダ 9935 8 57
19 森さくら 日本 9789 8 1080
20 劉詩雯 中国 9665 6 300
ここで、「加算大会数」とは現在のランキングポイントの計算に使用されている大会数です。ランキングポイントには最大8大会のポイントしか加算できません。また、最低ポイントは現在のランキングポイントに加算されているポイントの内で最も低い大会のポイントです。つまり、最低ポイントより高いポイントを獲得した場合は加算するポイントが最低ポイントと交換になり、その差が増加します。加算大会数が「8」に達していない場合は獲得ポイントがそのまま加算されます。
ランキングポイントの計算方法の詳細はこちらで説明しています。)

さて、ここにカタールオープンの試合結果、獲得ポイント、変更後の新ポイント、およびその新ポイントに基づく最新ランキング順位をまとめてみます。

ランキング 選手名 現Rポイント 加算数 最低ポイント 最終結果 獲得ポイント 新ポイント
1 朱雨玲 16185 8 1440 1回戦* 563 16185
2 陳夢 16170 8 1575 準決勝 1800 16395
3 石川佳純 13830 8 1530 準決勝 1800 14100
4 馮天薇 13220 8 600 2回戦 1350 13970
5 伊藤美誠 13005 8 1350 1回戦* 563 13005
6 平野美宇 12796 8 563 準々決勝 1575 13808
7 王曼昱 11949 7 600 準優勝 2025 13974
8 鄭怡静 11880 8 1080 2回戦 1350 12150
9 陳幸同 11412 8 300 2回戦 1350 12462
10 陳思羽 11175 8 1125 1回戦* 563 11175
11 杜凱栞 11049 8 1080 1回戦* 563 11049
12 早田ひな 10935 8 1260 2回戦 1350 11025
13 李皓晴 10549 8 789 2回戦 1350 11110
14 丁寧 10530 6 900 2回戦 1464 11994
15 徐孝元 10339 8 630 1回戦* 563 10339
16 佐藤瞳 10320 8 900 準々決勝 1689 11109
17 加藤美優 10014 8 789 2回戦 1350 10575
18 リ・ジエ 9935 8 57 不出場 0 9935
19 森さくら 9789 8 1080 1回戦* 563 9789
20 劉詩雯 9665 6 300 優勝 2364 12029
(「1回戦*」はシード選手の1回戦敗退を示します。この場合獲得ポイントは通常の1回戦敗退の1125ポイントの半分になります)

カタールオープン後の新ランキングポイントで並び替えると以下のようになります。

新ランキング 前ランキング 選手名 新ポイント 最終結果 獲得ポイント
1 2 陳夢 16395 準決勝 1800
2 1 朱雨玲 16185 1回戦* 563
3 3 石川佳純 14100 準決勝 1800
4 7 王曼昱 13974 準優勝 2025
5 4 馮天薇 13970 2回戦 1350
6 6 平野美宇 13808 準々決勝 1575
7 5 伊藤美誠 13005 1回戦* 563
8 9 陳幸同 12462 2回戦 1350
9 8 鄭怡静 12150 2回戦 1350
10 20 劉詩雯 12029 優勝 2364
11 14 丁寧 11994 2回戦 1464
12 10 陳思羽 11175 1回戦* 563
13 13 李皓晴 11110 2回戦 1350
14 16 佐藤瞳 11109 準々決勝 1689
15 11 杜凱栞 11049 1回戦* 563
16 12 早田ひな 11025 2回戦 1350
17 17 加藤美優 10575 2回戦 1350
18 15 徐孝元 10339 1回戦* 563
19 18 リ・ジエ 9935 不出場 0
20 19 森さくら 9789 1回戦* 563

現時点では陳夢が朱雨玲を逆転して1位に返り咲いています。陳夢も朱雨玲も今月のドイツオープンには出場しないみたいなので、4月頭のランキング時点でこの順位は変わりません。なお、15位以降は21以下から上がってくる選手もいるので変わると思います。

1位、2位と3位は2000ポイント近い差があるので4月のランキングでもこのままと思われますが、3位以下は混戦なのでポイントの高い来週のドイツオープンの結果如何で4月のランキングは大きく変わってくると思います。

そういう面でも来週のドイツオープンは楽しみです。
2018カタールオープンの最終結果についてはこちらをご覧ください。

2017年11月14日火曜日

石川佳純、覚醒か?朱雨玲に善戦 - ドイツオープン 女子シングルス 準決勝

11月12日に行われたドイツオープンの女子シングルスで石川佳純が現在世界ランキング1位の中国の朱雨玲と対戦しました。

第1ゲームは4-11で簡単に4-10から6連続ポイントで10-10のデュースに持ち込みましたが10-12で取られてしまいました。第3ゲームは0-3から6-5と逆転しその後一進一退で何度も同点になり9-10で先にゲームポイントを握られましたがしのいで12-11で逆にゲームポイントを握りました。このゲームポイントは逃したものの13-12で再度ゲームポイントを握り、リターンがエッジボールになり14-12で取りました。第4ゲームは、朱雨玲が終始石川佳純をリードし、5-11で取られてしまいゲームカウント1-3と後がなくなりました。第5ゲームは6-2と序盤リードしましたが、追い上げられて8-11で取られ、ゲームカウント1-4で負けました。

試合結果:石川佳純 vs 朱雨玲 1-4(4-11,10-12,14-12,5-11,8-11)

 結果として1ゲームしか取れませんでしたが6連続ポイントや逆転、デゥース合戦など、内容的には競った試合でした。石川佳純は、迷いがなくアグレッシブにとにかく攻めて相手コートの際を狙い、反応も俊敏で高速ラリーでも負けず何度も相手を打ち抜いて、4月のアジア選手権の平野美宇を思い出させる戦いぶりでした。平野美宇がアジア選手権で中国のトップ選手を次々と破ったのを見て「こうやって中国選手に勝てばいいんだ」と思ったらしいですが、それを実践したかのようでした。負けはしたものの内容的には準々決勝の武楊戦以上に自信になる戦いだったのではないかと思います。今年は中国選手にも8連敗でしたが、今回の2勝で苦手意識は解消できたのではないでしょうか。また、今回の戦いぶりで、今年1月の全日本選手権で平野美宇に負けて以来、先月のワールドカップ1回戦負けまでくすぶっていたもやもやを払拭できたと感じました。今後の活躍に期待します。

来年の全日本選手権の決勝は平野美宇と石川佳純の再戦となればうれしいです。どちらが勝てばうれしいかはここではあえて言いませんが。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。

平野美宇/早田ひなペアが優勝 - ドイツオープン女子ダブルス

卓球の2017ワールドツアーのドイツオープン最終日の11月12日に行われた女子ダブルス決勝で平野美宇と早田ひなの「みうひな」ペアが台湾のペアを破ってシニアでははじめて組んだペアで優勝しました。おめでとうございます!

 決勝は台湾の鄭怡静(チェンイーチン)/陳 思羽(チェンスーイー)との対戦でした。鄭怡静は現在世界ランキング7位で昨年のワールドカップ決勝では平野美宇に敗れましたが、今年のワールドカップ3位決定戦で平野美宇に勝っています。平野美宇にとってはいわば因縁の対決でした。
 第1ゲームは最初から平野美宇のサービスエースが2本出て4-0と出足好調で終始2ポイント以上を保ちながら11-7で取りました。2ゲーム目は、3-3から3-7と4連続ポイントを許しましたが6-7と追い上げ、ここで台湾ペアがタイムアウトを取りましたが、その後も3連続ポイントで9-7とし11-8で取りました。第3ゲームは3ポイント取った後2ポイント返され3-2から5連続ポイントで8-2と絶好調で1ポイント取られた後2ポイントを取り10-3でマッチポイントを迎えました。もうこれは決まったと思ったのですが、最後の1ポイントがなかなか決まりません。急にミスが出始め、相手の4ポイント連取で10-7と迫られたところで馬場監督がたまらずタイムアウトを取りましたが、タイムアウト明けも2ポイント連取されとうとう10-9と1ポイント差までせまられた。台湾ペアはマッチポイントを握られているのになにやら笑って話し合っているのが不気味でした。しかし、最後は平野美宇が4球目をスマッシュで決めて優勝が決定しました。最後はヒヤヒヤする展開でしたが決まってよかったです。この試合では、平野美宇のサービスエースが随所で決まりライジングショットも出て調子が良かったです。早田ひなの遠目からの低いドライブも良く決まっていました。


試合結果:平野美宇/早田ひな vs 鄭怡静/陳思羽(台湾) 3-0(11-7,11-8,119)

 男子ダブルスは今回絶好調の張本智和/木造勇人ペアと韓国の李尚洙/鄭栄植ペアの対戦でした。張本智和/木造勇人ペアが今回好調とはいえ韓国の李尚洙も今回シングルスで中国の許昕をストレートで倒しており好調なので油断はできませんでした。
 二人との昨日の準決勝の好調さを維持しているようで第1ゲームを11-8、第2ゲームを11-3と圧倒して取った時点では、前日の準決勝同様に楽勝かと思いました。ところが、第3ゲームで勝ちを意識したのかミスが多く出て5-11で取られ、接戦になった第4ゲームもマッチポイントを逃し14-16で取られてしまいました。第5ゲームは焦りが出たのかなかなかいいところが出せず、最後は張本智和のサーブミスで6-11で3ゲーム連取され、ゲームポイント2-3で逆転されてしまいました。張本智和/木造勇人ペアは今度こそ優勝と思ったのですが、メンタル面の弱さが出てしまった感じです。優勝までは試練がありますね。

試合結果:張本智和/木造勇人 vs 李尚洙/鄭栄植 2-3(11-8,11-3,5-11,14-16,6-11)

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。







2017年11月12日日曜日

石川佳純が中国の武楊を寄せ付けず完勝 - ドイツオープン シングルス 準々決勝

卓球のワールドツアープラチナのドイツオープンの本戦3日目の11日に行われた女子シングルスの準々決勝で、石川佳純がなかなか勝てなかった中国選手と対戦しストレートで勝ち今日12日の準決勝に駒を進めました。準決勝と決勝は今日12日に行われます。

 石川佳純は今年対戦した中国選手には2軍選手も含め8回負けています。また今回の武楊は中国1軍の選手で世界一のチョッパーとも言われるカットの名手でチョッパーともいわれる強い選手で、石川佳純との対戦成績は石川佳純の1勝6敗でした。
中国選手を苦手にしている上にそんな相手ですから、石川佳純もここまでかというのが大方の予想だったのかもしれません。しかし、試合が始まると石川佳純は攻撃的に武楊のカットでの返球を相手コートに叩きつけ、それがおもしろいように決まっていました。たぶん十分にカットマン対策が出来ていたのでしょう。もう試合のない佐藤瞳や橋本帆乃香にも協力してもらっていたのかもしれません。相手の武楊はなす術がない感じで、途中からは意気消沈、戦意喪失と言った感じでした。石川佳純も最後の試合は圧勝で余裕すらありました。
 試合を終わった石川佳純の久しぶりの満面の笑みが忘れられません(テレ東さん、写真拝借すいません)。

伊藤美誠は平野美宇を1回戦で倒した中国の馮亜蘭との対戦でした。美誠パンチも随所で決まり相手を手こずらせ第1ゲームを難なく取りましたが、第2ゲームを接戦で落としました。第3ゲーム以降はさすがに中国の1軍選手で今年調子がいい馮亜蘭に慣れられたのかたまにいいパンチを繰り出すものの続かず勝つことはできませんでした。男子シングルスの準々決勝では、松平健太が中国の樊振東(世界ランキング2位)と対戦しましたが勝つことはできませんでした。

シングルス準々決勝の結果は以下のとおりです。
(女子)*石川佳純以外は全員中国の選手です。
×伊藤美誠 vs 馮亜蘭〇 4-1(11-6,13-15,4-11,7-11,9-11)
〇陳夢 vs 陳可× 4-3(9-11,11-4,11-5,9-11,6-11,11-5,14-12)
〇朱雨玲 vs 王曼昱× 4-2(10-12,11-7,11-6,11-9,8-11,11-6)
〇石川佳純 vs 武楊× 4-0(11-4,11-7,11-8,11-3)
(男子)
×松平健太 vs 樊振東(中国)〇 1-4(8-11,6-11,5-11,11-8,9-11)
〇李尚洙(韓国) vs 許昕(中国)× 4-0(11-6,11-9,11-4,12-10)
〇オフチャロフ(ドイツ) vs 黄鎮廷(香港)× 4-2(11-1,5-11,11-5,7-11,11-4,11-3)
〇ボル(ドイツ) vs 林高遠(中国)× 4-1(11-7,11-9,13-15,11-7,14-12)

おもしろかったのは王曼昱と対戦した朱雨玲でした。ゲームカウント3-1とリードした5ゲーム目で熱戦になっている陳夢-陳可戦がゲームオールのデュースになってるのが直接かテレビで見えて気になり、何度も顔を上げて構えに入らずサーブしようとする王曼昱を待たせるシーンがあり(たぶん遅延行為でイエローカードをもらった)ました。そのゲームを追い上げましたが落とすと、ベンチに行かず試合を見にベンチと反対側に試合を見に行っていたようです。それでも王曼昱に勝ってしまう朱雨玲の強さはすごいですが、きっと後でコーチに怒られますね。

準決勝は本日12日に以下のスケジュールで行われます。
石川佳純 vs 朱雨玲 10:00(日本時間18:00)
陳夢 vs 馮亜蘭         10:40(18:40)
オフチャロフ vs 樊振東 11:20(19:20)
ボル vs 李尚洙   12:00(20:00)

決勝は女子が15:30(23:30)、男子が16:00から始まりますが、直前の男子ダブルス決勝戦が終了次第始まりますので開始時間は前後します。

試合の模様はテレビ東京のホームページYoutubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。

平野美宇/早田ひなペア、張本智和/木造勇人ペアが決勝に進出 - ドイツオープン 男女ダブルス

卓球のワールドツアープラチナのドイツオープンの3日目11日に男子と女子のダブルスの準決勝が行われました。

 平野美宇/早田ひなペアは、中国の朱雨玲(世界ランキング1位)/陳夢(同2位)ペアを準々決勝で破った顧玉婷(中国)/蘇慧音(香港)ペアと対戦しました。第1ゲームは軽快な動きで11-7で取りましたが、第2ゲームで相手も動きがよくなり鋭い返球が返ることも多く日本側のミスもあり3-11で取られ不安になりました。第3ゲームは2-4から5-5に追いつきその後つかず離れずで8-8になったあと日本が先にゲームポイントを握りましたが逆転されてしまいゲームポイントも1-2と逆転され相手に王手をかけられました。第4ゲームは日本側が常に先行して取りゲームポイント2-2でタイに持ち込みました。第5ゲームは日本が追い上げ4-5となったところで相手がタイムアウトを取りましたが逆転し11-7で取りました。最後のゲームは二人のドライブが決まりだして完全に押していました。決勝は、やはり準決勝をゲームオールで勝ち上がった台湾のペアとの対戦になります。
ドイツオープン準決勝のみうひなペア

 昨日中国最強ペアを破って勢いに乗る張本智和/木造勇人ペアは、その勢いが止まらず第1ゲームこそ接戦になりましたが、第2、3ゲームは相手を寄せ付けないゲームでストレートで勝ちました。二人ともシングルスでは1回戦で負けてしまいましたがよほど相性がいいのでしょうか。まだ15歳と18歳なので今後より強い世界最強ペアに成長してほしいです。

以下は、ダブルスの準決勝の結果です。
(男子ダブルス)
〇木造勇人/張本智和 vs 何鈞傑/黄鎮廷(香港)×  3-0(15-13,11-2,11-4)
〇鄭栄植/李尚洙(韓国) vs 林兆恒(香港)/干子洋(中国)× 3-1(11-5,11-8,1-11,11-3)
(女子ダブルス)
〇平野美宇/早田ひな vs 顧玉婷(中国)//蘇慧音(香港)× 3-2(11-7,3-11,10-12,11-6,11-7)
〇陳思羽/鄭怡静(台湾)  vs 杜凱栞/李皓晴(香港)× 3-2(11-3,6-11,9-11,11-8,11-8)

なお、決勝は本日次のスケジュールで行われます(男子決勝の時間は目安で女子ダブルスの終了後に開始します)。

平野美宇/早田ひな vs 陳思羽/鄭怡静(台湾) 14:30(日本時間22:30) TABLE1
張本智和/木造勇人 vs 鄭栄植/李尚洙(韓国) 15:00(23:00) TABLE1

みうひなペアでの出場はシニアでは今回初めてだと思うので試合をしながらだんだん息が合い始めていると思います。張本智和/木造勇人ペアは絶好調です。もちろん、気が許せる相手ではないと思いますが、勝つ確率は高いと思うのでダブル優勝してほしいです。

試合の模様はテレビ東京のホームページYoutubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。また、これらのサイトではみうひなペアや張本智和/木造勇人ペアの終了した試合も視ることができます。


2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。

松平健太はベスト8、水谷隼は2回戦敗退 - ドイツオープン 男子シングルス 2回戦

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは11日に行われた男子シングルスの2回戦で松平健太が勝ち準々決勝に進みました。水谷隼は接戦でしたが敗退しました。

2回戦の結果は以下のとおり。

松平健太 vs 丁祥恩(韓国)4-1(11-13,11-8,11-7,11-8,11-5)
水谷隼 vs  李尚洙(韓国)  3-4(3-11,7-11,11-4,13-10,11-9,8-11,14-16)

松平健太は第1ゲームを接戦で落としたものの残りの4ゲームを危なげなくものにしゲームポイント1-4で勝ちました。水谷隼は、最初簡単に2ゲームを落とした後に接戦を含め3ゲームを連取してゲームカウントで3-2と逆転しましたが次のゲームを取られ3-3となりゲームオールになりました。最終ゲームは終盤わずかにリードされましたが追いついてデュースに持ち込みお互い一歩も譲らない戦いになりましたが最後は李尚洙に決められてしまいました。最近の水谷選手はどうも試合中に落ち着きがないように思います。ワールドカップの時は試合中にラケットを床に叩きつけることがありましたが、今回も床にこそ叩きつけませんでしたが卓球台に叩きつけてました。参加してT2APACやヨーロッパリーグでは好調なようなので残念です。

男子シングルスの準々決勝は本日(11日)に以下のスケジュールで行われます。

松平健太 vs 樊振東(中国)19:00(日本時間27:00) Table1
李尚洙(韓国)vs 許昕(中国)19:00(27:00) Table2
黄鎮廷(香港) vs オフチャロフ(ドイツ)19:40(27:40) Table1
ボル(ドイツ)vs 林高遠(中国)20:20(28:20) Table1

試合の模様はテレビ東京のホームページYoutubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方式についてはこちらをご覧ください。

2017年11月11日土曜日

水谷隼、松平健太が2回戦選出、張本智和は敗退 - ドイツオープンの男子シングルス 1回戦

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは10日に行われた男子シングルスの1回戦で水谷隼と松平健太の2人が勝ち2回戦に進出した。しかし、ダブルスで中国ペアに勝った張本智和と木造勇人をはじめ7名の選手が1回戦で敗退した。

1回戦の結果は以下のとおり。

〇松平健太 vs ドリンクホール(イギリス)× 4-1(11-7,11-4,11-6,8-11,11-9)
×丹羽孝季 vs 丁祥恩(韓国)〇 2-4(11-5,9-11,5-11,12-10,6-11,7-11)
×森薗政崇 vs 黄鎮廷(香港)〇 0-4(5-11,8-11,5-11,8-11)
×木造勇人 vs 閻安(中国)〇   1-4(12-14,11-8,9-11,9-11,7-11)
×上田仁 vs シモン・ゴジ(フランス)〇 3-4(10-12,11-9,11-9,10-12,12-10,8-11,5-11)
×吉村真晴 vs 林高遠(中国)〇 0-4(9-11,4-11,5-11,4-11)
〇水谷隼 vs B・シュテガー(ドイツ)× 4-3(5-11,11-8,11-3,9-11,3-11,11-4,11-7)
×大島裕哉 vs 許昕(中国)〇   2-4(8-11,11-13,11-8,4-11,11-7,7-11)
×張本智和 vs M・フレイタス(ポルトガル)〇 2-4(11-9,8-11,14-16,11-9,7-11,8-11)

他の国で2回戦に進んだ主な選手は、樊振東(中国)、オフチャロフ(ドイツ)、ボル(ドイツ)、陳建安(台湾)、李尚洙(韓国)などです。

男子シングルスは2回戦と準々決勝がは11日(本日)に行われます。2回戦は、11:40(日本時間19:40)、12:20(20:20)、14:00(22:00)、14:40(22:40)に分けて2試合ずつ行われます。準々決勝は19:00(27:00)から2試合、1試合、1試合の順で行われる予定ですが詳細はまだ決まっていません。

日本選手の2回戦は、以下のスケジュールで行われます。

松平健太 vs 丁祥恩(韓国)11:40(日本時間19:40) Table1
水谷隼 vs  李尚洙(韓国)  14:40(22:40) Table2

試合の模様はテレビ東京のホームページYoutubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。画面で見たい TABLE(卓球台)( Table1かTable2)を選んでください。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方式についてはこちらをご覧ください。

張本智和/木造勇人ペアが中国の樊振東/許昕ペアを撃破 - ドイツオープン男子ダブルス準々決勝

卓球のワールドツアープラチナのドイツオープンのダブルス本戦2日目は準々決勝4試合が行われました。

張本智和(JOCエリートアカデミー)/木造勇人(愛工大名電高校)の10代ペアは中国での樊振東/許昕と対戦しました。樊振東は現在世界ランキング2位で許昕は現在ランキングからは外れていますが先月の世界ランキングでは3位だったので、ほぼ世界最強と言っていいペアです。張本智和/木造勇人ペアはこの最強ペアにすでに今年6月の中国オープンで勝っており2度目の対戦でした。1、2ゲームは接戦になりましたが勝って次の3ゲーム目も取りなんとストレートで勝ってしまいました。前回の中国オープンでは決勝で同じ日本のペアに負けて準優勝でしたが、今回はもう日本ペアもいないので優勝狙うしかないです。

 最年少ダブルスペアといえばご存じの平野美宇と伊藤美誠の「みうみま」ペアです。みうみまペアは2014年に同じドイツオープンとスペインオープンで二人とも13歳で優勝し、その年の12月のグランドファイナルでも優勝しました。張本智和/木造勇人ペアもこのドイツオープンに優勝して、来月のグランドファイナルでも優勝してほしいです。

その平野美宇と早田ひなのみうひなペアは韓国の田志希/梁夏銀と対戦しました。田志希(チョン・ジヒ)と梁夏銀(ヤン・ハウン)は今年早田ひなが参戦しているT2APACに参戦しているので早田ひなにとってはよく知っている選手です。そんなに簡単な試合ではなかったです。1ゲームは大きくリードしていましたが追い上げられて11-9で取り、2ゲーム目は8-9から逆転で11-9で取り、3ゲーム目も出だし悪く先行され8-8に追いついたものの8-11で取られ、4ゲーム目は5-6から6連続ポイントで11-6で取ってゲームカウント3-1で勝利でした。次の準決勝は、世界ランキング1、2位の中国の朱雨玲と陳夢のペアを倒した中国/香港混合ペア(顧玉婷/SOO Wai Yam Minnie)との対戦なので大変ですが、ここで勝てば優勝が見えてきます。平野美宇も早田ひなもシングルスは敗退したのでダブルスに集中して是非優勝してください。

次は昨日の準々決勝の結果です。

平野美宇/早田ひな vs 田志希/梁夏銀(韓国) 3-1(11-9,11-9,8-11,11-9)
木造勇人/張本智和 vs 樊振東/許昕(中国)    3-0(13-11,12-10,11-6)

準決勝は次のスケジュールで行われます。
(男子ダブルス)
木造勇人/張本智和 vs 何鈞傑/黄鎮廷(香港)  AM10:00(日本時間18:00)  TABLE1
林兆恒(香港)/干子洋(中国) vs 鄭栄植/リーサンス AM10:00(同18:00) TABLE2
(女子ダブルス)
平野美宇/早田ひな vs 顧玉婷/SOO W Y M AM10:30(同18:30)  TABLE2
杜凱栞/李皓晴(香港) vs 陳思羽/鄭怡静(台湾)  AM10:30(同18:30) TABLE1

試合の模様はテレビ東京のホームページまたはYoutubeのテレビ東京卓球チャンネルで視ることができます。画面で見たい TABLE(卓球台)を TABLE1~TABLE4 から選んでください。
また、ITTF(国際卓球連盟)のライブ配信(itTV)でも視ることができます(登録が必要です)。


伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が中国に勝利、対中国に5戦3勝 - ドイツオープン女子シングルス1回戦

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは10日に行われた女子シングルスの1回戦で伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が中国選手を破り同じ10日に行われる2回戦に進みました。

平野美宇は残念ながらゲームカウント2-4で敗れました。橋本帆乃香はゲームオールまでもつれ一度はマッチポイントを握ったのもののゲームカウント3-4で敗れてしまいました。石川佳純は、韓国の鄭先知にストレートで勝ち2回戦に進みました。

〇石川佳純 vs 鄭先知(台湾)4-0(11-10, 11-8, 11-7, 11-8)
×平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)2-4(8-10, 12-10, 8-10, 8-10, 13-11, 4-11)
〇伊藤美誠 vs 顧玉婷(中国)4-3(7-11, 15-13, 3-11, 11-8, 11-6, 5-11, 11-5)
×長崎美柚 vs 杜凱栞(香港)2-4(5-11, 11-7, 11-9, 9-11, 9-11, 7-11)
〇早田ひな vs 孫銘阻(中国)4-2(11-9, 11-6, 10-12, 9-11, 11-6, 11-8)
×橋本帆乃香 vs 陳可(中国)3-4(11-8, 9-11, 11-8, 6-11, 9-11, 11-9, 10-12)
〇佐藤瞳 vs 王芸迪(中国)   4-2(12-10, 5-11, 11-9, 11-7, 9-11, 11-6)

2回戦に進んだのは4人ですが、3人が中国選手との試合で勝っており中国選手との対戦成績は5戦で3勝2敗と勝ち越しています。いままで、オーストラリアオープンやオーストリアオープンでは1回戦でことごとく予選から上がって来た中国選手に倒されていたのですが今回はだいぶ状況が異なります。また、中国に危機感を与えるでしょうか。といっても、いままでの大会で予選から上がっていい成績を上げた選手はシード選手に上がっている選手もいるので、予選に出ている中国選手は今までより下位の選手です。ただ、伊藤美誠が破った顧玉婷は今年ワールドツアーで平野美宇に3連勝中でこの間のオーストリアオープンでは準決勝まで進んだ選手で中国の一軍の選手ですし、佐藤瞳が勝った王芸迪は二軍の選手ですが石川佳純がオーストリアオープンの1回戦で負けた相手なのでけして下位ではないです。

女子シングルス2回戦は10日(本日)に以下のスケジュールで行われます。女子シングルス2回戦は、17:10(25:10)、18:00(26:00)の2つの時間帯で4試合ずつ行われます。

石川佳純 vs 徐孝元(韓国)18:00(日本時間26:00) T1
伊藤美誠 vs 早田ひな         18:00(26:00) T2
佐藤瞳 vs 陳夢(中国)      18:00(26:00) T4

2回戦に進んだ中国選手は10人、日本選手は4人です。中国選手同士の対戦も石川佳純のいる山で3試合、伊藤美誠らのいる山で1試合あります。それだけに伊藤美誠と早田ひなの日本選手同士の対戦はもったいなかったです。

試合の模様は、Youtubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。画面で見たい TABLE(卓球台)を TABLE1~TABLE4 から選んでください。
また、ITTF(国際卓球連盟)のライブ配信(itTV)でも視ることができます(登録が必要です)。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。

2017年11月10日金曜日

女子シングル本戦、中国は9人が予選通過し総勢13人、1回戦での日本との対戦は5戦 - ドイツオープン

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは昨日9日にシングルスの予選が終わり本戦進出の16選手が決定しました。また、それにともない組み合わせで空いていた16枠が埋められ、シード選手の対戦相手が決まりました。

 女子では、日本のシード選手は石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳、橋本帆乃香の6名、中国は朱雨玲、陳夢、王曼昱(ワンマンユ)、武楊の4名です。予選通過は、日本は13名中1人(長崎美柚)、中国は11人中9人でした。

 この結果、本戦の組み合わせでは日本選手は7名ですが、中国選手はほぼ倍の13名います。このため1回戦から日本選手と中国選手の対戦が5戦あります。平野美宇も中国一軍の馮亜蘭と対戦します。平野美宇は、馮亜蘭とは昨年の中国スーパーリーグで対戦していてその時は3-0(12-10,11-9,11-7)で勝っています。しかし、馮亜蘭は今年は調子がよく3月に行われた国内の大会でも好成績を残しているので油断はできません。

 また、組み合わせでは後半の山に石川佳純以外の日本選手6人がいるため(中国選手も朱雨玲をはじめ7人)、日本選手と中国選手の対戦は5試合ともこちらの山で、勝ち上がっていくには中国選手を倒していくしかありません。

男子は、日本のシード選手は水谷隼、丹羽孝季、松平健太、張本智和の4名、中国は樊振東、許昕、張継科、林高遠、閻安の5名です。予選通過は、日本は12名中5人(森薗政崇、吉村真晴、木造勇人、上田仁、大島裕哉)、中国は3人中1人(周瑜)だけでした。女子とは好対照な構図ですね。
本戦の組み合わせでは日本選手は9名ですが、中国選手は6名です。日本選手は前半の山に4人、後半の山に5人、中国選手は前半の山に4人、後半の山に2人とある程度散らばっていますが日本選手と中国選手の対戦は3戦あります。

以下は本日の対戦予定です。
女子:
石川佳純 vs 陳思羽鄭 先知(台湾)12:20(日本時間20:20) T4(TABLE4)
平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)13:10(21:10) T1
伊藤美誠 vs 顧玉婷(中国)13:10(21:10) T2
長崎美柚 vs 杜凱栞(香港)13:10(21:10) T3
早田ひな vs 孫銘阻(中国)13:10(21:10) T4
橋本帆乃香 vs 陳可(中国)14:00(22:00) T3
佐藤瞳 vs 王芸迪(中国)   14:00(22:00) T4
*女子は、本日2回戦まであり平野は17:10(25:10)、他の選手は18:00(26:00)に行われます。
男子:
松平健太 vs ドリンクホール(イギリス)15:30(23:30) T3
丹羽孝季 vs 丁祥恩(韓国)15:30(23:30) T4
森薗政崇 vs 黄鎮廷(香港)16:20(24:20) T3
木造勇人 vs 閻安(中国)   16:20(24:30) T4
上田仁 vs シモン・ゴジ(フランス)19:30(27:30) T3
吉村真晴 vs 林高遠(中国)19:30(27:30) T4
水谷隼 vs B・シュテガー(ドイツ)20:20(28:20) T1
大島裕哉 vs 許昕(中国)   20:20(28:20) T2
張本智和 vs M・フレイタス(ポルトガル)20:20(28:20) T4
*男子の2回戦と準々決勝は明日行われます。

試合の模様はITTF(国際卓球連盟)のライブ配信(itTV)で視ることができます(登録が必要です)。画面で見たい TABLE(卓球台)を TABLE1~TABLE4 から選んでください。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、見どころについてはこちらをご覧ください。



みうひなペア、張本/木造ペアは1回戦突破、今日準々決勝 - ドイツオープン ダブルス

卓球のワールドツアープラチナのドイツオープンのダブルス本戦が昨日から始まりました。

女子は、平野美宇と早田ひなのみうひなペア、石川佳純と伊藤美誠のかすみまペアが参戦しています。男子は、丹羽孝季/上田仁ペアと木造勇人/張本智和ペアが参戦しています。

昨日の1回戦の結果は以下のとおりです。

〇平野美宇/早田ひな vs ドイツペア 3-0(11-6、11-4、11-9)
×石川佳純/伊藤美誠 vs リュウ・ジャ/チャン・モー 2-3(10-12、7-11、11-7、11-8、12-14)
×丹羽孝季/上田仁 vs 林兆恒(香港)/干子洋(中国) 0-3(12-14、6-11、4-11)
〇木造勇人/張本智和 vs フィルス/ワルサー(ドイツ) 3-1(11-8、6-11、14-12、12-10)

かすみうペアは最後の最後まで争ったのですが惜しい負けでした。中国ペアが別の山なので、この試合に勝てたら決勝にいけたかもしれません。ブルガリアオープンで優勝しているかすみうですが立ち上がりが悪かったのが響きました。

今日はつぎのスケジュールで準々決勝が行われます。

平野美宇/早田ひな vs 田志希/梁夏銀(韓国) AM10:00(日本時間18:00)  TABLE3
木造勇人/張本智和 vs 樊振東/許昕(中国)  AM10:40(同18:40)  TABLE1

試合の模様はITTF(国際卓球連盟)のライブ配信(itTV)で視ることができます(登録が必要です)。画面で見たい TABLE(卓球台)を TABLE1~TABLE4 から選んでください。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、見どころについてはこちらをご覧ください。

2017年11月9日木曜日

前田美優 中国選手に11ポイント連取で逆転 今日準決勝 - ドイツオープンU21女子シングルス

昨日11/7から始まったワールドツアープラチナの2017ドイツオープンのU21女子シングルスで前田美優が順調に勝ち進んでいます。

前田美優は7日にあった2回戦で中国の張瑞と当たりゲームカウント1-2から逆転して3-2で勝ちました。特に圧巻だったのは第4ゲームで、最初の1ポイントを取られた後11ポイント連続でとり11-1で勝ちました。第5ゲームもその勢いのままものにしました。
試合の模様は、ITTF(国際卓球連盟)の動画配信サイトのitTVの以下のアドレスで視ることができます。
https://tv.ittf.com/video/maeda-miyu-zhang-rui/1025879
ドイツオープンU21の1回戦で中国選手に勝った前田美優
前田美優は昨日あった準々決勝でも勝ち本日9日に中国の孫銘阻(SUN Mingyang)と対戦します。是非勝って欲しいものです。孫銘阻は18歳の選手です(詳細不明。知ってる方コメントよろしく)。
準決勝は本日17:30(現地時間9:30)卓球台はTABLE2、勝てば
決勝は本日深夜3:00(現地時間19:00)TABLE1で行われます。
試合のライブ配信はITTF(国際卓球連盟)の配信サイト(itTV)で視ることができます。

ドイツオープンの概要はこちらをご覧ください。




2017年11月7日火曜日

ドイツオープン開幕、平野美宇ら日本は総勢35名、中国も24名 - きっと盛り上がる!

2017ドイツオープンが始まりました。本日から予選が始まります。本戦は、ダブルスは9日からシングルスは10日から始まります。
今回はシングルスの出場選手が多いため予選に時間がかかります。日本はいつものように多く35選手が参加します。
今回興味深いのは中国でワールドツアーはいつも男女6名ずつとかだったのですが、今年後半から少しずつ増やし始め、今回はなんと今年最も多い総勢24名です。内訳は以下のとおりです。
1. 男子
シード選手:5名、予選から出場の選手:3名、U21のみ:1名

2. 女子
シード選手:4名、予選からの出場選手:11名、U21:4名(シニアにも出場)

特筆するのは予選から出場する女子選手の多さです。そして、これらの選手が決して弱い選手でなく大部分が国家一軍の選手で超級リーグで活躍している選手が多いということです。日本の女子選手はシード6名で予選から13名なので、予選から中国選手との対戦を視ることができると思います。

今後も中国がこのように大量に選手をワールドツアーに投入してくれれば、中国リーグに参加しなくても中国選手との対戦機会が増えるので、この方針を継続して欲しいと思います。
なお、予選の組み合わせは次のアドレスでPDF形式で入手できます。

女子予選(グループステージ)の組み合わせ
男子予選(グループステージ)の組み合わせ

また試合の模様はここからライブ配信を視ることができます。TABLE1~4(卓球台1~4)の試合を見られるようです。

ドイツオープンの概要、参加選手、見どころについてはこちらをご覧ください。


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