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2019年8月25日日曜日

平野美宇、中国選手に0-3から大逆転で勝利 - チェコオープン女子シングルス

卓球のチェコオープンの女子シングルス3日目の準々決勝で、平野美宇は中国選手と対戦しゲームカウント0-3と追い込まれたが、そこから4ゲームを連取し大逆転で勝利した。

平野美宇は同じく準々決勝で中国選手に勝利した石川佳純と8月25日最終日の準決勝で対戦する。勝った方が決勝戦に進出する。

平野美宇 vs 劉瑋珊(中国)    4-3 (8-11, 7-11, 10-12,11-8, 11-8, 11-8, 11-4)

平野美宇はなかなか劉瑋珊(リュウウェイシャン)の投げ上げサーブを崩せず、ゲーム中盤まで平行線で行くも押し切られるゲームが続いたあと、3ゲーム目では9-9から先にゲームポイントを掴んだが逆転で取られた。4ゲーム目も同様の展開で、相手のネットボールを転びながら返したボールを相手がミスして5-5に追いつくとミスもあったが10-8で先にゲームポイントを握り、相手の投げ上げサーブをリターンエースで取って1ゲームを返した。その後は相手のサーブに対応できるようになりポイントを先行できるようになり2ゲームを11-8で返して最終ゲームに持ち込んだ。最終ゲームは相手はなす術がなくなり平野の一方的な展開となった。

ファンとしてドキドキする試合だった。劉瑋珊(リュウウェイシャン)は中国女子では10番手辺りの選手と思われる。平野美宇は初めての対戦で判らないことを多かったのだろうが、この辺りの選手には余裕で勝ってほしいと思う。
準々決勝:平野美宇 vs 劉瑋珊(中国)


2019年7月30日火曜日

候英超が全中国選手権 男子シングルスで優勝

2018-19シーズンのTリーズでシーズン途中から木下マイスター東京に所属した候英超
が、7月30日に日本の全日本選手権にあたる全中国選手権の男子シングルスで優勝した。

ITTFニュースに取り上げられているのでちょっと紹介する。

候英超が歴史を作った!

2019年7月30日

候英超が39歳で最年長の中国チャンピオンになる。前回優勝から19年ぶり。

全中国選手権で勝利に興奮する候英超
それは、新しいミレニアム(千年)が始まった年、ジョージW.ブッシュが大統領に選出された年、ラッセル・クロウが『グラディエーター』に出た年、オーストラリアの水泳選手イアン・ソープがシドニーオリンピックで5個のメダルを獲った年である。

ご存じないかもしれないが、2000年は候英超が全中国選手権で前回金メダルを獲った年でもある。候英超はその時、20歳だった。

中国国家チームで15年を過ごした後、2013年1月に候英超は国家チームを離れることを決め、ヨーロッパ、ポーランド、ロシア、フランス、オーストリアのリーグで活躍し始めた。このようなリーグへの参加で、候英超は遊牧民のような卓球の旅でほとんど過ごしていた。

候英超のキャリアでそれまでなかったものでは、この旅のカットマンが2018年から再度表舞台に立ち、カナダ代表として出場して、香港オープンで韓国の鄭栄植を打ち負かしたことだろう。

今回の全中国選手権では、候英超は劉丁碩、周啓豪を倒した後、世界ランキング6位でトーナメントでも有力視されていた梁靖崑にショックを与え、中国で10代の天才と認められ2週間前のオーストラリアオープンで馬龍を倒した王楚欽を負かしてしまった。

候英超は、決勝での4-0の勝利に喜んだが、この瞬間を記録に留めるというほどではなかった。

「王楚欽は肩に痛みがあったようだ。これは、今日の決勝で4-0で勝てた要因の1つだろう。今は、子供も2人いる。19年前に初めて選手権を取ったときに比べると、考え方もメンタルも成長している。コートでリラックスしていられるようになったし、本当に自分自身が楽しみたいと思っている。」候英超

候英超のストーリーはあるインスピレーションを与えるもののだ。これは、ITTFワールドベテランズツアーで掲げられているモットー「Better With Age」(年齢とともに充実)にも通じる。

中国の今までにないタイプの全中国チャンピオンである候英超は、次に何を見せてくれるのだろうか。

(訳者注:2000年は黄金トリオの平野美宇、伊藤美誠、早田ひなが生まれた年でもありますね。)
元のITTF Newsの記事はこちらをご覧ください。

2018年11月5日月曜日

伊藤美誠が世界ランキング1位の朱雨玲を圧倒して優勝 - 2018スウェーデンオープン

11月4日に行われた2018スウェーデンオープンの最終日の女子シングルスで、伊藤美誠が中国の朱雨玲を倒して優勝した。伊藤美誠の今年のワールドツアー優勝は6月のジャパンオープンに続いて2度目。

伊藤美誠は前日の準々決勝と準決勝でそれぞれ中国の劉詩雯(リュウシウェン)と丁寧を逆転で破っている。決勝では現在世界ランキング1位の中国の朱雨玲と対戦したが、まったく朱雨玲を寄せ付けず圧倒し、30分もかからずストレートで勝って優勝を決めた。

なお、今大会、伊藤は1回戦でも中国の張薔に勝っており、1つの大会で4人の中国選手を倒したことになる。また、2回戦で逆転で勝ったシンガポールの馮天薇(フォン・ティアンウェイ)も中国からの帰化選手で今年前半は世界ランキングトップ10の上位にいた選手だ。ちなみに、伊藤美誠は発表されたばかりの11月の世界ランキングで7位、丁寧は2位、劉詩雯は6位である。

ITTFニュースの最終日のまとめ記事に伊藤美誠に関する記述があるので、その部分のみ引用する。

逆転は必要なかった、伊藤は容易に優勝をものにした


伊藤美誠は今回のスウェーデンオープンで信じられない逆転劇を何度も成功させてきた。しかし、最後の難関である女子シングルス決勝では、逆転は必要なかった。




非常に高度なレベルの卓球を展開した伊藤美誠は、中国の朱雨玲をすべての項目で上回り、世界ランキング1位をストレートゲーム(11-3, 11-3, 11-5, 11-8)で倒し、このカテゴリでの6個目の金メダルを手にした。

伊藤美誠はスウェーデンの地での中国選手との対戦を楽しんでいるようだ。このストックホルムでのスウェーデンオープンの優勝までに中国3選手*を倒し、ハルムスタッドの2018世界選手権団体戦でも中国の劉詩雯に対して成功を納めている。

「最初の入りを集中して入りました。そしたら、1ゲーム目、2ゲーム目と
私の卓球ができて、いい球もたくさん入って、自分でもびっくりするプレイばかりで、
そういう球が入ったからこそ勝てたんじゃないかと思ってます。
(中国選手を倒しての優勝は)まったく想像できてないですし、スウェーデンの
ハルムスタッドの世界選手権で全勝で終われて、ここストックホルムでも
全勝というか優勝できて、スウェーデンが大好きになりました」伊藤美誠



(訳者注記:記事の伊藤のコメントはインタビューの通訳どおりでしたが、伊藤の言ったとおりでないため伊藤のコメントを記載しました。*実際には4選手)

なお、2018スウェーデンオープン女子シングルスの結果およびトーナメント表についてはこちらをご覧ください。
また、元のITTFニュースはこちらをご覧ください。

2018年11月4日日曜日

伊藤美誠が劉詩雯、丁寧を破り決勝進出 - 2018スウェーデンオープン

 卓球のスウェーデンオープン、11/3の第3日に行われた女子シングルスで伊藤美誠の快進撃が止まらない。

前日の2回戦でシンガポールの馮天薇をゲームカウント2-3からの逆転で破り、この日の準々決勝では中国のトップ選手の劉詩雯をゲームカウント1-3から逆転、準決勝でも世界ランキング2位でリオオリンピック金メダルの丁寧を0-2から逆転と中国の大黒柱の2選手を倒し翌日の決勝に進んだ。伊藤は、今年の世界選手権(団体戦)の決勝でも劉詩雯に勝っていて2連勝だが、伊藤が勝つまで劉詩雯は日本選手に37連勝していた。伊藤は、最初のやられているがいったんはまるとその変幻自在の卓球に劉詩雯も丁寧も対応できなかった。

<準々決勝>
伊藤美誠 vs 劉詩雯(中国)             4-3 (12-10,7-11,7-11,5-11,13-11,11-4,11-8)

<準決勝>

伊藤美誠 vs 丁寧                           4-2 (3-11, 7-11, 12-10, 11-6, 11-9, 11-8)

決勝ではやはり中国の朱雨玲と対戦する。朱雨玲は現在世界ランキング1位である。
なお、伊藤は1回戦でも中国の中堅選手を倒しており、決勝で朱雨玲に勝つと1大会で4人の中国選手を倒すことになる。

2018スウェーデンオープンの女子シングルスの試合結果やトーナメント表はこちらをご覧ください。

2018年8月28日火曜日

アジア競技大会 卓球競技 団体戦は男女共二次リーグ準々決勝で早くも敗退

アジア競技大会の卓球競技は8月26日から9月1日の日程で行われた。
以下の3種目が行われる。

  1. 男子・女子団体戦
  2. 混合ダブルス
  3. 男子・女子シングルス
8月26日は男子と女子の団体戦の1次リーグ(予選)が行われ、男子はグループB1位で通過したが、女子は北朝鮮に1敗し2位通過となった。

8月27日からの2次リーグ(本戦)は各グループ1位と2位8チームによるトーナメント戦で行われ、女子はグループB2位のためグループA1位の中国と対戦し0-3で敗れた。

日本 vs 中国 0 - 3
加藤美優 vs 王曼昱 1-3
安藤みなみ vs 陳夢   1-3
前田美優 vs 朱雨玲   0-3

男子はグループD2位のインドと対戦し余裕で勝つと期待されたがエースの松平健太が2敗を喫し1-3で敗れた。

日本 vs インド 1 - 3
上田仁 vs グナナセカラン 0-3
松平健太 vs アチャンタ・シャラス・カマル 0-3
𠮷田雅己 vs ハミート・デサイ 3-2
松平健太 vs グナナセカラン 1-3

この結果、男子も女子もアジア競技大会でのメダルの連続獲得記録も途絶えた。

このあとの、混合ダブルスとシングルスに期待したいが、他の国はオリンピックや世界選手権の入賞者、および世界ランキング上位選手を揃えており厳しい戦いが予想される。

2018アジア競技大会卓球団体戦についてはこちらをご覧ください。
2018アジア競技大会卓球競技の概要についてはこちらをご覧ください。

2018年6月10日日曜日

14歳の張本智和が馬龍を撃破、卓球 2018ジャパンオープン

 北九州市で行われている卓球のジャパンオープン2日目(6月9日)に張本智和がまたも卓球界を震撼させる快挙を成し遂げた。

 この日午前中に行われたシングルス2回戦で中国の周雨に4-0のストレートで勝っていた張本智和はこの日最後の19:30に行われた準々決勝でリオオリンピックと昨年の世界選手権の金メダリストで現在世界ランキング2位の中国の馬龍と対戦した。

 張本智和は初めから得意のバックハンドで積極的に攻め、1ゲーム目を11-8で奪うと、勢いそのままに11-9、11-7と奪い、王者馬龍相手にゲームカウント3-0と王手をかけた。さすがに、馬龍はこのままで終わらせず第4ゲームを11-3、第5ゲームを11-2と2ゲームで張本に5ポイントしか与えずここから一気に巻き返すかに見えた。また、張本も勝ちを意識したのかもしれない。第6ゲームでは第1ゲームから第3ゲームと同じ展開に戻り張本がまた攻め続けとうとう11-6で王者馬龍に勝った。

 張本は約3年前にワールドツアーに挑戦し始めたころに一度馬龍との対戦があるがそのときはまだ体も小さくまったく歯が立たなかった。3年越しのリベンジに成功し、馬龍とは1勝1敗の5分となった。

試合後の張本智和のインタビュー:
「自分のサービスが効いていて、そこから五分五分ぐらいだったので、ほんとにいい出だしでした。簡単に2ゲーム取られてしまったので6ゲーム目なんとか競って、競って競って4-2で勝ちたいと思ってたので、そこでしっかり粘ることができました。まだ、1回勝っただけなので。今大会まだ準決勝、決勝が残ってるし、これからもたくさん試合があるので、またずっと勝てるように、また頑張りたいです。」

試合後の馬龍のインタビュー:

「この3年間、張本は一生懸命練習して非常に上手くなっている。 また、多くの世界のトッププレイヤーと戦うことで上達している。今日はあまりうまくプレイできなかった。 不必要なミスが多く、相手はリードし続けることができた。」


(インタビューは次のITTFWORLD のビデオより)

張本智和は、昨年の快進撃では水谷隼やドイツのボルには勝ちましたが、さんざん中国の許昕に当たり勝てず、他の中国選手にも負けていました。

 最初に中国選手に勝ったのは(ジュニアは除く)、今年4月のアジアカップの予選でいきなり世界ランキング1位の樊振東(ファン・ジェンドン)に勝ったのが最初でした。そして、先週の中国オープン(先週)で張継科を倒し、昨日の2回戦で周雨、準々決勝で馬龍と立て続けに3か月で4人も倒してしまいました。1人でも倒すのが大変なのに驚異的スピードです。今回、決勝に進めば張継科と再度対戦する可能性があります。

2018年3月11日日曜日

2018カタールオープン 平野美宇 327日ぶりに中国選手に勝利

3/8~3/11で行われている卓球のカタールオープンの女子シングルス1回戦。平野美宇の相手は中国の陳可。この3月に21歳になる中国国家1軍の選手だが、昨年平野美宇が4回負けた顧玉婷やスウェーデンで負けた陳幸同より少し弱いかもしれないが国家1軍では中の上ぐらいの強さだと思います。

今回の平野美宇は今年の全日本選手権のときのような不安そうな表情もなく、落ち着いた感じでした。また、コートの端に飛んで行ったボールを拾いに行くときもゆっくりと歩いていってゆっくりと戻ってきていました。もちろん歩きながら戦略を考えていたのだろうと思いますが、自分を常に落ち着かせるためにわざとそうしているようにも見えました。

試合の展開は以下のとおりです。
<第1ゲーム:13-11>
 10-8 で先にゲームポイントを握るも、3連続ポイントを許し10-11とされ逆にゲームポイントを握られたが、そこから3連続ポイントしてゲームを取った。ポイントをリードされた後のサービスエースがよく決まっていた。これは平野美宇の強みでもある。
<第2ゲーム:11-9>
 第1ゲームに続き10-8で先にゲームポイントを握った。1点は返されたが今回は2点目で仕留めた。
<第3ゲーム:11-8>
第1、2ゲームに続き今回も10-8と先にゲームポイントを握った。今回は一発で仕留めた。ライジングショットも冴えた。ハリケーン平野、復活の予兆を感じさせる。
<第4ゲーム:11-9>
4-1となったところで陳可がタイムアウト。今回はライジングショットを避けるためにネット際に返球していた中国のハリケーン平野対策にも対応していて、対策尽きたのか陳可は少し困惑した表情になっていた。タイムアウト明けに平野美宇が2連続ポイントで6-1としたがそこから陳可が2連続ポイントで6-3となったところで今度は平野美宇がタイムアウト。タイムアウト明けの1点は取られたもののその後2、3点差をキープしていたが最後に連続ポイントされ9-9になった。しかし、そこから2連続ポイントでストレートで勝利した。
平野美宇

平野美宇が中国選手に勝ったのは昨年4月のアジア選手権で丁寧、朱雨玲、陳夢の3選手を倒して以来で11か月ぶりでした。その間にその3選手にリベンジを許したほか、顧玉婷にワールドツアーの1回戦で4回当たって勝てないなど10回以上中国選手に勝てなくて落ち込んでいました。原因は、そのアジア選手権での優勝により下位選手に負けるわけにいかないと自分にプレッシャーをかけてしまい、思うようなプレーができないことのようでした。自分でも原因はわかっているのに、そういうマインドをコントロールできない歯がゆさもあったようです。アジアカップで中国以外の自分よりランクが下の選手に負けて泣いてしまったのもそうゆう部分があったのでしょう。今年の全日本選手権もそういう精神的な不安定さを引きづっているような表情でした。

しかし、今大会ではそういうことを感じさせない落ち着いた雰囲気でしたし、地に足がついている感じでした。たぶん、今年の全日本選手権で優勝できなかったことで少しそういうプレッシャーから解放されたのかもしれません。また、ゆっくりと歩いて自分のペースを保つなど心をコントロールする方法も身に付けたのかもしれません。ツイッターの過去のツイートを自分で全部消したのも、自分の栄光を忘れ去ってもう一度挑戦者に戻るという決意の表れなのだと思います。

準々決勝で石川佳純に敗れて、ツイートの全消去後初めての書き込みがあり「久しぶり 
にスッキリできる試合もありましたが、課題も残ったので、これからに活かせるよう頑張ります」と書いていた。まだまだだがある程度納得もできたということだろう。つまり、吹っ切れたし、前を向くとゆう意味に取れる。ツイッターの書き込みも、納得のいく試合ができるまではやらないと決めていたのだろう。

早田ひなとの2回戦での対戦では陳可戦とは逆に8-10や7-10で先にゲームポイントを握られたがそこから逆転して土壇場の勝負強さも見せた。準々決勝の石川佳純戦では前半は良かったが後半は自分のいいところを出させてもらえず、得意のライジングショットもあまり使えずミスも多くなった。しかし、今回はハリケーン平野が戻ってくる予兆を感じさせてくれて、平野美宇ファンには久しぶりに楽しめた大会だった。今月の23日からのドイツオープンではさらなる活躍を期待したい。

2017年11月14日火曜日

石川佳純、覚醒か?朱雨玲に善戦 - ドイツオープン 女子シングルス 準決勝

11月12日に行われたドイツオープンの女子シングルスで石川佳純が現在世界ランキング1位の中国の朱雨玲と対戦しました。

第1ゲームは4-11で簡単に4-10から6連続ポイントで10-10のデュースに持ち込みましたが10-12で取られてしまいました。第3ゲームは0-3から6-5と逆転しその後一進一退で何度も同点になり9-10で先にゲームポイントを握られましたがしのいで12-11で逆にゲームポイントを握りました。このゲームポイントは逃したものの13-12で再度ゲームポイントを握り、リターンがエッジボールになり14-12で取りました。第4ゲームは、朱雨玲が終始石川佳純をリードし、5-11で取られてしまいゲームカウント1-3と後がなくなりました。第5ゲームは6-2と序盤リードしましたが、追い上げられて8-11で取られ、ゲームカウント1-4で負けました。

試合結果:石川佳純 vs 朱雨玲 1-4(4-11,10-12,14-12,5-11,8-11)

 結果として1ゲームしか取れませんでしたが6連続ポイントや逆転、デゥース合戦など、内容的には競った試合でした。石川佳純は、迷いがなくアグレッシブにとにかく攻めて相手コートの際を狙い、反応も俊敏で高速ラリーでも負けず何度も相手を打ち抜いて、4月のアジア選手権の平野美宇を思い出させる戦いぶりでした。平野美宇がアジア選手権で中国のトップ選手を次々と破ったのを見て「こうやって中国選手に勝てばいいんだ」と思ったらしいですが、それを実践したかのようでした。負けはしたものの内容的には準々決勝の武楊戦以上に自信になる戦いだったのではないかと思います。今年は中国選手にも8連敗でしたが、今回の2勝で苦手意識は解消できたのではないでしょうか。また、今回の戦いぶりで、今年1月の全日本選手権で平野美宇に負けて以来、先月のワールドカップ1回戦負けまでくすぶっていたもやもやを払拭できたと感じました。今後の活躍に期待します。

来年の全日本選手権の決勝は平野美宇と石川佳純の再戦となればうれしいです。どちらが勝てばうれしいかはここではあえて言いませんが。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。

2017年11月12日日曜日

松平健太はベスト8、水谷隼は2回戦敗退 - ドイツオープン 男子シングルス 2回戦

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは11日に行われた男子シングルスの2回戦で松平健太が勝ち準々決勝に進みました。水谷隼は接戦でしたが敗退しました。

2回戦の結果は以下のとおり。

松平健太 vs 丁祥恩(韓国)4-1(11-13,11-8,11-7,11-8,11-5)
水谷隼 vs  李尚洙(韓国)  3-4(3-11,7-11,11-4,13-10,11-9,8-11,14-16)

松平健太は第1ゲームを接戦で落としたものの残りの4ゲームを危なげなくものにしゲームポイント1-4で勝ちました。水谷隼は、最初簡単に2ゲームを落とした後に接戦を含め3ゲームを連取してゲームカウントで3-2と逆転しましたが次のゲームを取られ3-3となりゲームオールになりました。最終ゲームは終盤わずかにリードされましたが追いついてデュースに持ち込みお互い一歩も譲らない戦いになりましたが最後は李尚洙に決められてしまいました。最近の水谷選手はどうも試合中に落ち着きがないように思います。ワールドカップの時は試合中にラケットを床に叩きつけることがありましたが、今回も床にこそ叩きつけませんでしたが卓球台に叩きつけてました。参加してT2APACやヨーロッパリーグでは好調なようなので残念です。

男子シングルスの準々決勝は本日(11日)に以下のスケジュールで行われます。

松平健太 vs 樊振東(中国)19:00(日本時間27:00) Table1
李尚洙(韓国)vs 許昕(中国)19:00(27:00) Table2
黄鎮廷(香港) vs オフチャロフ(ドイツ)19:40(27:40) Table1
ボル(ドイツ)vs 林高遠(中国)20:20(28:20) Table1

試合の模様はテレビ東京のホームページYoutubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方式についてはこちらをご覧ください。

2017年11月11日土曜日

石川佳純と伊藤美誠がベスト8、残りの6人は全員中国選手 - ドイツオープン 女子シングルス

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは10日に女子シングルスの1回戦と2回戦、男子シングルスの1回戦が行われました。

女子シングルスの1回戦では石川佳純と、中国選手と対戦した伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が勝ちました(1回戦の結果はこちらの記事を参照)。2回戦は、石川佳純は接戦になった3ゲーム中2ゲームを制しゲームカウント4-1で勝ちましたが、伊藤美誠と早田ひなは日本選手同士の対戦となり、接戦となった2ゲームを伊藤美誠が制しストレートで早田ひなを下しました。現在世界ランキング2位の中国の陳夢と対戦した佐藤瞳は第4ゲームを取り第5ゲームもデュースになって頑張りましたが及びませんでした。

2回戦は次の結果となりました。

〇石川佳純 vs 徐孝元(韓国)4-1(13-11, 11-5, 13-11, 13-15,11-8)
〇伊藤美誠 vs 早田ひな ×     4-0(12-10, 11-8, 15-13, 11-8)
×佐藤瞳 vs 陳夢(中国)      1-4(6-11, 3-11, 9-11, 11-5, 10-12)

石川佳純のいる前半の山の残りの3つの2回戦はすべて中国選手同士の対戦なので当然中国選手(朱雨玲(ツゥユーリン)、王曼昱(ワンマンユ)、武楊(ウーヤン))が勝ち上がりました。伊藤美誠のいる後半の山は中国選手同士の対戦は1つだけでした(日本選手同士の対戦がありましたが)がやはり中国選手3人(陳夢、馮亜蘭(フォンヤーレン)、陳可(チェンク))が残りました。

本日行われる準々決勝の組み合わせは次のようになります(カッコ内は日本時間)。

伊藤美誠 vs 馮亜蘭          16:00(24:00) TABLE1
陳夢 vs 陳可                     16:00(24:00) TABLE2
朱雨玲 vs 王曼昱               16:45(24:45) TABLE1
石川佳純 vs 武楊               17:30(25:30) TABLE1

伊藤美誠は、1回戦で平野美宇に勝った馮亜蘭との対戦です。1回戦で勝った顧玉婷に続いて平野美宇の仇を取ってください。石川佳純は対戦相手の武楊には2014年に一度勝ったことがあるようで日本選手で武楊に勝ってるのは石川佳純だけらしいので是非勝って、ベスト4は日本と中国が2人対2人になって欲しいです。

試合の模様はテレビ東京のホームページYoutubeのテレビ東京の卓球チャンネルまたはで視ることができます。画面で見たい TABLE(卓球台)(TABLE1かTABLE2)を選んでください。


2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。


伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が中国に勝利、対中国に5戦3勝 - ドイツオープン女子シングルス1回戦

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは10日に行われた女子シングルスの1回戦で伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳が中国選手を破り同じ10日に行われる2回戦に進みました。

平野美宇は残念ながらゲームカウント2-4で敗れました。橋本帆乃香はゲームオールまでもつれ一度はマッチポイントを握ったのもののゲームカウント3-4で敗れてしまいました。石川佳純は、韓国の鄭先知にストレートで勝ち2回戦に進みました。

〇石川佳純 vs 鄭先知(台湾)4-0(11-10, 11-8, 11-7, 11-8)
×平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)2-4(8-10, 12-10, 8-10, 8-10, 13-11, 4-11)
〇伊藤美誠 vs 顧玉婷(中国)4-3(7-11, 15-13, 3-11, 11-8, 11-6, 5-11, 11-5)
×長崎美柚 vs 杜凱栞(香港)2-4(5-11, 11-7, 11-9, 9-11, 9-11, 7-11)
〇早田ひな vs 孫銘阻(中国)4-2(11-9, 11-6, 10-12, 9-11, 11-6, 11-8)
×橋本帆乃香 vs 陳可(中国)3-4(11-8, 9-11, 11-8, 6-11, 9-11, 11-9, 10-12)
〇佐藤瞳 vs 王芸迪(中国)   4-2(12-10, 5-11, 11-9, 11-7, 9-11, 11-6)

2回戦に進んだのは4人ですが、3人が中国選手との試合で勝っており中国選手との対戦成績は5戦で3勝2敗と勝ち越しています。いままで、オーストラリアオープンやオーストリアオープンでは1回戦でことごとく予選から上がって来た中国選手に倒されていたのですが今回はだいぶ状況が異なります。また、中国に危機感を与えるでしょうか。といっても、いままでの大会で予選から上がっていい成績を上げた選手はシード選手に上がっている選手もいるので、予選に出ている中国選手は今までより下位の選手です。ただ、伊藤美誠が破った顧玉婷は今年ワールドツアーで平野美宇に3連勝中でこの間のオーストリアオープンでは準決勝まで進んだ選手で中国の一軍の選手ですし、佐藤瞳が勝った王芸迪は二軍の選手ですが石川佳純がオーストリアオープンの1回戦で負けた相手なのでけして下位ではないです。

女子シングルス2回戦は10日(本日)に以下のスケジュールで行われます。女子シングルス2回戦は、17:10(25:10)、18:00(26:00)の2つの時間帯で4試合ずつ行われます。

石川佳純 vs 徐孝元(韓国)18:00(日本時間26:00) T1
伊藤美誠 vs 早田ひな         18:00(26:00) T2
佐藤瞳 vs 陳夢(中国)      18:00(26:00) T4

2回戦に進んだ中国選手は10人、日本選手は4人です。中国選手同士の対戦も石川佳純のいる山で3試合、伊藤美誠らのいる山で1試合あります。それだけに伊藤美誠と早田ひなの日本選手同士の対戦はもったいなかったです。

試合の模様は、Youtubeのテレビ東京の卓球チャンネルで視ることができます。画面で見たい TABLE(卓球台)を TABLE1~TABLE4 から選んでください。
また、ITTF(国際卓球連盟)のライブ配信(itTV)でも視ることができます(登録が必要です)。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、試合方法についてはこちらをご覧ください。

2017年11月10日金曜日

女子シングル本戦、中国は9人が予選通過し総勢13人、1回戦での日本との対戦は5戦 - ドイツオープン

卓球のワールドツアープラチナの2017ドイツオープンは昨日9日にシングルスの予選が終わり本戦進出の16選手が決定しました。また、それにともない組み合わせで空いていた16枠が埋められ、シード選手の対戦相手が決まりました。

 女子では、日本のシード選手は石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳、橋本帆乃香の6名、中国は朱雨玲、陳夢、王曼昱(ワンマンユ)、武楊の4名です。予選通過は、日本は13名中1人(長崎美柚)、中国は11人中9人でした。

 この結果、本戦の組み合わせでは日本選手は7名ですが、中国選手はほぼ倍の13名います。このため1回戦から日本選手と中国選手の対戦が5戦あります。平野美宇も中国一軍の馮亜蘭と対戦します。平野美宇は、馮亜蘭とは昨年の中国スーパーリーグで対戦していてその時は3-0(12-10,11-9,11-7)で勝っています。しかし、馮亜蘭は今年は調子がよく3月に行われた国内の大会でも好成績を残しているので油断はできません。

 また、組み合わせでは後半の山に石川佳純以外の日本選手6人がいるため(中国選手も朱雨玲をはじめ7人)、日本選手と中国選手の対戦は5試合ともこちらの山で、勝ち上がっていくには中国選手を倒していくしかありません。

男子は、日本のシード選手は水谷隼、丹羽孝季、松平健太、張本智和の4名、中国は樊振東、許昕、張継科、林高遠、閻安の5名です。予選通過は、日本は12名中5人(森薗政崇、吉村真晴、木造勇人、上田仁、大島裕哉)、中国は3人中1人(周瑜)だけでした。女子とは好対照な構図ですね。
本戦の組み合わせでは日本選手は9名ですが、中国選手は6名です。日本選手は前半の山に4人、後半の山に5人、中国選手は前半の山に4人、後半の山に2人とある程度散らばっていますが日本選手と中国選手の対戦は3戦あります。

以下は本日の対戦予定です。
女子:
石川佳純 vs 陳思羽鄭 先知(台湾)12:20(日本時間20:20) T4(TABLE4)
平野美宇 vs 馮亜蘭(中国)13:10(21:10) T1
伊藤美誠 vs 顧玉婷(中国)13:10(21:10) T2
長崎美柚 vs 杜凱栞(香港)13:10(21:10) T3
早田ひな vs 孫銘阻(中国)13:10(21:10) T4
橋本帆乃香 vs 陳可(中国)14:00(22:00) T3
佐藤瞳 vs 王芸迪(中国)   14:00(22:00) T4
*女子は、本日2回戦まであり平野は17:10(25:10)、他の選手は18:00(26:00)に行われます。
男子:
松平健太 vs ドリンクホール(イギリス)15:30(23:30) T3
丹羽孝季 vs 丁祥恩(韓国)15:30(23:30) T4
森薗政崇 vs 黄鎮廷(香港)16:20(24:20) T3
木造勇人 vs 閻安(中国)   16:20(24:30) T4
上田仁 vs シモン・ゴジ(フランス)19:30(27:30) T3
吉村真晴 vs 林高遠(中国)19:30(27:30) T4
水谷隼 vs B・シュテガー(ドイツ)20:20(28:20) T1
大島裕哉 vs 許昕(中国)   20:20(28:20) T2
張本智和 vs M・フレイタス(ポルトガル)20:20(28:20) T4
*男子の2回戦と準々決勝は明日行われます。

試合の模様はITTF(国際卓球連盟)のライブ配信(itTV)で視ることができます(登録が必要です)。画面で見たい TABLE(卓球台)を TABLE1~TABLE4 から選んでください。

2017ドイツオープンの概要、出場選手、見どころについてはこちらをご覧ください。



2017年11月9日木曜日

前田美優 中国選手に11ポイント連取で逆転 今日準決勝 - ドイツオープンU21女子シングルス

昨日11/7から始まったワールドツアープラチナの2017ドイツオープンのU21女子シングルスで前田美優が順調に勝ち進んでいます。

前田美優は7日にあった2回戦で中国の張瑞と当たりゲームカウント1-2から逆転して3-2で勝ちました。特に圧巻だったのは第4ゲームで、最初の1ポイントを取られた後11ポイント連続でとり11-1で勝ちました。第5ゲームもその勢いのままものにしました。
試合の模様は、ITTF(国際卓球連盟)の動画配信サイトのitTVの以下のアドレスで視ることができます。
https://tv.ittf.com/video/maeda-miyu-zhang-rui/1025879
ドイツオープンU21の1回戦で中国選手に勝った前田美優
前田美優は昨日あった準々決勝でも勝ち本日9日に中国の孫銘阻(SUN Mingyang)と対戦します。是非勝って欲しいものです。孫銘阻は18歳の選手です(詳細不明。知ってる方コメントよろしく)。
準決勝は本日17:30(現地時間9:30)卓球台はTABLE2、勝てば
決勝は本日深夜3:00(現地時間19:00)TABLE1で行われます。
試合のライブ配信はITTF(国際卓球連盟)の配信サイト(itTV)で視ることができます。

ドイツオープンの概要はこちらをご覧ください。




2017年10月19日木曜日

女子ワールドカップ 丁寧の代わりに劉誌ウェンが出場するらしい

ITTFのホームページで確認すると10/2付の出場予定者のリスト(たぶん最終)で、世界卓球選手権優勝者枠の丁寧に代わって劉誌ウェンが出場するようになってます。

 劉誌ウェンは先月のアジアカップで2位だったのですが、ワールドカップでは同一国からの出場は2名までで、世界選手権優勝者枠の丁寧とアジアカップ優勝者枠の朱雨玲で2名になるため出場できないことになっていた。このため、4位の平野美宇がアジアカップからの出場枠3名の3番目に繰り上げられました(ちなみにアジアカップ枠に入らなくても出場はできましたが)。最新のリストでも、平野美宇はアジアカップ選出枠のままで、劉誌ウェンは丁寧の「代理」となってます。丁寧は昨年のようにまた体調を崩したのでしょうか。それとも、今夏の全中国運動会で優勝し「大満貫」を達成して満足してしまったのでしょうか。

2017ワールドカップの出場者、試合方式についてはこちらにまとめました。

 

2017年10月12日木曜日

今年の世界ジュニア選手権、中国は超本気

今年の世界ジュニア選手権の中国代表メンバーが発表されたが、女子の顔ぶれがすごい。

  • 王曼昱(ワンマンユ)
  • 孫穎莎(スンインシャ)
  • 銭天一(チェンティンイ)
  • 石洵瑶(シーシンヤオ)
この4人だが、王曼昱と孫穎莎はみなさんもよくご存じだろう。10月の世界ランキングでは孫穎莎はトップ10に返り咲き9位、王曼昱は11位である。王曼昱は、昨年出場すれば3連覇の可能性があったのだがスーパーリーグを優先して出場しなかった。来年2月には19歳になるので今回最後のチャンスで、スーパーリーグもあるかどうかわからないのでこちらへの出場が決まったのだろう。日本は、まだ出場選手が決まっていないようだが世界ランキングトップ10の平野美宇と伊藤美誠、今年T2APACで王曼昱や孫穎莎と何度も対戦している早田ひなの3人を出さない手はない。

ここで、この4人について少し紹介しておく。


    - 王曼昱(ワンマンユ)
    1999年2月9日生まれ 18歳
    2014年、2015年世界ジュニア選手権女子シングルス優勝
    2014年アジアジュニア選手権女子シングルス準優勝
    2017ワールドツアープラチナ カタールオープン準優勝
    2017ワールドツアープラチナ オーストリアオープン女子シングルス優勝
    2017年1月の国家一軍若手14名によるトーナメントで13勝1敗で陳夢を抑えて優勝
    丁寧、劉詩ウェン、朱雨玲、陳夢を食うこともしばしばで、次期エース最有力

    - 孫穎莎(スンインシャ)
    2000年11月8日生まれ 16歳
    2017ワールドツアープラチナ ジャパンオープンにシニア初挑戦でいきなり優勝
    2017ワールドツアープラチナ 中国オープン準優勝
    2017年アジアジュニア選手権女子シングルス優勝
    2017年1月の入れ替え戦に勝ち国家一軍に昇格
    突然にトップに上がって来た新星だが、ジャパンオープンでは王曼昱にストレートでかっている。

    - 銭天一(チェンティンイ)
    2016年アジアジュニア選手権女子シングルス優勝
    2017年アジアジュニア選手権女子シングルス準優勝

    - 石洵瑶(シーシンヤオ)
    2016年世界ジュニア選手権女子シングルス優勝
    (平野美宇に4-0、加藤美優に4-2で勝利、団体戦は平野美宇に勝利、伊藤美誠と1勝1敗)




    2017年10月8日日曜日

    中国卓球リーグの「日本選手排斥」は「誤報」が結論

     昨日紹介した卓球情報においては自分が最も信頼できると思っている卓球専門誌「卓球王国」のウェブサイトで中国卓球リーグの日本選手排斥に関する新たな記事「日本選手排斥はあり得ない」が出た。

     否定理由は昨日投稿した記事「中国スーパーリーグの日本選手締め出しは、やはり誤報らしい」と同じだが、さらに中国卓球界では劉国梁総監督の辞任、男子トップ3選手の中国オープンでのボイコットと異常事態が発生した上に、8月から9月にかけて開催された4年に一度の全中国運動会もあり、中国卓球協会は非常に忙しくスーパーリーグの日程さえ決まっていないほどで、海外選手締め出しなどが協会から発せられることはあり得ないし、これまでの日中の卓球協会の友好関係から考えてもあり得ないと結論付けている。

     また「日本排斥」などの多くの記事に書かれている「平野美宇の排除が真の目的」といこと自体も、平野美宇はアジア選手権の後は中国の若手選手に負けており、国内メディアはあまりに過大評価し、過敏になり過ぎているということを付け加えている。
    確かに、平野美宇は中国の顧玉婷にカタール、オーストラリア、オーストリアと今年のワールドツアープラチナ3大会で1回戦で当たり3連敗中だ。また、丁寧に2回リベンジされた以外に陳夢に1回、朱雨玲にも2回リベンジされ、本気になった中国の強さを見せつけられている。

     結局「スポーツ紙が扇情的に、大げさに報道したことを、さらに中国側の裏を取らずに通信社や一般紙が追従したことも残念だ。記事の中でも「誰が主語なのかがはっきりしていない。」とし、今回のように何も正式なコメントを発していない中国卓球協会が悪者扱いされ(実際、ヤフーニュースでのコメントには中国は狭量だと非難するものが多かった)たケースは協会関係者としては納得いかないだろうし、間違った情報がネットやテレビを駆け巡り一般の人にまでインプットされてしまう怖さを感じたとしている。

    実際、自分も同じことを感じる。今回のニュースは日本を発端として中国のネットに広まっている。中国卓球協会のお偉いさんの耳に入って気を悪くされて、友好だった日本卓球協会との間に亀裂が生じ現実になってしまうということにでもなれば、まさに本末転倒である。

    ここで付け加えると、卓球の話題に敏感なテレビ東京のスポーツウォッチャーがこの話題に触れなかったのはさすがだった。たぶん、裏が取れなかったのだろう。

    平野美宇の今年の中国スーパーリーグ参加への考察についてはこちらをご覧ください。


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