中国深圳でワールドツアープラチナの2018中国オープンが開催されています。その2日目の昨日に行われた女子シングルス2回戦で、芝田沙季がトップシードの中国の朱雨玲(ジュ・ユーリン)を破り大金星を上げました。
試合では、4ゲームまでで朱雨玲がゲームカウント3-1であと1ゲームで勝利と王手を懸けていましたが、そこから芝田選手が攻めて3ゲームを連取し大逆転しました。芝田沙季は、前日の1回戦では第10シードの韓国の徐孝元(ソ・ヒョウォン)に勝っていて、昨日の夜に行われた準々決勝では韓国の田芝田(チョン・ジヒ)にも勝って準決勝進出を決めました。準決勝は今日、中国の丁寧と対戦します。芝田選手は今回自主参加枠で予選からの出場で火曜日と水曜日の予選を勝ち抜いて昨日木曜日からの本戦に進出していました。
女子シングルス2回戦 芝田沙季 vs 朱雨玲 4-3(5-11,11-9,7-11,8-11,11-9,11-8,11-5)
また、昨日行われた女子シングルス1回戦で第13シードの中国の孫穎莎(スン・インシャ)と対戦した浜本由惟は、ゲームカウント3-0とリードされてから4ゲームを連取するというなかなか見ない大逆転を演じました。孫穎莎はみうみまと同じ2000年生まれですが昨年6月のジャパンオープンで初めてのシニアの大会出場でいきなり優勝し続く中国オープンで準優勝し世界ランキングトップ10にも一時入っていたという強者です。浜本由惟も、芝田沙季と同じく自主参加で火曜日の予選から戦い本戦に進出していました。2回戦では、石川佳純と対戦し残念ながら敗退しました。
女子シングルス1回戦 浜本由惟 vs 孫穎莎 4-3(8-11,4-11,5-11,11-6,11-6,11-8,11-5)
また、男子シングルス1回戦では張本智和が中国の張継科と対戦しました。張本智和は最新の5月の世界ランキングでは10位です。一方、張継科は今回予選から開始ですが、これはしばらく兵役に服していて大会に出場しておらず先週の香港オープンからツアーに復帰したため世界ランキングが下がっているためです。その前は、トップ10に名を連ねるバリバリの中国トップ選手でした。ただ、今回はまだ完全に復調していないためか、張本智和の一方的な試合になり張本智和がストレートで勝ちました。張本はその後の2回戦でも中国トップ選手の世界ランキング5位の林高遠と対戦しこちらは負けてしまいました。
男子シングルス1回戦 張本智和 vs 張継科 4-0 (11-8,11-3,11-8,11-6)
男子シングルス2回戦 張本智和 vs 林高遠 1-4 (2-11,8-11,10-12,11-7,4-11)
その他にも佐藤瞳が世界ランキング9位のシンガポールの馮天薇に4-1で勝ち(準々決勝で丁寧に敗退)、伊藤美誠が中国の武楊を4-0で破っています。
中国オープンの詳細はこちらのページをご覧ください。
2018年6月2日土曜日
2018年4月5日木曜日
2018スペインオープン: 芝田沙季がU21に続き、女子シングルスでも優勝し二冠に
昨日に続いて、スペインオープン最終日で芝田沙季が前日のU21優勝に続き、女子シングルスでも優勝したことに関するITTFのニュースがあったのでこちらも訳しておきます。
4月1日に2018 ITTFチャレンジシリーズ スペインオープン女子シングルスで、昨日のU21で優勝した日本の芝田沙季が優勝し、タイトルリストに新たな1勝を加えた。
第5シードの芝田沙季は、日本選手同士の対戦で第1シードの佐藤瞳に勝利し、一番高い表彰台に立った(11-5, 11-9, 11-6, 13-15, 6-11, 11-7)。
試合の序盤では、同じ日本の佐藤瞳が駆使するバックスピンに芝田沙季が苦しむことはなかった。芝田沙季は常にトップスピンをかけ、チャンスがあれば方向を変え、対戦相手は展開を有利にするためにコートのすべての場所をカバーせざるを得なかった。
佐藤瞳のアタックに躊躇が見えたのは、第4ゲームで勝利が垣間見えたときだった。優勝は目の前だった。
佐藤瞳は勝利への執念で戦い、機会があれば守備から攻撃へと変化し、芝田沙季を悩ませた。接戦の第4ゲームを落としたあと、最初の3ゲームであった確信は、第5ゲームでは消えていた。
落ち着きを取り戻したのは、第6ゲームだった。1点ずつ1点ずつという使い古された言葉どおり、芝田沙季は集中し落ち着いて、10-7とリードし3回のマッチポイントを得、1回目で勝利をものにした。
注目すべきは、芝田沙季にとってこれがITTFチャレンジシリーズ女子シングルスの4回目の決勝であり、3度目の優勝だということだ。昨年のポーランドオープンでは芝田沙季は決勝で同じ日本の伊藤美誠に敗れた。その後、昨年の初めにベラルーシオープンで今回と同じカットマンと対戦し勝っている。このときは、芝田沙季はロシアのポリーナ・ミハイロワを倒して優勝した。
一方、ITTFワールドツアーとITTFチャレンジシリーズの両方で、佐藤瞳にとって5回目の女子シングルス決勝であり、決勝で初めての敗戦だった。
佐藤瞳は、2016年にはザグレブオープンで優勝し、昨年はベラルーシオープン、タイオープン、スロベニアオープンで勝っている。
(ITTF報道局マネージャ イアン・マーシャル)
(訳者注)原文では芝田沙季のチャレンジシリーズの決勝は3回目となっていたが、少なくとも2017ポーランドオープンで伊藤美誠に負けたとあるので「4回目」とした。また、2017ベラルーシオープンの優勝が、芝田沙季と佐藤瞳の両方に記述があり、調べたところ2017ベラルーシオープンでポリーナ・ミハイロワを破って優勝したのは佐藤瞳であり、芝田沙季が優勝したのは2016ベラルーシオープンで決勝の相手はベラルーシのビクトリア・パブロビッチだった。
芝田沙季が日本選手同士の試合を制し、タイトルを追加
2018年4月1日4月1日に2018 ITTFチャレンジシリーズ スペインオープン女子シングルスで、昨日のU21で優勝した日本の芝田沙季が優勝し、タイトルリストに新たな1勝を加えた。
第5シードの芝田沙季は、日本選手同士の対戦で第1シードの佐藤瞳に勝利し、一番高い表彰台に立った(11-5, 11-9, 11-6, 13-15, 6-11, 11-7)。
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| スペインオープン女子シングルス優勝者n芝田沙季(写真: Alvaro Diaz) |
佐藤瞳のアタックに躊躇が見えたのは、第4ゲームで勝利が垣間見えたときだった。優勝は目の前だった。
佐藤瞳は勝利への執念で戦い、機会があれば守備から攻撃へと変化し、芝田沙季を悩ませた。接戦の第4ゲームを落としたあと、最初の3ゲームであった確信は、第5ゲームでは消えていた。
落ち着きを取り戻したのは、第6ゲームだった。1点ずつ1点ずつという使い古された言葉どおり、芝田沙季は集中し落ち着いて、10-7とリードし3回のマッチポイントを得、1回目で勝利をものにした。
注目すべきは、芝田沙季にとってこれがITTFチャレンジシリーズ女子シングルスの4回目の決勝であり、3度目の優勝だということだ。昨年のポーランドオープンでは芝田沙季は決勝で同じ日本の伊藤美誠に敗れた。その後、昨年の初めにベラルーシオープンで今回と同じカットマンと対戦し勝っている。このときは、芝田沙季はロシアのポリーナ・ミハイロワを倒して優勝した。
一方、ITTFワールドツアーとITTFチャレンジシリーズの両方で、佐藤瞳にとって5回目の女子シングルス決勝であり、決勝で初めての敗戦だった。
佐藤瞳は、2016年にはザグレブオープンで優勝し、昨年はベラルーシオープン、タイオープン、スロベニアオープンで勝っている。
(ITTF報道局マネージャ イアン・マーシャル)
(訳者注)原文では芝田沙季のチャレンジシリーズの決勝は3回目となっていたが、少なくとも2017ポーランドオープンで伊藤美誠に負けたとあるので「4回目」とした。また、2017ベラルーシオープンの優勝が、芝田沙季と佐藤瞳の両方に記述があり、調べたところ2017ベラルーシオープンでポリーナ・ミハイロワを破って優勝したのは佐藤瞳であり、芝田沙季が優勝したのは2016ベラルーシオープンで決勝の相手はベラルーシのビクトリア・パブロビッチだった。
2018年4月3日火曜日
2018スペインオープン: 芝田沙季、1日8試合を戦い二冠に迫る
スペインオープンは、日本選手の活躍で終わりITTFニュースも日本選手、特に芝田沙季選手の写真であふれていますが、その1つとして最終日の前日で芝田沙季がU21で先週のドイツオープンに続く2週連族のU21優勝決める決勝を含め、1日に8試合をこなしたことを特集している記事を取り上げてみます。
3月31日にここスペイン グアダラハラで行われた2018ITTFチャレンジシリーズのスペインオープンの女子シングルス準決勝は、緊迫した時間だったが上位選手が生き残った。
特に日本にとってはいい結果で、佐藤瞳と芝田沙季が優勝に迫った。
第1シードの佐藤瞳は第3シードのハンガリーのポータと対戦し、7ゲーム(11-6, 10-12, 8-11, 13-11, 13-15, 11-7, 11-8)で勝利を手繰り寄せた。この試合で、ポータは勝利への強い執着を示した。
ゲオルギナ・ポータが守備型の選手を得意としていないのは確かで、実際、台に付いてのカウンターの打ち合いの方がポータにとってはやりやすい。
しかし、ほぼ1年前の4月30日に2017 ITTFチャレンジシリーズのスロベニアオープン女子シングルスで対戦し佐藤瞳がストレートで勝ったとき(11-8, 13-11, 11-9, 11-6)に比べれば、今回は大きく改善しているのが見て取れる。
佐藤瞳はわずかな差で勝利したが、第5シードの芝田沙季の場合はさらに差は少なかった。芝田沙季は韓国の金裕珍との対戦で、最終ゲームで最少得点差で勝った(6-11, 11-9, 14-12, 11-5, 9-11, 7-11, 11-9)。
しかし、勝利へ執着し精神的に最強でなければ危なかった。芝田沙季の場合は、さらに肉体的な強靭さと完璧な強さも必要だった。
これが、芝田沙季にとってこの日3試合目の女子シングルスの試合だった。この日の早い時間帯には大藤沙月と組んで女子ダブルスの準々決勝を戦って勝ち、準決勝に進んだが第1ゲームの終了後に大藤沙月の負傷で棄権していた。さらに輪をかけて、芝田沙季はU21女子シングルスでもこの日3試合を戦い優勝している。
結局、芝田沙季は最終日前日に戦えるすべての試合を戦った。1日に8試合である。これは、記録に違いない。
(ITTF報道局マネージャ イアン・マーシャル)
芝田沙季、完璧な強さで1日8試合を戦い決勝へ
2018年3月31日3月31日にここスペイン グアダラハラで行われた2018ITTFチャレンジシリーズのスペインオープンの女子シングルス準決勝は、緊迫した時間だったが上位選手が生き残った。
特に日本にとってはいい結果で、佐藤瞳と芝田沙季が優勝に迫った。
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| 芝田沙季にとって多忙な日だった(写真: Alvaro Diaz) |
ゲオルギナ・ポータが守備型の選手を得意としていないのは確かで、実際、台に付いてのカウンターの打ち合いの方がポータにとってはやりやすい。
しかし、ほぼ1年前の4月30日に2017 ITTFチャレンジシリーズのスロベニアオープン女子シングルスで対戦し佐藤瞳がストレートで勝ったとき(11-8, 13-11, 11-9, 11-6)に比べれば、今回は大きく改善しているのが見て取れる。
佐藤瞳はわずかな差で勝利したが、第5シードの芝田沙季の場合はさらに差は少なかった。芝田沙季は韓国の金裕珍との対戦で、最終ゲームで最少得点差で勝った(6-11, 11-9, 14-12, 11-5, 9-11, 7-11, 11-9)。
しかし、勝利へ執着し精神的に最強でなければ危なかった。芝田沙季の場合は、さらに肉体的な強靭さと完璧な強さも必要だった。
これが、芝田沙季にとってこの日3試合目の女子シングルスの試合だった。この日の早い時間帯には大藤沙月と組んで女子ダブルスの準々決勝を戦って勝ち、準決勝に進んだが第1ゲームの終了後に大藤沙月の負傷で棄権していた。さらに輪をかけて、芝田沙季はU21女子シングルスでもこの日3試合を戦い優勝している。
結局、芝田沙季は最終日前日に戦えるすべての試合を戦った。1日に8試合である。これは、記録に違いない。
(ITTF報道局マネージャ イアン・マーシャル)
2018年3月23日金曜日
2018ドイツオープンのU21女子シングルスで芝田沙季が中国選手を倒して優勝(ITTFニュース)
卓球のワールドツアープラチナの2018ドイツオープンで23日から始まる本戦に先立って行われたU21女子シングルスで芝田沙季(ミキハウス)が優勝しました。
この芝田沙季選手の優勝に関するITTFニュースがありましたので取り上げてみます。
カタールオープンでは第2シードだったが準々決勝で中国の張端の前に敗れてしまった。Seamaster 2018 ITTFワールドツアープラチナ ドイツオープンの優勝者決定戦でも日本の芝田沙季は同じ立場に立っていたが、そのような問題はもうなかった。
この芝田沙季選手の優勝に関するITTFニュースがありましたので取り上げてみます。
芝田沙季が優勝、新たなタイトルを追加
カタールオープンでは第2シードだったが準々決勝で中国の張端の前に敗れてしまった。Seamaster 2018 ITTFワールドツアープラチナ ドイツオープンの優勝者決定戦でも日本の芝田沙季は同じ立場に立っていたが、そのような問題はもうなかった。
3月22日、芝田沙季はU21女子シングルスで優勝を果たした。
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| 再び優勝をおさめた芝田沙季 (写真: Remy Gros) |
決勝戦で、芝田沙季は16歳の中国の黄穎琦(HUANG Yingqi)と対戦し4ゲーム(11-6、9-11、11-9、11-5)で破りタイトルを引き寄せた。注目するのは、黄穎琦は第24シードだが非常に優れた取れた選手で、1つ前の準決勝では第1シードの香港の蘇慧音の望みを絶ったという点だろう(9-11, 12-10, 11-8, 14-12)。
一方の準決勝で、芝田沙季は同じ日本選手であり、黄穎琦と同じ2002年生まれの長崎美柚(第11シード)と対戦した。
「対戦相手が積極的に攻めてきたときも含め、試合を通して
非常に落ち着いていることが出来ました」芝田沙季
注目すべき点として、芝田沙季がITTFワールドツアーのU21女子シングルス決勝に登場するのはこれが6回目と言うことだ。ITTFチャレンジシリーズ大会も含めると、合計は9回になる。反対に、黄穎琦はこれが初の決勝戦だ。
芝田沙季は、ワールドツアーでは2016年のブルガリアオープン、翌年のオーストラリアオープンを制している。また、2016年のベラルーシオープンとチェコオープン、2017年の韓国オープンでは準優勝をしている。昨年のITTFチャレンジシリーズ大会では、芝田沙季はベラルーシオープンとタイオープンで優勝し、スロベニアオープンで準優勝している。
「この試合ではうまく戦えたと思います。自分は今まで何度も決勝戦を
経験しています。対戦相手は初めての決勝戦なのでナーバスになっている
と思いましたし、自信を持って試合ができました」芝田沙季
日本がITTFワールドツアーU21シングルスで優勝したのは、これで74度目だ。2017チャレンジシリーズを含めると77度になる。
(訳者メモ)
芝田沙季は今月行われたカタールオープンでは予選突破して本戦に進みました。今回のドイツオープンでも昨日の本戦を突破して本戦に進みました。より、大きな大会での活躍が期待できそうです。
今年は、芝田沙季選手の飛躍の年になりそうですね。
また、大会での優勝と準優勝の記述が不明確なので、日本卓球協会のサイトで調べた結果、以下のとおりでした。
2016チャレンジシリーズ ベラルーシオープン 女子シングルス優勝
2016ワールドツアー ブルガリアオープン U21優勝(シングルス優勝は石垣優香)
2016ワールドツアー チェコオープン U21準優勝
2017ワールドツアー 韓国オープン U21準優勝
2017ワールドツアー オーストラリアオープン U21優勝
2017チャレンジシリーズ ベラルーシオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)
2017チャレンジシリーズ タイオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)
今年は、芝田沙季選手の飛躍の年になりそうですね。
また、大会での優勝と準優勝の記述が不明確なので、日本卓球協会のサイトで調べた結果、以下のとおりでした。
2016チャレンジシリーズ ベラルーシオープン 女子シングルス優勝
2016ワールドツアー ブルガリアオープン U21優勝(シングルス優勝は石垣優香)
2016ワールドツアー チェコオープン U21準優勝
2017ワールドツアー 韓国オープン U21準優勝
2017ワールドツアー オーストラリアオープン U21優勝
2017チャレンジシリーズ ベラルーシオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)
2017チャレンジシリーズ タイオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)
(芝田沙季選手の略歴)
1997年8月25日生まれ(20歳)
千葉県出身
四天王寺高校卒業
2018年3月時点の世界ランキング24位
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