伊藤美誠は前日の準々決勝と準決勝でそれぞれ中国の劉詩雯(リュウシウェン)と丁寧を逆転で破っている。決勝では現在世界ランキング1位の中国の朱雨玲と対戦したが、まったく朱雨玲を寄せ付けず圧倒し、30分もかからずストレートで勝って優勝を決めた。
なお、今大会、伊藤は1回戦でも中国の張薔に勝っており、1つの大会で4人の中国選手を倒したことになる。また、2回戦で逆転で勝ったシンガポールの馮天薇(フォン・ティアンウェイ)も中国からの帰化選手で今年前半は世界ランキングトップ10の上位にいた選手だ。ちなみに、伊藤美誠は発表されたばかりの11月の世界ランキングで7位、丁寧は2位、劉詩雯は6位である。
ITTFニュースの最終日のまとめ記事に伊藤美誠に関する記述があるので、その部分のみ引用する。
逆転は必要なかった、伊藤は容易に優勝をものにした
伊藤美誠は今回のスウェーデンオープンで信じられない逆転劇を何度も成功させてきた。しかし、最後の難関である女子シングルス決勝では、逆転は必要なかった。
Ito Mima taking the #ITTFWorldTour Swedish Open— ITTF World (@ittfworld) 2018年11月4日
Women's Singles title with a 4-0 victory over world no.1 Zhu Yuling#Congrtas pic.twitter.com/SWaZrdKZws
非常に高度なレベルの卓球を展開した伊藤美誠は、中国の朱雨玲をすべての項目で上回り、世界ランキング1位をストレートゲーム(11-3, 11-3, 11-5, 11-8)で倒し、このカテゴリでの6個目の金メダルを手にした。
伊藤美誠はスウェーデンの地での中国選手との対戦を楽しんでいるようだ。このストックホルムでのスウェーデンオープンの優勝までに中国3選手*を倒し、ハルムスタッドの2018世界選手権団体戦でも中国の劉詩雯に対して成功を納めている。
「最初の入りを集中して入りました。そしたら、1ゲーム目、2ゲーム目と
私の卓球ができて、いい球もたくさん入って、自分でもびっくりするプレイばかりで、
そういう球が入ったからこそ勝てたんじゃないかと思ってます。
(中国選手を倒しての優勝は)まったく想像できてないですし、スウェーデンの
ハルムスタッドの世界選手権で全勝で終われて、ここストックホルムでも
全勝というか優勝できて、スウェーデンが大好きになりました」伊藤美誠
なお、2018スウェーデンオープン女子シングルスの結果およびトーナメント表についてはこちらをご覧ください。
また、元のITTFニュースはこちらをご覧ください。
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