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2019年10月15日火曜日

グラフで見る卓球の東京オリンピックへの道(女子偏)

卓球の代表レースを「東京オリンピック代表への道」としてホームページでまとめています。これは、シングルス代表2名の選考の基になる2020年1月の世界ランキングの対象となる大会から積算した暫定の2020年1月のランキングポイントを大会終了ごとに集計しています。

10月13日にワールドツアープラチナのドイツオープンが終わった後のこの暫定のランキングポイントは次のようになっています。


 伊藤美誠  平野美宇 石川佳純  加藤美優  佐藤瞳 早田ひな  芝田沙季 橋本帆乃香 木原美悠  長﨑美柚
12305 10175 9855 7545 7315 6760 5720 5520  4855 4670

今回は、ツイッターのフォロワーの方のリクエストで各大会時点での暫定ランキングポイントの推移をグラフにまとめましたのでここに掲載します(グラフ上をマウスでポイントするとその大会時点でのポイントが出ます)。


伊藤美誠は9月末時点では10865ポイントでしたが、10月の第1週にあったワールドツアーのスウェーデンオープンと第2週にあったドイツオープンで2週連続で女子シングルスで準優勝だったため一気にポイントを増やしました。これに対して、2番手の平野美宇と3番手の石川佳純はこの2大会でポイントを増やすことができず1位の伊藤美誠との差が開いてしまいました。
ただ、平野美宇と石川佳純は今週末にポイントの高い女子ワールドカップに出場するためここでポイントを稼いで伊藤美誠との差を縮めるチャンスです。


2019年7月16日火曜日

【卓球】T2ダイヤモンド マレーシアが開催(7/18~21)

5月末からの2か月にわたる6連戦の最後の大会となる2019 T2ダイヤモンド大会 マレーシアが7月18日から4日間にわたって行われる。
トップ16選手のみ出場、1大会の賞金総額50万ドル、試合をエキサイティングに魅せるための試合会場、試合時間の短縮、特殊な試合ルール、そして世界ランキングポイントにプラスアルファされるポイントとすべてが新しい試みの大会になっている。

日本選手は、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、加藤美優、張本智和、水谷隼、丹羽孝希の7選手が出場する。

試合は毎日、日本時間の午後1時と午後7時にそれぞれ4試合連続で行われる、夜9時からBSテレ東で2時間のテレビ放送がある。

T2ダイヤモンド大会 マレーシアの大会の概要、大会日程、出場選手、テレビ放送スケジュールについてはこちらをご覧ください。



2019年5月26日日曜日

【卓球】中国オープンを皮切りにワールドツアー5大会+T2ダイヤモンドの6連戦が始まる(5/30~7/21)

 今週の木曜日(予選は5/28(火曜))からワールドツアープラチナの中国オープンが始まります。
約2か月ぶりのワールドツアーですが、この中国オープンから約2か月の間にワールドツアー2大会とワールドツアープラチナ3大会がありその締めくくりにT2ダイヤモンド大会が行われます。

5/28-6/2: 中国オープン(ワールドツアープラチナ)
6/4-9: 香港オープン(ワールドツアー)
6/12-16: ジャパンオープン(ワールドツアープラチナ)
7/2-7: 韓国オープン(ワールドツアー)
7/9-14: オーストラリアオープン(ワールドツアープラチナ)
7/18-21: T2ダイヤモンド大会(マレーシア)

これらの大会が終わると、ワールドツアープラチナが年間6大会中4大会、通常のワールドツアーが年間6大会中3大会と年間の半分以上のワールドツアー/プラチナが終わったことになります。そのため、東京オリンピック代表を目指す選手にとってはこの連戦が代表レース前半の山場になります。

また、年間のランキングポイントの積算(「東京オリンピック代表への道」を参照)もこの期間は大きく動いていくと思います。

中国オープンの詳細についてはこちらをご覧ください。
ワールドツアーについての解説はこちらをご覧ください。
T2ダイヤモンド大会についてはこちらをご覧ください。

2018年8月24日金曜日

ダブルスは3ペアとも1回戦勝利で2回戦に - 卓球 チェコオープン

8月23日から本戦が始まった卓球のワールドツアーのチェコオープンの1日目に男子と女子のダブルスの1回戦が行われた。
日本の3ペアは順当に勝ち、8月24日に行われる準々決勝に駒を進めた。
この準々決勝に勝った場合、現地時間の同日午後に行われる準決勝を戦う。
決勝は、最終日の8月26日(日曜)に行われる。

<女子ダブルス結果>
平野/早田 vs ノスコワ/ポルカノバ*   3-0 (12-10, 11-4, 11-7)
石川/伊藤 vs ロイエット/GUISNEL(フランス) 3-0 (11-6, 14-12, 11-2)
<男子ダブルス結果>
張本智和/木造勇人 vs フランツィスカ/グロート*  8/24 10:40(日本時間17:40) T1

*=国の異なる選手の組んだ国際ペア

準々決勝には次のスケジュールで行われる。
平野美宇/早田ひな vs 陳可/王芸迪(中国)            10:00(日本時間17:00) T1
石川佳純伊藤美誠 vs サマラ/スッチ(ルーマニア)  10:00(日本時間17:00) T4
張本智和/木造勇人 vs フランツィスカ/グロート   10:40(日本時間17:40) T1

陳可/王芸迪ペアは先週、石川/伊藤ペアが破った相手なのでみうひなペアも絶対勝ってほしいです。

準決勝は女子は日本時間の18:40、男子は19:20ごろに開始される予定です。

2018チェコオープン女子ダブルスの概要とトーナメント表はこちらをご覧ください。
2018チェコオープン男子ダブルスの概要とトーナメント表はこちらをご覧ください。
2018チェコオープンの概要とライブ配信の視聴方法はこちらをご覧ください。




2018年8月18日土曜日

平野、石川、佐藤がベスト8に進出、佐藤瞳はすでに準決勝決定 ブルガリアオープン

平野、石川、佐藤がベスト8に進出

 卓球ワールドツアーのブルガリアオープン本戦2日目に行われた女子シングルス2回戦では、平野美宇、石川佳純、佐藤瞳が勝ってベスト8に残り準々決勝に駒を進めた。平野の相手は1回戦でエクホルムを4-2で倒したドイツのミッテルハムだったが4-0(11-2,11-2,11-4,11-4)とあっけない試合だった。石川は今年のヨーロッパチャンピオンのルーマニアのスッチとの対戦だった。4-1で勝ったが、途中審判とエッジかサイドかで揉め、対戦相手のスッチとも変な雰囲気になり後味の悪い試合となった。佐藤はダブルスのペアリング相手で同じミキハウスの橋本帆乃香とのカットマン同士の対戦となり促進ルールが適用されたがストレートで実力差を示した。
準々決勝は佐藤はすでに行われたが、平野と石川の試合は試合は3日目(8/18)に行われる。石川佳純は丁寧と平野美宇は劉高陽とそれぞれ中国勢と対戦する。

佐藤瞳は一足先に準決勝に駒を進める

 本戦2日目は女子と男子のシングルス2回戦が終了し、男女のベスト8が出揃った。女子シングルスの準々決勝は、平野美宇と石川佳純の2試合は3日目に行われるが、佐藤瞳の試合ともう1試合の2試合は2日の最後に行われた。
佐藤はハンガリーのポータとの対戦となったが4-0(11-9,11-5,11-5,11-7)とストレートで勝ち、翌日の準決勝に進んだ。準決勝は今大会のU21に優勝し、1回戦で伊藤美誠を倒した王芸迪との対戦となるが、今回は好調のようなので是非頑張ってほしい。

なお、3日目からの試合はテレビ東京卓球チャンネルでライブ配信がある。

2018ブルガリアオープン女子シングルスの概要とトーナメント表はこちらをご覧ください。
2018ブルガリアオープンの概要とライブ配信の視聴方法はこちらをご覧ください。




ブルガリアオープン 今日からテレビ東京卓球チャンネルでライブ配信

卓球ワールドツアーのブルガリアオープンが今日からYouTubeのテレビ東京卓球チャンネルで配信されます。

なお、今日のスケジュールは次のとおりです。



2018年8月7日火曜日

8月の世界ランキングが発表 張本智和が6位に躍進。平野美宇は1ランク下がって9位

国際卓球連盟のホームページで8月の卓球の世界ランキングが発表されましたので、トップ10の順位とランキングポイントおよび変動をまとめました。
張本智和はオーストリアオープンで準決勝まで行ったこともありランキングポイントが増え、中国の馬龍と韓国の李尚洙を抜いて6位になりました。中学3年生が世界ランキングで6位っていうのはギネスものじゃないかと思います。丹羽孝希と水谷隼も1ランク上げてそれぞれ11位と12位とトップ10復活が照準に入っています。

女子は、中国の劉詩雯(リュウ・シウェン)が6位から2位に、丁寧が17位から一気に7位に上がってきました。日本勢は、石川佳純が4位をキープ、伊藤美誠は1つ下げて6位になっています。平野美宇は、ポイントを増やしたものの1ランク下げ9位になってしまいました。

年内の大会も少なくなりましたが、平野美宇には年内の試合を頑張ってランキングを上げ、けしてトップ10から外れることのないようにしてほしいものです。ということで、ホームぺージでは、8月のランキングのトップ10のランキングポイントの増減とともに、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠の3選手の8月のランキングポイントの内訳と今後の出場試合をまとめてみました。

2018年8月の世界ランキングの詳細についてこちらをご覧ください。

2018年6月19日火曜日

7月の世界ランキングの予測(女子シングルス)

6月の世界ランキングでは多くの中国女子選手がランキングポイントを伸ばしてランキングを上げました(詳細はこちらのページをご覧ください)。しかし、7月はまたこれらの中国女子選手や日本女子選手の世界ランキングが大きく変動する可能性があります。

これは、昨年の6月にジャパンオープンと中国オープンのポイントの高いワールドツアープラチナ大会が2回あり、これら2大会でポイントを獲得した日本選手や中国選手が多いのですが、これらの獲得ポイントは6月中に失効するため7月のランキングポイントには算入されないためです(詳細は2018年の新ランキングポイントシステムの解説をご覧ください)。

一方、今月6月で獲得できるシニアランキングに大きく影響を与えるポイントはワールドツアーのジャパンオープンが主です(正確にはチャレンジシリーズの平譲オープンと大陸カップ戦の北中南米カップがありますが、出場選手が限られトップの順位には影響はないと思います)。

そこで、6月に失効するポイントと、ジャパンオープンでの獲得ポイントを踏まえて、7月の世界ランキングを予測してみたいと思います。

まず、現在の22位までのランキングと今回のジャパンオープンの結果と獲得ポイントをまとめてみます。

ランキング 選手名 現Rポイント 算入数 ジャパンOP最終結果 獲得ポイント
1 陳夢 16509 8 不出場 0
2 朱雨玲 16299 8 不出場 0
3 王曼昱 15849 8 準優勝 1620
4 石川佳純 14905 8 準々決勝 1260
5 劉詩雯 14139 8 準決勝 1440
6 伊藤美誠 13955 8 優勝 1800
7 平野美宇 13418 8 準々決勝 1260
8 鄭怡静 13171 8 準々決勝 1260
9 馮天薇 13060 8 1回戦* 270
10 陳幸同 12957 8 準決勝 1440
11 孫穎莎 12806 8 不出場 0
12 丁寧 12759 7 不出場 0
13 杜凱栞 11940 8 1回戦* 270
14 佐藤瞳 11604 6 2回戦 1080
15 徐孝元 11369 8 2回戦 1080
16 早田ひな 11115 8 2回戦 1080
17 顧玉婷 10932 7 1回戦 900
18 ポルカノバ 10663 8 不出場 0
19 サマラ 10624 8 不出場 0
20 加藤美優 10440 8 2回戦 1080
20 李皓晴 10440 8 2回戦 1080
22 芝田沙季 10401 8 不出場 0

ここで、「Rポイント」はランキングポイントを指し、「算入数」は現在ランキングポイントに算入されている大会数を指します。ランキングポイントには最大8大会算入できるので「8」に満たない場合は獲得ポイントをそのまま加算できますが、最大算入数の8大会に達している場合は新たに獲得したポイントが現在算入している8大会の内の最低ポイントより高い場合は、この最低ポイントと交換して算入することになります(詳細は新ランキングポイントシステムの解説を参照)。

次の表では、ジャパンオープンでの獲得ポイント以外に、現在のランキングポイントに算入されている獲得ポイントで6月に失効するポイント(「失効ポイント」)、現在算入されている8大会の内の最低のポイント(「最低ポイント」)、失効したポイントに替わって算入される可能性のある最大未算入ポイント(「次点ポイント」)と、その結果算出した7月の予測ランキングポイント(「新Rポイント」)を挙げています。今回、最大2大会(2017ジャパンオープンと2017中国オープン)のポイントが失効し最大の未算入ポイントだけでなく次に大きい未算入ポイントも算入される可能性があるためそのポイント(「次々点ポイント」)も挙げています。

ランキング 選手名 現Rポイント 失効ポイント 最低ポイント 次点ポイント 次々点ポイント 新Rポイント
1 陳夢 16509 3825(2) 1734 1575 1260 15519
2 朱雨玲 16299 1575 1440 1250 900 15974
3 王曼昱 15849 1800 1785 1575 750 15624
4 石川佳純 14905 0 1620 1575 1554 14905
5 劉詩雯 14139 1800 900 300 0 12639
6 伊藤美誠 13955 1575 -1575 1440 1350 14180
7 平野美宇 13418 3150(2) 1350 1080 563 12608
8 鄭怡静 13171 1575 1200 1125 600 12856
9 馮天薇 13060 2925(2) 1350 1080 600 11815
10 陳幸同 12957 0 1350 1350 1350 13065
11 孫穎莎 12806 4275(2) 563 0 0 8531
12 丁寧 12759 2250 900 0 0 10509
13 杜凱栞 11940 0 1200 1080 1080 11940
14 佐藤瞳 11604 2700(2) 1260 1239 1080 11223
15 徐孝元 11369 1125 -1125 630 630 11324
16 早田ひな 11115 1350 1260 900 600 10845
17 顧玉婷 10932 0 900 0 0 11832
18 ポルカノバ 10663 1125 -1125 1080 1080 10618
19 サマラ 10624 1350 789 789 450 10063
20 加藤美優 10440 1125 900 720 563 10395
20 李皓晴 10440 1125 990 789 750 10395
22 芝田沙季 10401 1125 990 900 900 10179

ここで、失効ポイントの数字の後ろの「(2)」は2大会分の獲得ポイントであることを示します。また、失効ポイントが「0」の場合は6月に失効するポイントが現在のランキングポイントに算入されていない場合です。最低ポイントがマイナス表示されている場合は最低ポイントが6月の失効ポイントの場合です。「次点ポイント」や「次々点ポイント」が「0」になっている場合は現時点の算入大会数が8大会ぎりぎりまたはそれ未満の場合で、替わりに算入する獲得ポイントがない場合です。
例えば、孫穎莎は昨年のジャパンオープンで優勝、中国オープンで準優勝していたので、失効ポイントが「4275(2)」で2大会分のポイント4275ポイントが失効しますが、現在の獲得ポイントのある大会数が8大会ぎりぎりで替わりに算入する獲得ポイントがありません(「次点ポイント」と「次々点ポイント」が「0」)。また、今月に出場の大会はないため今年6月の獲得ポイントはなく、単純に現在のランキングポイント(12806)から失効ポイント(4275)を引いた結果の「8531」が7月の新ランキングポイントとなります。これは、今年6月の世界ランキングで36位相当のランキングポイントとなり大幅なランキングの下降が予測されます。

もう1つ単純な例として、陳夢はジャパンオープンに不出場で今年6月の獲得ポイントはありませんが、昨年のジャパンオープンと中国オープンでの獲得ポイントが「3825(2)」なので、替わりに次点ポイントと次々点ポイントの2大会分のポイントを算入する必要があります。7月のランキングポイントは以下の式で計算されます。

16509(現Rポイント) - 3825(失効ポイント) + 1575(次点ポイント) + 1260(次々点ポイント) = 15519

次に、平野美宇の7月のランキングポイントを計算してみます。
平野美宇は昨年のジャパンオープンと中国オープンはどちらも準々決勝敗退で獲得ポイントがそれぞれ1575ポイントでしたのでこの2大会分の3150ポイントが失効し無くなります。6月の次点ポイントは1080ポイント、次々点ポイントは563ポイントとなりますが、今年のジャパンオープンでの獲得ポイント1260ポイントがあるので、7月の世界ランキング計算時点で次にポイントが高いのは1260ポイント、次が1080ポイントとなりこれらを失効ポイントの替わりに算入することになります。

13418(現Rポイント) - 3150(失効ポイント) + 1260(獲得ポイント) + 1080(次点ポイント) = 12608

最後に、7月の予測世界ランキング順に並び替えてみます。
新ランキング ランキング 選手名 新Rポイント 現Rポイント 算入数
1 2 朱雨玲 15974 16299 8
2 3 王曼昱 15624 15849 8
3 1 陳夢 15519 16509 8
4 4 石川佳純 14905 14905 8
5 6 伊藤美誠 14180 13955 8
6 10 陳幸同 13065 12957 8
7 8 鄭怡静 12856 13171 8
8 5 劉詩雯 12639 14139 8
9 7 平野美宇 12608 13418 8
10 13 杜凱栞 11940 11940 8
11 17 顧玉婷 11832 10932 8
12 9 馮天薇 11815 13060 8
13 15 徐孝元 11324 11369 8
14 14 佐藤瞳 11223 11604 8
15 16 早田ひな 10845 11115 8
16 18 ポルカノバ 10618 10663 8
17 12 丁寧 10509 12759 6
18 20 加藤美優 10395 10440 8
18 20 李皓晴 10395 10440 8
20 22 芝田沙季 10179 10401 8
? 19 サマラ 10063 10624 8
? 11 孫穎莎 8531 12806 6

ここで、算入数は7月時点での算入大会数になっています。丁寧と孫穎莎は大幅に下がりましたが、算入大会数が6なのであと2大会の獲得ポイントはそのまま加算できます。また、劉詩雯も算入大会数は8大会ですが最低算入ポイントが300ポイントで、次に低いのが900ポイントなので、後半戦で大きなポイントを獲得すればまた一気に上がって来ると思われます。

平野美宇は、今回は下げそうですが昨年の後半はワールドツアーであまりポイントを稼げてない分失効するポイントも限られますので、後半活躍すればまた上位に復活できると思います。まず、7月のワールドツアープラチナの2大会(韓国オープンとオーストラリアオープン)で、上位に進出してほしいです。

2018年6月2日土曜日

2018中国オープン 芝田沙季が朱雨玲に、浜本由惟が孫穎莎を破る、日本旋風の本戦2日目

中国深圳でワールドツアープラチナの2018中国オープンが開催されています。その2日目の昨日に行われた女子シングルス2回戦で、芝田沙季がトップシードの中国の朱雨玲(ジュ・ユーリン)を破り大金星を上げました。

試合では、4ゲームまでで朱雨玲がゲームカウント3-1であと1ゲームで勝利と王手を懸けていましたが、そこから芝田選手が攻めて3ゲームを連取し大逆転しました。芝田沙季は、前日の1回戦では第10シードの韓国の徐孝元(ソ・ヒョウォン)に勝っていて、昨日の夜に行われた準々決勝では韓国の田芝田(チョン・ジヒ)にも勝って準決勝進出を決めました。準決勝は今日、中国の丁寧と対戦します。芝田選手は今回自主参加枠で予選からの出場で火曜日と水曜日の予選を勝ち抜いて昨日木曜日からの本戦に進出していました。

女子シングルス2回戦 芝田沙季 vs 朱雨玲 4-3(5-11,11-9,7-11,8-11,11-9,11-8,11-5)

また、昨日行われた女子シングルス1回戦で第13シードの中国の孫穎莎(スン・インシャ)と対戦した浜本由惟は、ゲームカウント3-0とリードされてから4ゲームを連取するというなかなか見ない大逆転を演じました。孫穎莎はみうみまと同じ2000年生まれですが昨年6月のジャパンオープンで初めてのシニアの大会出場でいきなり優勝し続く中国オープンで準優勝し世界ランキングトップ10にも一時入っていたという強者です。浜本由惟も、芝田沙季と同じく自主参加で火曜日の予選から戦い本戦に進出していました。2回戦では、石川佳純と対戦し残念ながら敗退しました。

女子シングルス1回戦 浜本由惟 vs 孫穎莎 4-3(8-11,4-11,5-11,11-6,11-6,11-8,11-5)

また、男子シングルス1回戦では張本智和が中国の張継科と対戦しました。張本智和は最新の5月の世界ランキングでは10位です。一方、張継科は今回予選から開始ですが、これはしばらく兵役に服していて大会に出場しておらず先週の香港オープンからツアーに復帰したため世界ランキングが下がっているためです。その前は、トップ10に名を連ねるバリバリの中国トップ選手でした。ただ、今回はまだ完全に復調していないためか、張本智和の一方的な試合になり張本智和がストレートで勝ちました。張本はその後の2回戦でも中国トップ選手の世界ランキング5位の林高遠と対戦しこちらは負けてしまいました。

男子シングルス1回戦 張本智和 vs 張継科 4-0 (11-8,11-3,11-8,11-6)
男子シングルス2回戦 張本智和 vs 林高遠 1-4 (2-11,8-11,10-12,11-7,4-11)

その他にも佐藤瞳が世界ランキング9位のシンガポールの馮天薇に4-1で勝ち(準々決勝で丁寧に敗退)、伊藤美誠が中国の武楊を4-0で破っています。

中国オープンの詳細はこちらのページをご覧ください。

2018年4月3日火曜日

2018スペインオープン: 芝田沙季、1日8試合を戦い二冠に迫る

スペインオープンは、日本選手の活躍で終わりITTFニュースも日本選手、特に芝田沙季選手の写真であふれていますが、その1つとして最終日の前日で芝田沙季がU21で先週のドイツオープンに続く2週連族のU21優勝決める決勝を含め、1日に8試合をこなしたことを特集している記事を取り上げてみます。

芝田沙季、完璧な強さで1日8試合を戦い決勝へ

2018年3月31日
3月31日にここスペイン グアダラハラで行われた2018ITTFチャレンジシリーズのスペインオープンの女子シングルス準決勝は、緊迫した時間だったが上位選手が生き残った。

特に日本にとってはいい結果で、佐藤瞳と芝田沙季が優勝に迫った。
芝田沙季にとって多忙な日だった(写真: Alvaro Diaz)
第1シードの佐藤瞳は第3シードのハンガリーのポータと対戦し、7ゲーム(11-6, 10-12, 8-11, 13-11, 13-15, 11-7, 11-8)で勝利を手繰り寄せた。この試合で、ポータは勝利への強い執着を示した。

ゲオルギナ・ポータが守備型の選手を得意としていないのは確かで、実際、台に付いてのカウンターの打ち合いの方がポータにとってはやりやすい。

しかし、ほぼ1年前の4月30日に2017 ITTFチャレンジシリーズのスロベニアオープン女子シングルスで対戦し佐藤瞳がストレートで勝ったとき(11-8, 13-11, 11-9, 11-6)に比べれば、今回は大きく改善しているのが見て取れる。

佐藤瞳はわずかな差で勝利したが、第5シードの芝田沙季の場合はさらに差は少なかった。芝田沙季は韓国の金裕珍との対戦で、最終ゲームで最少得点差で勝った(6-11, 11-9, 14-12, 11-5, 9-11, 7-11, 11-9)。

しかし、勝利へ執着し精神的に最強でなければ危なかった。芝田沙季の場合は、さらに肉体的な強靭さと完璧な強さも必要だった。

これが、芝田沙季にとってこの日3試合目の女子シングルスの試合だった。この日の早い時間帯には大藤沙月と組んで女子ダブルスの準々決勝を戦って勝ち、準決勝に進んだが第1ゲームの終了後に大藤沙月の負傷で棄権していた。さらに輪をかけて、芝田沙季はU21女子シングルスでもこの日3試合を戦い優勝している。

結局、芝田沙季は最終日前日に戦えるすべての試合を戦った。1日に8試合である。これは、記録に違いない。

(ITTF報道局マネージャ イアン・マーシャル)

2018年3月28日水曜日

2018ドイツオープン: 伊藤美誠と対戦後の孫穎莎のコメント

少し時間が経ってしまいましたが、1日目の女子シングルス終了時点の記事で、伊藤美誠にゲームオールの末に勝った中国の孫穎莎の長いコメントが載っているITTFニュースの記事があったので簡単に訳してみます。



主要選手が敗退、孫穎莎と徐孝元がシード上位を食う

2018年3月23日

ブレーメンで開催中のSeamaster ITTFワールドツアープラチナのドイツオープンで3月23日夕刻に行われた女子シングルス2回戦で、シンガポールの馮天薇(フォン・ティアンウェイ)、日本の石川佳純、台湾の鄭怡静(チェン・イーチン)は勝ち進んだが、主要選手で勝ち進めなかった選手もいた。

第3シードの伊藤美誠と第4シードの平野美宇が敗退した。



平野美宇を破った徐孝元(写真: Remy Gros)


伊藤美誠は、3日間の予選を勝ち抜く必要があった中国の孫穎莎(スン・インシャ)に敗れた(7-11, 11-9, 14-12, 11-6, 6-11, 10-12, 11-6)。平野美宇は第14シードの徐孝元(ソ・ヒョウォン)の手によって退けられた(11-8, 11-8, 11-6, 7-11, 4-11, 11-7)。

「第一に言えるのは、伊藤はタフな選手の一人だということです。この試合の前、負けるか最終ゲームまでもつれ込むかもしれないと思いました。試合には万全の準備をして臨みました。私は伊藤のプレーを知らなかったし、速くてどんどん変化するので負けるかと思いました。第1ゲームで、対抗策を試しました。試合で3-1とリードしたのは少しラッキーだっただけです。日本選手は、中国選手と対戦するときは本当に必死になります。3対3になり、最終ゲームで5-5になったあとプレーが固くなり、絶対に負けられないと自分に言い聞かせました。一番大変だったのは、最終ゲームで3-3になったとき、サービスの準備に時間がかかり過ぎるということで審判が伊藤に1ポイントを与えたときです。これには慎重になりました。最も重要なことは、試合に勝つことであり、負けないことだと自分に言い聞かせました」孫穎莎

徐孝元が勝利したこの日の午後は韓国にとっていい時間だった。さらに、予選から勝ち上がった田志希(チョン・ジヒ、韓国)が同様に予選からのオーストリアのソフィア・ポルカノバと対戦し、最後の最後までもつれた試合で最終7ゲーム目で最小の2ポイント差で勝利をものにした(10-12, 12-14, 11-8, 11-5, 11-8, 9-11. 11-9)。また、梁夏銀(ヤン・ハウン)はもっと簡単に格上のドイツのハン・イン(第15シード)を倒してしまった(11-3, 12-10, 11-9, 14-12)。

徐孝元がカットマンとして準々決勝に駒を進めた一方で、もう一方のカットマンである中国の武楊(ウー・ヤン)も同じ中国国家チームの范思琦(ファン・スチィ)を破って準々決勝に駒を進めた(11-4, 11-7, 11-7, 11-2)。

驚いたことに、ベスト8に名乗りを上げた中で、第1シードの馮天薇は危なかった。第2シードの石川佳純、第5シードの鄭怡静は危なげなく勝った

馮天薇は中国の黄穎琦(ウォン・インチィ)を倒すのに7ゲームを要した(8-11, 11-3, 4-11, 9-11, 11-5, 11-9, 11-6)。一方、石川佳純はもっと簡単に黄穎琦と同じ中国の陳幸同(チェン・ジントン、第9シード)を倒した(11-9, 11-8, 20-18, 11-6)。その時に、鄭怡静も同じやり方で、陳幸同と同じ中国の文佳(ウェン・ジャ)を下していた(11-8, 14-12, 11-7, 11-8)。

準々決勝では、馮天薇は田志希、梁夏銀は徐孝元と対戦する。後半では孫穎莎と鄭怡静、石川佳純と武楊が対戦する。

準々決勝は、3月25日土曜日に行われる。

(ITTF報道局マネージャ、イアン・マーシャル記)

元のITTFニュースの記事はこちらをご覧ください。

また、2018ドイツオープンについてはこちらをご覧ください。



2018年3月26日月曜日

ドイツオープンが終わっての世界ランキングを予測してみた(女子)

 日曜(3/25)に2018ドイツオープンが終わりました。石川佳純、みまひな、芝田沙季の優勝があり、みなさんエンジョイされたかと思います。

 そして、今週はスペインオープン(チャレンジシリーズ)、来週はスロベニアオープン(チャレンジシリーズ)と4/6からアジアカップが始まります。今月の大会でポイントが高いのはカタールオープンとドイツオープンで世界ランキング上位の選手はこれらの大会を中心に参加しています。

 4月の世界ランキングにはカタールオープンとドイツオープン(スペインオープンはたぶん4月の試合結果になる)の結果が影響するわけです。前回、カタールオープン終了後のランキングポイントと順位をシミュレーションしましたが、今回はその続きで今回のドイツオープンが終了した時点の上位選手のポイントとランキングをシミュレーションしてみたいと思います。実質、これが4月の世界ランキングになると思います。


まず、前回シミュレーションしたカタールオープン終了後の世界ランキングとランキングポイントは以下のようになります。便宜上、3月の世界ランキング20位までを記載します。


カタール後ランキング 3月ランキング 選手名 現ポイント 加算大会数 最低ポイント
1 2 陳夢 16395 8 1620
2 1 朱雨玲 16185 8 1440
3 3 石川佳純 14100 8 1575
4 7 王曼昱 13974 8 1575
5 4 馮天薇 13970 8 1260
6 6 平野美宇 13808 8 1440
7 5 伊藤美誠 13005 8 1350
8 9 陳幸同 12462 8 1125
9 8 鄭怡静 12150 8 1080
10 20 劉詩雯 12029 7 0
11 14 丁寧 11994 7 0
12 10 陳思羽 11175 8 1125
13 13 李皓晴 11110 8 990
14 16 佐藤瞳 11109 8 1080
15 11 杜凱栞 11049 8 1080
16 12 早田ひな 11025 8 1260
17 17 加藤美優 10575 8 1080
18 15 徐孝元 10339 8 630
19 18 リ・ジエ 9935 8 57
20 19 森さくら 9789 8 1080
ここで、「加算大会数」とは現在のランキングポイントの計算に使用されている大会数です。ランキングポイントには最大8大会のポイントしか加算できません。また、最低ポイントは現在のランキングポイントに加算されているポイントの内で最も低い大会のポイントです。つまり、最低ポイントより高いポイントを獲得した場合は加算するポイントが最低ポイントと交換になり、その差が増加します。加算大会数が「8」に達していない場合は獲得ポイントがそのまま加算されます。また、「現ポイント」はカタールオープン終了時のシミュレーションしたランキングポイントです。
ランキングポイントの計算方法の詳細はこちらで説明しています。)

次に、ここにドイツオープンの試合結果、獲得ポイント、変更後の新ポイントをまとめてみます。

現ランキング 3月ランキング 選手名 現ポイント 加算大会数 最低ポイント 最終結果 獲得ポイント 新ポイント
1 2 陳夢 16395 8 1620 16395
2 1 朱雨玲 16185 8 1440 16185
3 3 石川佳純 14100 8 1575 優勝 2250 14775
4 7 王曼昱 13974 8 1575 13974
5 4 馮天薇 13970 8 1260 準決勝 1800 14514
6 6 平野美宇 13808 8 1440 2回戦 1350 13808
7 5 伊藤美誠 13005 8 1350 2回戦 1350 13005
8 9 陳幸同 12462 8 1125 2回戦 1350 12687
9 8 鄭怡静 12150 8 1080 準決勝 1800 12870
10 20 劉詩雯 12029 7 0 12029
11 14 丁寧 11994 7 0 11994
12 10 陳思羽 11175 8 1125 1回戦* 563 11175
13 13 李皓晴 11110 8 990 1回戦* 563 11110
14 16 佐藤瞳 11109 8 1080 1回戦 1239 11268
15 11 杜凱栞 11049 8 1080 1回戦* 563 11049
16 12 早田ひな 11025 8 1260 1回戦* 563 11025
17 17 加藤美優 10575 8 1080 1回戦: 563 10575
18 15 徐孝元 10339 8 630 準優勝 2025 11734
19 18 リ・ジエ 9935 8 57 1回戦* 563 10441
20 19 森さくら 9789 8 1080 1回戦* 563 9789
(「1回戦*」はシード選手の1回戦敗退を示します。この場合獲得ポイントは通常の1回戦敗退の1125ポイントの半分になります。「現ランキング」はシミュレーションしたカタールオープン終了後のランキングです。)

ドイツオープン後の新ランキングポイントで並び替えると以下のようになります。

新ランキング 3月ランキング 選手名 新ポイント 最終結果 獲得ポイント
1 2 陳夢 16395
2 1 朱雨玲 16185
3 3 石川佳純 14775 優勝 2250
4 4 馮天薇 14510 準決勝 1800
5 7 王曼昱 13974
6 6 平野美宇 13808 2回戦 1350
7 5 伊藤美誠 13005 2回戦 1350
8 8 鄭怡静 12870 準決勝 1800
9 9 陳幸同 12687 2回戦 1350
10 20 劉詩雯 12029
11 14 丁寧 11994
12 15 徐孝元 11734 準優勝 2025
13 16 佐藤瞳 11268 1回戦 1239
14 10 陳思羽 11175 1回戦* 563
15 13 李皓晴 11110 1回戦* 563
16 11 杜凱栞 11049 1回戦* 563
17 12 早田ひな 11025 1回戦* 563
18 17 加藤美優 10575 1回戦: 563
19 18 リ・ジエ 10441 1回戦* 563
20 19 森さくら 9789 1回戦* 563
また、15位辺りまで4月の世界ランキングでも上のようになりますが、20位近くは20位より下から上がってくる選手がいる可能性があるため変わるかもしれません。

例えば、中国の孫穎莎は3月の世界ランキングでは34位で7785ポイントです。孫穎莎は、カタールオープンとドイツオープンでどちらも予選グループで2勝して本戦に進出して準々決勝で敗退しているので、それぞれ1689ポイントを獲得していますので、これを加算しますが、孫穎莎の現ランキングポイントは4大会の合計のポイントなので、今月の2大会のポイントをそのまま加算できます。そのため、4月頭のポイントは11163ポイントとなり15位辺りに上がってくる計算になります。

2018年3月23日金曜日

2018ドイツオープン: 1日目の見どころ。シード選手が始動、本戦始まる

ITTFの2018ドイツオープンのホームページに今日の本戦1日目のプレビュー記事がでたので訳してみました。

1日目を予測。シード選手が始動、本戦始まる

ドイツのブレーメンで行われるSeamaster ITTF 2018ワールドツアープラチナのドイツオープンはいよいよ初日を迎え、3月23日に行われる男子と女子それぞれのシングルス、およびダブルスの準々決勝では多くの見どころがある。

ここで簡単に1日目の見どころを見て行こう。
平野美宇は初戦で同じ日本の橋本帆乃香と対戦する (写真: Hussein Sayed)
2人の日本の優秀な卓球スター選手が、女子シングルスの1回戦で対戦する。平野美宇と橋本帆乃香の対戦である。この試合は2人のワールドツアーでの初めての対戦で、世界ランキング上で位置は17ランク離れている。確率的には平野美宇が有利だが、橋本帆乃香の熟練した守備力が第4シードの平野を苦しめることができるだろうか。

1回戦でのもうひとつの大きな対戦は、第9シードの陳幸同と木子の中国選手同士の対戦だ。木子は、2015年のスウェーデンオープンで数人のトップ選手を倒して優勝した実績を誇っている。木子は、丁寧や朱雨玲などを倒して勝ち進み優勝した。陳幸同も木子もドイツオープンを早い段階で離脱したくないはずだが、どちらかは敗退する!!

第1シードの馮天薇は、予選ラウンドでの好結果に自信を深めている大藤沙月と対戦する。また、サビーネ・ウィンターは地元の利をフルに活かして田志希と対戦するだろう。

ディミトリ・オフチャロフには2018年4月に発表される世界ランキングで1位になる道が残されているが、それはけして容易ではない。

オフチャロフが再度世界ランキングの1位になるには、このドイツオープンで準決勝以上に行かなければならない。さもなければ、樊振東が1位になる。オフチャロフの対戦相手になったのはパトリック・フランツィスカだ。オフチャロフの仲間のドイツ人がオフチャロフの1位への望みを早々に絶ってしまうのだろうか。

また、2018ドイツオープン1日目の見どころは、ワールドツアーへの参加が昨年6月の中国オープン以来の中国のスーパースター馬龍の復帰である。馬龍は、チームワールドカップでは調子が良さそうで、中国を金メダルに導いた。日本の吉村真晴と1回戦の最後で対戦するがドイツオープンでの力強い発進をするつもりだろう。

許昕はポーランドのヤクブ・ディヤスとの対戦が楽しみだろう。ディヤスは、予選ラウンド最終日で中国の方博をストレートで破ったためにヘッドラインを騒がせた。一方、カタールオープンの英雄、ウーゴ・カルデラノはドイツオープンをマティス・カールソンとの対戦から開始する。

試合は、午前10時(現地時間、日本時間18:00)に、男子と女子のダブルスの準々決勝から開始される。

試合のライブ配信は itTV でごらんください




元のITTFニュースはこちらをご覧ください。


2018ドイツオープンのU21女子シングルスで芝田沙季が中国選手を倒して優勝(ITTFニュース)

卓球のワールドツアープラチナの2018ドイツオープンで23日から始まる本戦に先立って行われたU21女子シングルスで芝田沙季(ミキハウス)が優勝しました。

この芝田沙季選手の優勝に関するITTFニュースがありましたので取り上げてみます。

芝田沙季が優勝、新たなタイトルを追加



カタールオープンでは第2シードだったが準々決勝で中国の張端の前に敗れてしまった。Seamaster 2018 ITTFワールドツアープラチナ ドイツオープンの優勝者決定戦でも日本の芝田沙季は同じ立場に立っていたが、そのような問題はもうなかった。

3月22日、芝田沙季はU21女子シングルスで優勝を果たした。

再び優勝をおさめた芝田沙季 (写真: Remy Gros)
決勝戦で、芝田沙季は16歳の中国の黄穎琦(HUANG Yingqi)と対戦し4ゲーム(11-6、9-11、11-9、11-5)で破りタイトルを引き寄せた。注目するのは、黄穎琦は第24シードだが非常に優れた取れた選手で、1つ前の準決勝では第1シードの香港の蘇慧音の望みを絶ったという点だろう(9-11, 12-10, 11-8, 14-12)。

一方の準決勝で、芝田沙季は同じ日本選手であり、黄穎琦と同じ2002年生まれの長崎美柚(第11シード)と対戦した。

「対戦相手が積極的に攻めてきたときも含め、試合を通して
非常に落ち着いていることが出来ました」芝田沙季

注目すべき点として、芝田沙季がITTFワールドツアーのU21女子シングルス決勝に登場するのはこれが6回目と言うことだ。ITTFチャレンジシリーズ大会も含めると、合計は9回になる。反対に、黄穎琦はこれが初の決勝戦だ。

芝田沙季は、ワールドツアーでは2016年のブルガリアオープン、翌年のオーストラリアオープンを制している。また、2016年のベラルーシオープンとチェコオープン、2017年の韓国オープンでは準優勝をしている。昨年のITTFチャレンジシリーズ大会では、芝田沙季はベラルーシオープンとタイオープンで優勝し、スロベニアオープンで準優勝している。

「この試合ではうまく戦えたと思います。自分は今まで何度も決勝戦を
経験しています。対戦相手は初めての決勝戦なのでナーバスになっている
と思いましたし、自信を持って試合ができました」芝田沙季

日本がITTFワールドツアーU21シングルスで優勝したのは、これで74度目だ。2017チャレンジシリーズを含めると77度になる。


(訳者メモ)
芝田沙季は今月行われたカタールオープンでは予選突破して本戦に進みました。今回のドイツオープンでも昨日の本戦を突破して本戦に進みました。より、大きな大会での活躍が期待できそうです。
今年は、芝田沙季選手の飛躍の年になりそうですね。
また、大会での優勝と準優勝の記述が不明確なので、日本卓球協会のサイトで調べた結果、以下のとおりでした。
2016チャレンジシリーズ ベラルーシオープン 女子シングルス優勝
2016ワールドツアー ブルガリアオープン U21優勝(シングルス優勝は石垣優香)
2016ワールドツアー チェコオープン U21準優勝
2017ワールドツアー 韓国オープン U21準優勝
2017ワールドツアー オーストラリアオープン U21優勝
2017チャレンジシリーズ ベラルーシオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)
2017チャレンジシリーズ タイオープン U21優勝(シングルス優勝は佐藤瞳)

(芝田沙季選手の略歴)
1997年8月25日生まれ(20歳)
千葉県出身
四天王寺高校卒業
2018年3月時点の世界ランキング24位

2018年3月21日水曜日

2018ドイツオープン予選の大藤沙月の大金星についてのITTFニュース

別の記事で紹介した2018ドイツオープン予選で中学1年の大藤沙月選手がヨーロッパチャンピオンのベルナデッテ・スッチを倒した件について、ITTFのニュースでも大藤沙月選手の写真入りで他の波乱とともに報じられたので紹介したいと思います。

注目選手が次々に敗れる、大藤沙月は大物選手を食う


2018年3月21日
試合ごとに勝者が決まる。日本の佐藤瞳、オーストリアのソフィア・ポルカノバ、ルーマニアのエリザベス・サマラの上位3選手は、ドイツのブレーメンで開催中のSeamaster 2018ワールドツアープラチナ ドイツオープンの予選トーナメントで順調に勝利を納めた。次のステージに向けていいスタートを切った。

しかし、予選の舞台で上位選手が順調な中で多くの事件も起きている。
ベルナデッテ・スッチを倒した大藤沙月(Remy Gros撮影)
敗退した選手で最も著名なのは、今年初めにITTFヨーロッパトップ16トーナメントで優勝したルーマニアのベルナデッテ・スッチといって間違いないだろう。スッチは13歳の日本の大藤沙月に6ゲームで敗れた(12-10、8-11、11-13、12-10、11-7、11-9)。

同様に、ハンガリーのゲオルギナ・ポータの敗戦にも驚かされる。ポータはオーストリアのアメリア・ソルヤに敗れた(4-11、11-8、11-9、11-9、9-11、11-9)。

そのような中、それぞれのグループでこの日トップに位置付けられていたポルトガルのユ・フとカナダのチャン・モーにも似たようなことが起こっていた。ユ・フはスウェーデンのリ・フェンに敗れ(11-8、11-9、13-11、7-11、11-2)、カナダのチャン・モーはフランスのマリー・ミゴットの手に見事かかった(8-11、11-8、12-14、11-8、5-11、11-6、11-4)。

また、日本の前田美優と香港の姜華君も同じような形で敗れている。前田美優は中国の李佳燚との対戦で敗れ(11-7、11-4、8-11、11-5、11-13、8-11、11-8)、姜華君はモナコのヤン・シャオシンに敗れた(11-3、11-8、4-11、11-7、11-8)。

しかし、前田美優と姜華君の敗戦は明らかに意外なものではなかっただろう。そして、姜華君の仲間の蘇慧音にもまったく同じことが起こった。蘇慧音は予選ラウンドで4番目に高いランキングだが、2015ワールドツアースウェーデンオープンの優勝者である中国の木子に敗れた。

この記事の原文はこちらをご覧ください。

2018ドイツオープン 予選 中学1年の大藤沙月が大金星、ヨーロッパチャンピオンのスッチを撃破

ワールドツアープラチナの2018ドイツオープンが3月23日~25日で開催されます。日本からは男女合わせて30選手が参戦しています。

23日からの本戦に先立ち昨日3月20日から予選が行われています。

その予選で中学1年生で世界ランキング273位の大藤沙月(おおどうさつき、ミキハウスJSC所属)が、世界ランキング27位のルーマニアのベルナデッテ・スッチ(Szocs)を逆転で破り大金星を上げました。

ベルナデッテ・スッチは最新の世界ランキングは27位ですが、昨年12月のT2グランドファイナルでシングルスで優勝し、先月行われたヨーロッパトップ16でも女子シングルスでチャンピオンになり今乗りに乗っている選手です。

大藤沙月は、2004年5月16日生まれの中学1年生です。昨年の世界ジュニア選手権のメンバーに選出されていますが、同い年の木原美悠ほど国際大会には出場していません。
大藤沙月

スコアは次のとおりです。
大藤沙月 vs スッチ  4-2 (12-10, 8-11, 11-13, 12-10, 11-7, 11-9)

ライブ配信がなかったので試合の映像は視ていませんが全体に接戦のようです。また、ゲームカウント1-2から3ゲーム連取の逆転は視ていれば興奮したでしょう。配信がなくて残念です。

スッチ(セイチと呼ばれることもあります)は、1995年3月5日生まれなので23歳になったばかりで、すでに書いたように最近頭角を現している元気いっぱいの美人プレーヤーですが、どうも日本の中学生には弱いようです。昨年のT2では木原美悠にも負けています。
ベルナデッテ・スッチ
大藤沙月選手は、同じグループのもう一人の選手にも勝っているため、昨日2勝して予選の次のステージ(予選トーナメント)への進出を決めています。

シード以外の他の選手は予選トーナメントへの進出をかけて本日も予選リーグを戦います。2018ドイツオープンの予選に出場する日本選手の詳細はこちらをご覧ください。



2018年3月18日日曜日

2018ポーランドオープン 橋本帆乃香、準優勝。シニア2度目の優勝ならず

 2018ITTFチャレンジシリーズが3/17に最終日を迎え、男女シングルスの準決勝と決勝、男女ダブルスの決勝が行われた。

 日本選手で唯一最終日まで勝ち残った橋本帆乃香は準決勝を韓国の田志希(チョン・ジヒ、世界ランキング48位)と対戦し、2ゲームを取られてたあと4ゲームを連取し4-2で決勝に進んだ。
 決勝では韓国の梁夏銀(ヤン・ハウン、同30位)との対戦となった。最初のゲームこそ橋本が取ったがその後は梁夏銀にうまく攻められ、接戦ながらもゲームを奪えず4ゲームを連取され逆転負けを喫してしまい、昨年5月のクロアチアオープン(チャレンジシリーズ)以来の2度目の優勝を逃した。
梁夏銀と対戦する橋本帆乃香
女子シングルス決勝:
橋本帆乃香 vs 梁夏銀(ヤン・ハウン) 1-4 (11-8, 7-11, 12-14, 8-11, 8-11)

橋本帆乃香のこの大会での獲得ポイントは810ポイントとなる、橋本は3月頭の世界ランキングは8775ポイントの23位だが、4月のランキングでは昨年3月の獲得ポイントが失効する。橋本は、昨年3月はチャレンジシリーズのタイオープンとベラルーシオープンで準優勝していて、どちらも810ポイントを獲得しており、これが現在のランキングポイントに加算されている。これらのポイントが4月の世界ランキングでは加算されなくなるが、かわりに今回の810ポイントと先週のカタールオープンの本戦1回戦敗退による1239ポイントが加算されるので、現時点で429ポイント増えることになる。橋本は、来週のドイツオープンにも出場予定でカタールオープン同様に予選からの開始なので本戦に進めば1239ポイント以上の積み増しとなり、さらに429ポイント増やすことができる。


2018年3月14日水曜日

カタールオープンが終わっての世界ランキングを予想してみる(女子)

 日曜(3/11)に2018カタールオープンが終わりました。テレビ東京の配信もあり、みなさんエンジョイされたかと思います。

 そして、今週はポーランドオープン(チャレンジシリーズ)、来週はドイツオープン(ワールドツアープラチナ)、再来週はスペインオープン(チャレンジシリーズ)とシニアの大会が続きます。今月の大会でポイントが高いのはカタールオープンとドイツオープンで世界ランキング上位の選手はこれらの大会を中心に参加しているわけです。

 4月の世界ランキングにはこれらの大会(スペインオープンはたぶん4月の試合結果になる)の結果が影響するわけですが、とりあえず今大会が終了した時点の上位選手のポイントとランキングをシミュレーションしてみたいと思います。

まず、3月初めの世界ランキングとランキングポイントは以下のようになります。便宜上、今回優勝した劉詩雯までを記載します。

ランキング 選手名 ランキングポイント 加算大会数 最低ポイント
1 朱雨玲 中国 16185 8 1440
2 陳夢 中国 16170 8 1575
3 石川佳純 日本 13830 8 1530
4 馮天薇 シンガポール 13220 8 600
5 伊藤美誠 日本 13005 8 1350
6 平野美宇 日本 12796 8 563
7 王曼昱 中国 11949 7 600
8 鄭怡静 台湾 11880 8 1080
9 陳幸同 中国 11412 8 300
10 陳思羽 台湾 11175 8 1125
11 杜凱栞 香港 11049 8 1080
12 早田ひな 日本 10935 8 1260
13 李皓晴 香港 10549 8 789
14 丁寧 中国 10530 6 900
15 徐孝元 韓国 10339 8 630
16 佐藤瞳 日本 10320 8 900
17 加藤美優 日本 10014 8 789
18 リ・ジエ オランダ 9935 8 57
19 森さくら 日本 9789 8 1080
20 劉詩雯 中国 9665 6 300
ここで、「加算大会数」とは現在のランキングポイントの計算に使用されている大会数です。ランキングポイントには最大8大会のポイントしか加算できません。また、最低ポイントは現在のランキングポイントに加算されているポイントの内で最も低い大会のポイントです。つまり、最低ポイントより高いポイントを獲得した場合は加算するポイントが最低ポイントと交換になり、その差が増加します。加算大会数が「8」に達していない場合は獲得ポイントがそのまま加算されます。
ランキングポイントの計算方法の詳細はこちらで説明しています。)

さて、ここにカタールオープンの試合結果、獲得ポイント、変更後の新ポイント、およびその新ポイントに基づく最新ランキング順位をまとめてみます。

ランキング 選手名 現Rポイント 加算数 最低ポイント 最終結果 獲得ポイント 新ポイント
1 朱雨玲 16185 8 1440 1回戦* 563 16185
2 陳夢 16170 8 1575 準決勝 1800 16395
3 石川佳純 13830 8 1530 準決勝 1800 14100
4 馮天薇 13220 8 600 2回戦 1350 13970
5 伊藤美誠 13005 8 1350 1回戦* 563 13005
6 平野美宇 12796 8 563 準々決勝 1575 13808
7 王曼昱 11949 7 600 準優勝 2025 13974
8 鄭怡静 11880 8 1080 2回戦 1350 12150
9 陳幸同 11412 8 300 2回戦 1350 12462
10 陳思羽 11175 8 1125 1回戦* 563 11175
11 杜凱栞 11049 8 1080 1回戦* 563 11049
12 早田ひな 10935 8 1260 2回戦 1350 11025
13 李皓晴 10549 8 789 2回戦 1350 11110
14 丁寧 10530 6 900 2回戦 1464 11994
15 徐孝元 10339 8 630 1回戦* 563 10339
16 佐藤瞳 10320 8 900 準々決勝 1689 11109
17 加藤美優 10014 8 789 2回戦 1350 10575
18 リ・ジエ 9935 8 57 不出場 0 9935
19 森さくら 9789 8 1080 1回戦* 563 9789
20 劉詩雯 9665 6 300 優勝 2364 12029
(「1回戦*」はシード選手の1回戦敗退を示します。この場合獲得ポイントは通常の1回戦敗退の1125ポイントの半分になります)

カタールオープン後の新ランキングポイントで並び替えると以下のようになります。

新ランキング 前ランキング 選手名 新ポイント 最終結果 獲得ポイント
1 2 陳夢 16395 準決勝 1800
2 1 朱雨玲 16185 1回戦* 563
3 3 石川佳純 14100 準決勝 1800
4 7 王曼昱 13974 準優勝 2025
5 4 馮天薇 13970 2回戦 1350
6 6 平野美宇 13808 準々決勝 1575
7 5 伊藤美誠 13005 1回戦* 563
8 9 陳幸同 12462 2回戦 1350
9 8 鄭怡静 12150 2回戦 1350
10 20 劉詩雯 12029 優勝 2364
11 14 丁寧 11994 2回戦 1464
12 10 陳思羽 11175 1回戦* 563
13 13 李皓晴 11110 2回戦 1350
14 16 佐藤瞳 11109 準々決勝 1689
15 11 杜凱栞 11049 1回戦* 563
16 12 早田ひな 11025 2回戦 1350
17 17 加藤美優 10575 2回戦 1350
18 15 徐孝元 10339 1回戦* 563
19 18 リ・ジエ 9935 不出場 0
20 19 森さくら 9789 1回戦* 563

現時点では陳夢が朱雨玲を逆転して1位に返り咲いています。陳夢も朱雨玲も今月のドイツオープンには出場しないみたいなので、4月頭のランキング時点でこの順位は変わりません。なお、15位以降は21以下から上がってくる選手もいるので変わると思います。

1位、2位と3位は2000ポイント近い差があるので4月のランキングでもこのままと思われますが、3位以下は混戦なのでポイントの高い来週のドイツオープンの結果如何で4月のランキングは大きく変わってくると思います。

そういう面でも来週のドイツオープンは楽しみです。
2018カタールオープンの最終結果についてはこちらをご覧ください。

2018年3月11日日曜日

2018カタールオープン 平野美宇 327日ぶりに中国選手に勝利

3/8~3/11で行われている卓球のカタールオープンの女子シングルス1回戦。平野美宇の相手は中国の陳可。この3月に21歳になる中国国家1軍の選手だが、昨年平野美宇が4回負けた顧玉婷やスウェーデンで負けた陳幸同より少し弱いかもしれないが国家1軍では中の上ぐらいの強さだと思います。

今回の平野美宇は今年の全日本選手権のときのような不安そうな表情もなく、落ち着いた感じでした。また、コートの端に飛んで行ったボールを拾いに行くときもゆっくりと歩いていってゆっくりと戻ってきていました。もちろん歩きながら戦略を考えていたのだろうと思いますが、自分を常に落ち着かせるためにわざとそうしているようにも見えました。

試合の展開は以下のとおりです。
<第1ゲーム:13-11>
 10-8 で先にゲームポイントを握るも、3連続ポイントを許し10-11とされ逆にゲームポイントを握られたが、そこから3連続ポイントしてゲームを取った。ポイントをリードされた後のサービスエースがよく決まっていた。これは平野美宇の強みでもある。
<第2ゲーム:11-9>
 第1ゲームに続き10-8で先にゲームポイントを握った。1点は返されたが今回は2点目で仕留めた。
<第3ゲーム:11-8>
第1、2ゲームに続き今回も10-8と先にゲームポイントを握った。今回は一発で仕留めた。ライジングショットも冴えた。ハリケーン平野、復活の予兆を感じさせる。
<第4ゲーム:11-9>
4-1となったところで陳可がタイムアウト。今回はライジングショットを避けるためにネット際に返球していた中国のハリケーン平野対策にも対応していて、対策尽きたのか陳可は少し困惑した表情になっていた。タイムアウト明けに平野美宇が2連続ポイントで6-1としたがそこから陳可が2連続ポイントで6-3となったところで今度は平野美宇がタイムアウト。タイムアウト明けの1点は取られたもののその後2、3点差をキープしていたが最後に連続ポイントされ9-9になった。しかし、そこから2連続ポイントでストレートで勝利した。
平野美宇

平野美宇が中国選手に勝ったのは昨年4月のアジア選手権で丁寧、朱雨玲、陳夢の3選手を倒して以来で11か月ぶりでした。その間にその3選手にリベンジを許したほか、顧玉婷にワールドツアーの1回戦で4回当たって勝てないなど10回以上中国選手に勝てなくて落ち込んでいました。原因は、そのアジア選手権での優勝により下位選手に負けるわけにいかないと自分にプレッシャーをかけてしまい、思うようなプレーができないことのようでした。自分でも原因はわかっているのに、そういうマインドをコントロールできない歯がゆさもあったようです。アジアカップで中国以外の自分よりランクが下の選手に負けて泣いてしまったのもそうゆう部分があったのでしょう。今年の全日本選手権もそういう精神的な不安定さを引きづっているような表情でした。

しかし、今大会ではそういうことを感じさせない落ち着いた雰囲気でしたし、地に足がついている感じでした。たぶん、今年の全日本選手権で優勝できなかったことで少しそういうプレッシャーから解放されたのかもしれません。また、ゆっくりと歩いて自分のペースを保つなど心をコントロールする方法も身に付けたのかもしれません。ツイッターの過去のツイートを自分で全部消したのも、自分の栄光を忘れ去ってもう一度挑戦者に戻るという決意の表れなのだと思います。

準々決勝で石川佳純に敗れて、ツイートの全消去後初めての書き込みがあり「久しぶり 
にスッキリできる試合もありましたが、課題も残ったので、これからに活かせるよう頑張ります」と書いていた。まだまだだがある程度納得もできたということだろう。つまり、吹っ切れたし、前を向くとゆう意味に取れる。ツイッターの書き込みも、納得のいく試合ができるまではやらないと決めていたのだろう。

早田ひなとの2回戦での対戦では陳可戦とは逆に8-10や7-10で先にゲームポイントを握られたがそこから逆転して土壇場の勝負強さも見せた。準々決勝の石川佳純戦では前半は良かったが後半は自分のいいところを出させてもらえず、得意のライジングショットもあまり使えずミスも多くなった。しかし、今回はハリケーン平野が戻ってくる予兆を感じさせてくれて、平野美宇ファンには久しぶりに楽しめた大会だった。今月の23日からのドイツオープンではさらなる活躍を期待したい。

2018年3月7日水曜日

2018カタールオープン U21:木造勇人が準決勝に進出。芝田、佐藤は準決勝に進めず。

3/8から本戦が開始するカタールオープンでは、予選に並行して U21 の試合が行われています。昨日は、1回戦と2回戦が行われ、以下の結果でした。
<女子>
(1回戦)
大藤沙月 vs アリ・マハ(カタール)3-0

(2回戦)
長崎美柚 vs シン・ユビン(韓国)1-3
橋本帆乃香 vs 陳可(中国)1-3
芝田沙希 vs 大藤沙月 3-0
佐藤瞳 vs 木原美悠 3-2

<男子>
(2回戦)
木造勇人 vs 趙大成(韓国)3-0
松山祐季 vs パッサーラ(タイ)3-2

男子は、木造勇人、松山祐季の二人とも翌日の準々決勝に進み、二人が対戦することになりました。女子は、日本人同士の対決を制した芝田沙希と佐藤瞳が準々決勝に進みました。
準々決勝はすでに終了しておりが以下の結果になりました。
<女子>
芝田沙希 vs 張端(中国)0-3
佐藤瞳 vs 崔孝珠(韓国)0-3
<男子>
木造勇人 vs 松山祐季 3-1

この結果木造勇人だけが準決勝に進みました。準決勝の対戦相手は香港の呉柏男です。勝てば、反対の山からは昨年世界ジュニア選手権シングルス優勝の中国の薛飛が上がってくる可能性が強いです。

試合予定:
準決勝:vs 呉柏男(香港)3/7 22:00(日本時間) テーブル4
決勝:3/7 26:30(日本時間) テーブル不明

カタールオープンU21女子シングルス

カタールオープンU21男子シングルス
試合の模様はITTFのライブ配信で視ることができます。

(追記)
木造勇人選手は残念ながら準決勝で香港の呉柏男に負けて決勝に進めませんでした。
優勝は中国の薛飛でした。

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