2021年3月14日日曜日

第13週の世界ランキング(女子シングルス)をシミュレーション

 WTT中東ハブ終了後の第11週の世界ランキング(女子シングルス)シミュレーションしましたが、記事の最後に以下のように説明したように2021年に獲得したポイントを足し合わせる「ベース」は年末に向かって減っていきます。

『「ベース」は昨年2020年12月のランキングポイントを元にしたポイントで、このベースに2021年の獲得ポイント(最大8大会分)を足したものがランキングポイントになります。この、ベースは第1~6週は2021年12月のランキングポイントの8割、第7~12週は7割と減っていき12月以降(49週以降)には「0」になり、ランキングポイントは2021年の獲得ポイントのみで構成されるようになります。』


第10週は上の説明のようにベースは2020年12月のランキングポイントの7割ですが、3月30日に発表される第13週の世界ランキングからはベースが2020年12月のランキングポイントの6割に減ります。

そこで、ちょっと気が早いですが、第13週の女子シングルスの世界ランキングもシミュレーションしてみました。ただし、実際には3月中に行われる東京オリンピックのヨーロッパ予選およびアジア予選のポイントが発生する可能性がありますが、これらの影響はわずかと思われます。

ではシミュレーション結果です。

(項目の見かたは第11週のシミュレーションのメモをご覧ください)

後順位 前順位 国 選手 ベース C結果 ポイント SC結果 ポイント 新ポイント
1 1 CHN 陳夢 11850 11850
2 3 JPN 伊藤美誠 9498 優勝 400 優勝 600 10498
3 2 CHN 孫穎莎 9840 9840
4 4 CHN 王曼昱 8733 8733
5 5 CHN 丁寧 8070 8070
6 6 CHN 朱雨玲 7335 7335
7 7 CHN 劉詩雯 7245 7245
8 8 TPE 鄭怡静 7026 R32 4 R16 55 7085
9 12 SGP 馮天薇 6348 Q32 4 準優勝 420 6772
10 9 JPN 石川佳純 6660 R16 35 R16 55 6750
11 10 CHN 王芸迪 6621 6621
12 11 JPN 平野美宇 6417 R16 35 R16 55 6507
13 13 CHN 陳幸同 6222 6222
14 15 KOR 田志希 5484 QF 70 準決勝 210 5764
15 14 HKG 杜凱栞 5616 5616
16 18 PUR A.ディアス 5295 R32 4 QF 105 5404
17 16 AUT ポルカノバ 5376 5376
18 17 JPN 佐藤瞳 5352 5352
19 21 KOR 徐孝元 4899 R16 35 R16 55 4989
20 19 GER P. ソルヤ 4983 4983
21 20 CHN 何卓佳 4953 4953
22 21 GER ハン・イン 4899 R32 25 4924
23 23 JPN 加藤美優 4665 4665
24 24 CHN 銭天一 4596 4596
25 29 JPN 早田ひな 4137 準優勝 280 QF 105 4522
26 25 TPE 陳思羽 4362 R32 4 R16 55 4421
27 26 ROU B. スッチ 4356 R16 35 R32 25 4416
28 27 NED B. エーラント 4251 R32 4 R32 25 4280
29 28 HKG 蘇慧音 4158 4158
30 30 USA リリー・チャン 4050 Q32 4 R32 25 4079
31 34 ROU サマラ 3777 R32 4 準決勝 210 3991
32 31 USA ウー・ユエ 3888 3888
33 32 UKR ペソツカ 3798 R16 35 R32 25 3858
34 33 POL リー・チェン 3792 3792
35 35 EGY メシュレフ 3735 R32 4 R32 25 3764
36 36 JPN 橋本帆乃香 3708 3708
37 37 JPN 芝田沙季 3690 3690
38 38 CAN チャン・モー 3678 R32 4 R64 5 3687
39 39 GER ミッテルハム 3627 R16 35 R32 25 3687
40 41 THA スターシニ― 3576 QF 70 R64 5 3651
41 43 GER シャン・シャオナ 3552 QF 70 R64 5 3627
42 40 CHN 顧玉婷 3591 3591
43 42 LUX ニー・シャオ・リエン 3567 3567
44 44 MON ヤン・シャオシン 3537 R32 4 R64 5 3546
45 45 HKG 李皓晴 3501 3501
46 46 RUS ミハイロワ 3474 R32 4 R64 5 3483
47 50 SGP ユ・モンユ 3297 準決勝(Q) 155 R32 25 3477
48 47 BRA B.タカハシ 3408 R32 4 R16 55 3467
49 49 JPN 木原美悠 3318 準決勝 140 R64 5 3463
50 48 SWE エクホルム 3399 3399
51 CAE マテロワ 3270 QR4 10 R32 25 3305
54 SVK バラ―ジョバ 3162 QR2 4 R32 25 3191
57 TPE 鄭先知 2967 R32(Q) 19 R64 5 2991
60 RUS ノスコワ 2826 QR2 4 R16 55 2885
59 SGP 林叶 2838 QR3 7 R64 5 2850
63 IND マニカ・バトラ 2745 QR4 10 R32 25 2780
64 KOR 崔孝珠 2736 QR4 10 R64 5 2751
66 HUN マダラズ 2679 R64 5 2684
69 UKR ガポノワ 2592 R16(Q) 50 R32 25 2667
68 PUR メラニー・ディアス 2643 QR3 7 R64 5 2655
71 ITA ビバレッリ 2520 QR2 4 R64 5 2529
72 ESP シャオ・マリア 2517 QR3 7 R64 5 2529
73 SGP 曾尖 2433 R32(Q) 19 R32 25 2477
74 CHI ポリーナ・ベガ 2432 QR2 4 R64 5 2441
76 LUX デ・ヌッテ・サラ 2364 QR4 10 R64(Q) 25 2399
81 KOR 梁夏銀 2226 QF(Q) 85 QR3 15 2326
94 KOR 申裕斌 2043 R32(Q) 19 QF(Q) 125 2187
102 FRA ユアン・ジアンナン 1992 R32(Q) 19 R32(Q) 55 2066
103 JPN 大藤沙月 1970 QR4 10 R16(Q) 75 2055
106 KOR 李ジオン 1944 QR2 4 R32(Q) 45 1993
122 KOR 金可英 1836 QR3 7 QF(Q) 125 1968
123 RUS タイラコワ 1827 R16(Q) 50 QR1 3 1880
198 SWE K. シェルベリ 1101 R64(Q) 25 1126
725 KOR KIM Nayeong 108 QR2 4 R32(Q) 45 157

ベースが1割減ると、中国選手との位置関係が変化するかと思ってシミュレーションしてみましたが意外と変わらないですね。やはり、WTTスタコンテンダー/コンテンダーは21位以下の下位選手を対象にした大会で獲得ポイントも少ないからですね。中国が今回出場を控えたのも、大会での獲得ポイントが小さいため世界ランキングへの影響が小さくコロナ感染のリスクと比較して判断したのでしょうか。東京オリンピックまでに中国ハブを開催し格上のWTTグランドスマッシュ大会やWTTチャンピオンシリーズ大会などを開催すれば、国外の大会に出場しなくても世界ランキング上も問題ないと判断したのでしょう。


WTTスターコンテンダー終了後の世界ランキング(女子シングルス)のシミュレーション

 3月13日にWTT中東ハブのWTTコンテンダー ドーハおよびWTTスターコンテンダー ドーハの2大会が終了しました。

WTTコンテンダー ドーハ大会の終了後に世界ランキングをシミュレーションし、それに対応する第10週の世界ランキングも3月9日に発表されました。

WTTスターコンテンダー ドーハ大会の結果も反映した第11週の世界ランキングも3月16日には発表されますが、それまで待たずに女子シングルスの世界ランキングをまたシミュレーションしてみました。

WTTスターコンテンダー/コンテンダー大会は従来のチャレンジプラス/チャレンジシリーズ相当の大会なのでグランドスマッシュやチャンピオンシリーズなどの上位大会に比べて獲得できるポイントが少ない(詳細はこちらのポイント表を参照)のでポイント変動や順位の変動が少なく大会に出場できなかった日本選手の順位もほとんど変わっていませんが、それでも2大会で優勝した伊藤美誠、それぞれの大会で準優勝の早田ひなや馮天薇の順位が上がっています(WTTの大会構想についてはこちらを参照してください)。

シミュレーションでは、中東ハブが始まる前の第8週での50位までの選手と両大会で本戦に出場した51位以降の選手のみを対象にしています。

結果は、以下の通りです。

「前順位」は中東ハブ前(第8週)の順位、「後順位」は中東ハブ後(第11週)の順位です。

後順位 前順位 国 選手 ベース C結果 ポイント SC結果 ポイント 新ポイント
1 1 CHN 陳夢 13825 13825
2 3 JPN 伊藤美誠 11081 優勝 400 優勝 600 12081
3 2 CHN 孫穎莎 11480 11480
4 4 CHN 王曼昱 10189 10189
5 5 CHN 丁寧 9415 9415
6 6 CHN 朱雨玲 8558 8558
7 7 CHN 劉詩雯 8453 8453
8 8 TPE 鄭怡静 8197 R32 4 R16 55 8256
9 9 JPN 石川佳純 7770 R16 35 R16 55 7860
10 12 SGP 馮天薇 7406 Q32 4 準優勝 420 7830
11 10 CHN 王芸迪 7725 7725
12 11 JPN 平野美宇 7487 R16 35 R16 55 7577
13 13 CHN 陳幸同 7259 7259
14 15 KOR 田志希 6398 QF 70 準決勝 210 6678
15 14 HKG 杜凱栞 6552 6552
16 18 PUR A.ディアス 6178 R32 4 QF 105 6287
17 16 AUT ポルカノバ 6272 6272
18 17 JPN 佐藤瞳 6244 6244
19 19 GER P. ソルヤ 5814 5814
20 21 KOR 徐孝元 5716 R16 35 R16 55 5806
21 20 CHN 何卓佳 5779 5779
22 21 GER ハン・イン 5716 R32 25 5741
23 23 JPN 加藤美優 5443 5443
24 24 CHN 銭天一 5362 5362
25 29 JPN 早田ひな 4827 準優勝 280 QF 105 5212
26 25 TPE 陳思羽 5089 R32 4 R16 55 5148
27 26 ROU B. スッチ 5082 R16 35 R32 25 5142
28 27 NED B. エーラント 4960 R32 4 R32 25 4989
29 28 HKG 蘇慧音 4851 4851
30 30 USA リリー・チャン 4725 Q32 4 R32 25 4754
31 34 ROU サマラ 4407 R32 4 準決勝 210 4621
32 31 USA ウー・ユエ 4536 4536
33 32 UKR ペソツカ 4431 R16 35 R32 25 4491
34 33 POL リー・チェン 4424 4424
35 35 EGY メシュレフ 4358 R32 4 R32 25 4387
36 36 JPN 橋本帆乃香 4326 4326
37 37 JPN 芝田沙季 4305 4305
38 38 CAN チャン・モー 4291 R32 4 R64 5 4300
39 39 GER ミッテルハム 4232 R16 35 R32 25 4292
40 41 THA スターシニ― 4172 QF 70 R64 5 4247
41 43 GER シャン・シャオナ 4144 QF 70 R64 5 4219
42 40 CHN 顧玉婷 4190 4190
43 42 LUX ニー・シャオ・リエン 4162 4162
44 44 MON ヤン・シャオシン 4127 R32 4 R64 5 4136
45 45 HKG 李皓晴 4085 4085
46 46 RUS ミハイロワ 4053 R32 4 R64 5 4062
47 47 BRA B.タカハシ 3976 R32 4 R16 55 4035
48 50 SGP ユ・モンユ 3847 準決勝(Q) 155 R32 25 4027
49 49 JPN 木原美悠 3871 準決勝 140 R64 5 4016
50 48 SWE エクホルム 3966 3966
51 CAE マテロワ 3815 QR4 10 R32 25 3850
54 SVK バラ―ジョバ 3689 QR2 4 R32 25 3718
57 TPE 鄭先知 3462 R32(Q) 19 R64 5 3486
60 RUS ノスコワ 3297 QR2 4 R16 55 3356
59 SGP 林叶 3311 QR3 7 R64 5 3323
63 IND マニカ・バトラ 3203 QR4 10 R32 25 3238
64 KOR 崔孝珠 3192 QR4 10 R64 5 3207
66 HUN マダラズ 3126 R64 5 3131
69 UKR ガポノワ 3024 R16(Q) 50 R32 25 3099
68 PUR メラニー・ディアス 3084 QR3 7 R64 5 3096
71 ITA ビバレッリ 2940 QR2 4 R64 5 2949
72 ESP シャオ・マリア 2937 QR3 7 R64 5 2949
73 SGP 曾尖 2839 R32(Q) 19 R32 25 2883
74 CHI ポリーナ・ベガ 2838 QR2 4 R64 5 2847
76 LUX デ・ヌッテ・サラ 2758 QR4 10 R64(Q) 25 2793
81 KOR 梁夏銀 2597 QF(Q) 85 QR3 15 2697
94 KOR 申裕斌 2384 R32(Q) 19 QF(Q) 125 2528
102 FRA ユアン・ジアンナン 2324 R32(Q) 19 R32(Q) 55 2398
103 JPN 大藤沙月 2299 QR4 10 R16(Q) 75 2384
106 KOR 李ジオン 2268 QR2 4 R32(Q) 45 2317
122 KOR 金可英 2142 QR3 7 QF(Q) 125 2274
123 RUS タイラコワ 2132 R16(Q) 50 QR1 3 2185
198 SWE K. シェルベリ 1285 R64(Q) 25 1310
725 KOR KIM Nayeong 126 QR2 4 R32(Q) 45 175

(メモ)「C結果」はWTTコンテンダーの結果、「SC結果」はWTTスターコンテンダーの結果、結果のQRは準々決勝での敗退、R16はベスト16での敗退、R32(Q)は予選から開始して本戦のベスト32で敗退、QR4は予選4回戦での敗退となっています。予選から本戦に進んだ選手はWTTコンテンダーの場合15ポイント、WTTスターコンテンダーの場合20ポイントが通常のポイントに加算されます。例えばWTTスターコンテンダーの大藤沙月は予選から出場して3回戦(ベスト16)で伊藤美誠に敗れたため「R16(Q)」となり通常のベスト16での敗退ポイント(55)に予選通過ポイント(20)が加算され75ポイントがWTTスターコンテンダーでの獲得ポイントになります。

「ベース」は昨年2020年12月のランキングポイントを元にしたポイントで、このベースに2021年の獲得ポイント(最大8大会分)を足したものがランキングポイントになります。この、ベースは第1~6週は2021年12月のランキングポイントの8割、第7~12週は7割と減っていき12月以降(49週以降)には「0」になり、ランキングポイントは2021年の獲得ポイントのみで構成されるようになります。


2021年3月6日土曜日

WTTコンテンダー ドーハ終了後の世界ランキング(女子シングルス)のシミュレーション

 今年最初のWTT大会のWTTコンテンダーが終了しました。

そこで気になるのが、今大会でのポイント加算と世界ランキングの順位です。

今年から世界ランキングは毎週火曜日に発表されるのですぐにわかりますが、ちょっとシミュレーションしてみました。

今年の世界ランキングは、昨年12月の世界ランキングポイントをベースに今年の獲得ポイントを加算するスタイルに特殊な形式になっています(2021年世界ランキングのシステムの詳細な説明はこちらでまとめています)。


今度の火曜日(3月9日)は今年の第10週になります。第7週から第12週まではベースになるポイントは昨年12月の世界ランキングポイントの70%になります。このベースのポイントに今大会での獲得ポイントを足したものが第10週の新しいランキングポイントになります。


シミュレーションでは、すべての出場選手を対象にするのは大変なので、世界ランキング50位までの選手と本戦に進出したそれ以外の選手のみを対象にしています。

では、さっそくシミュレーション結果を示します。

今回順位 前回順位 国 選手 ベース 結果 ポイント 新ポイント
1 1 CHN 陳夢 13825 13825
2 3 JPN 伊藤美誠 11081 優勝 400 11481
3 2 CHN 孫穎莎 11480 11480
4 4 CHN 王曼昱 10189 10189
5 5 CHN 丁寧 9415 9415
6 6 CHN 朱雨玲 8558 8558
7 7 CHN 劉詩雯 8453 8453
8 8 TPE 鄭怡静 8197 R32 4 8201
9 9 JPN 石川佳純 7770 R16 35 7805
10 10 CHN 王芸迪 7725 7725
11 11 JPN 平野美宇 7487 R16 35 7522
12 12 SGP 馮天薇 7406 Q32 4 7410
13 13 CHN 陳幸同 7259 7259
14 14 HKG 杜凱栞 6552 6552
15 15 KOR 田志希 6398 QF 70 6468
16 16 AUT ポルカノバ 6272 6272
17 17 JPN 佐藤瞳 6244 6244
18 18 PUR A.ディアス 6178 R32 4 6182
19 19 GER P. ソルヤ 5814 5814
20 20 CHN 何卓佳 5779 5779
21 21 KOR 徐孝元 5716 R16 35 5751
22 21 GER ハン・イン 5716 5716
23 23 JPN 加藤美優 5443 5443
24 24 CHN 銭天一 5362 5362
25 26 ROU B. スッチ 5082 R16 35 5117
26 29 JPN 早田ひな 4827 準優勝 280 5107
27 25 TPE 陳思羽 5089 R32 4 5093
28 27 NED B. エーラント 4960 R32 4 4964
29 28 HKG 蘇慧音 4851 4851
30 30 USA リリー・チャン 4725 Q32 4 4729
31 31 USA ウー・ユエ 4536 4536
32 32 UKR ペソツカ 4431 R16 35 4466
33 33 POL リー・チェン 4424 4424
34 34 ROU サマラ 4407 R32 4 4411
35 35 EGY メシュレフ 4358 R32 4 4362
36 36 JPN 橋本帆乃香 4326 4326
37 37 JPN 芝田沙季 4305 4305
38 38 CAN チャン・モー 4291 R32 4 4295
39 39 GER ミッテルハム 4232 R16 35 4267
40 41 THA スターシニ― 4172 QF 70 4242
41 43 GER シャン・シャオナ 4144 QF 70 4214
42 40 CHN 顧玉婷 4190 4190
43 42 LUX ニー・シャオ・リエン 4162 4162
44 44 MON ヤン・シャオシン 4127 R32 4 4131
45 45 HKG 李皓晴 4085 4085
46 46 RUS ミッテルハム 4053 R32 4 4057
47 49 JPN 木原美悠 3871 準決勝 140 4011
48 50 SGP ユ・モンユ 3847 準決勝(予) 155 4002
49 47 BRA B.タカハシ 3976 R32 4 3980
50 48 SWE エクホルム 3966 3966
57 TPE 鄭先知 3462 R32(予) 19 3481
69 UKR ガポノワ 3024 R16(予) 50 3074
73 SGP 曾尖 2839 R32(予) 19 2858
81 KOR 梁夏銀 2597 QF(予) 85 2682
94 KOR 申裕斌 2384 R32(予) 19 2403
102 FRA ユアン・ジアンナン 2324 R32(予) 19 2343
123 RUS タイラコワ 2132 R16(予) 50 2182

(メモ)結果で R32(予) などの「(予)」は予選から決勝に進出した選手です。このような場合、本戦で獲得できるポイントに15ポイント(WTTコンテンダーの場合)が加算されます。例えば、R32(予) は R32 敗退のポイント 4 ポイントに 15 ポイントが加算され獲得ポイントは 19ポイントになります。

改めて表にまとめてみると前回ランキングが49位と50位だった木原美悠とユ・モンユが準決勝に進出したんですね。

2021年2月28日日曜日

WTTホームページへの登録方法

 WTTホームページができたようです。

次のアドレスですがユーザー登録が必要です。

https://worldtabletennis.com/home


ここでは、登録方法を説明します。

注意するポイントは、以下の2点です。

  • パスワードに特殊文字を含めること
  • メールで送られてきた確認コードを入力すること

では、ユーザー登録の手順を説明します。

1. まず、ブラウザーで https://worldtabletennis.com/home にアクセスします。

2. 次の画面が表示されます(画像はクリックすると大きくなります)。右上の[Subscription]をクリックします。


3. 次の詳細登録項目を入力します。

           ①FIRST NAME:姓名の名(Hirano Miu なら Miu)
           ②LAST NAEM:姓名の姓(Hirano Miu なら Hirano)
           ③NAME FORMAT PREFERENCE:表記で (名、姓) の順か (姓、名) の順のどちらか好む方を選択します。
        (名、姓) の場合は Fisrt Name,Last Name、(姓、名) の場合は Last Name,First Name 
          ④PHONE NUMBER:[What's your phone number]に最初の「0」を除いた電話番号を入力します(090-1234-5678)の場合は「9012345678」
          ⑤POSATL CODE:郵便番号(「123-0045」のように入力します)
          ⑥EMAIL:メールアドレス(ログイン ユーザー名になります)


4. [WHEN WERE YOU BORN?]に生年月日を入力します。
 ①のカレンダーのアイコンをクリックすると画像のようなカレンダーが表示されます。
 ②をクリックすると西暦年が表示されます。
    ③自分の生まれた年が表示されていない場合は不等号マーク(< >)をクリックして前後に動かします。
    ④月は、JAN(1月)、FEB(2月)、MAR(3月)、APR(4月)、MAY(5月)、JUN(6月)、JUL(7月)、AUG(8月)、SEP(9月)、OCT(10月)、NOV(11月)、DEC(12月)から選択します。日はカレンダーから選択します。

5. PHONE NUMBER の Country Code は、右の下向き三角(▼)(①)をクリックし、[Japan]を選択します(④)。WHERE DO YOU BELONG? (②)と WHERE DO YOU LIVE? (③)でも国籍 (Nationality) と居住国 (Residing Country) が日本ならば、同様に[Japan]を選択します。
WHAT'S YOUR GENDER は、男性は[Male]、女性は[Female]を選択します。

  


6. PASSWORD (①) でパスワードを設定します。パスワードは、半角で8文字以上でアルファベットの大文字と小文字、数字、特殊文字 (!%&@+など)をそれぞれ1文字以上含む必要があります。CONFIRM PASSWORD (②) は①で入力したパスワードの確認です。①で入力したパスワードをもう一度入力します。

7. すべての項目を入力し終わったら上の画像のオレンジ色の[Continue](③) をクリックします。これにより、[EMAIL]に入力したメールアドレスに確認コードが記載されたメールが届きます(エラーが表示された場合は間違っている個所を修正してからもう一度[Continue]をクリックします)。また、次のような確認コードの入力画面が表示されます。


8. 入力したメールアドレスに次のようなメールが届きます。赤い部分の確認コードを上の画像の①の6個のマスに入力します。入力し終わったら②の[Submit]をクリックします。


9. 入力した確認コードが正しければ次の画面が表示されて登録は完了です。
 [SIGN IN TO MY ACCOUNT]をクリックして、登録したメールアドレスとパスワードでサインインしましょう。







2021年2月20日土曜日

卓球: 木原美悠のTリーグファイナル出場はない?WTT中東ハブでは入国時の2週間の隔離はない?

 中東ハブのWTTコンテンダーの概要をまとめたが、海外選手の入国時の制限について明確な情報がわからなかった。

WTTニュースの記事からは、自国を出国する前に次の2回の検査をすることがルールとされているとあった。

  1. 出発7日前の検査
  2. 出発72時間前の検査
これら以外に、入国後2週間の隔離など、入国後の規制があるかどうかがよくわからない。

しかし、3月3日の本戦から出場する石川佳純、ハン・イン、張本智和や、2月18日の予選から出場する木原美悠が、3月3日の2週間前を切っている2月20日のTリーグ マッチに出場していたことから入国後の2週間の隔離はないようだ。


しかし、2月28日から始まる予選から出場する木原美悠は2月27日に開催されるTリーグファイナルへの出場は無理なのではないか。

さらに、ファイナルに出場するそれぞれのチームがWTTコンテンダー ドバイに出場する選手をファイナルに出場させるのかどうかも気になるところです。

2020年9月26日土曜日

2021年のWTTのハブをITTF が発表

 ITTF(国政卓球連盟)は、卓球大会の新構想WTTの2021年前半のハブを次のように発表しました。

  • ハブ1:3/17~4/3 中東シリーズ
  • ハブ2:4/13~5/16 中国シリーズ
  • ハブ3:5/27~6/20 ヨーロッパ シリーズ

ハブは、新しいWTT構想のショーケースとして位置づけられ、特定の地域で複数の大会を行う一定期間を意味しているようです。また、コロナ禍の中で2021年は可能な大会を実施して、完全な形でのすべての大会の開催は2022年になるとのことです。


また、ハブ期間中に開催される大会は以下のようになる予定です。

  • ハブ1 (中東):WTTコンテンダーシリーズ大会中心
  • ハブ2 (中国):グランドスマッシュ大会およびWTTチャンピオンシリーズ大会
  • ハブ3 (ヨーロッパ):WTTコンテンダーシリーズ大会中心

(WTT大会の種類)

(注)コンテンダーシリーズのダブルスは資料によって男子/女子ダブルスが24ペアになっていたり16ペアになっていたりします。

ITTFの2021年からの新大会構想WTTについてはこちらにまとめています。


(参考資料)

2021 event "Hubs" announced to kick off  WTT era!

2020年9月24日木曜日

ITTFの新大会構想:WTT (World Table Tennis)

 ITTF(国際卓球連盟)は卓球の大会のスポーツイベントでの地位向上を目指して、2021年から大会の構成を以下の表のようにする、World Table Tennis (WTT) という新構想を発表しています。

特に、グランドスマッシュ(Grand Smash)は、賞金を高くし、ショーアップして、卓球の試合以外にコミュニティ活動やエンターテインメントも楽しめる大規模イベントとする構想で、ゴルフのメジャー大会やテニスのグランドスラムのような開催地も固定した永続的なメジャーイベントにしたいということです。

WTTシリーズは、WTTチャンピオンズシリーズ、WTTスターコンテンダーシリーズ、WTTコンテンダーシリーズに分かれます。WTTチャンピオンシリーズも、通常のスポーツイベント会場ではなくエンターテインメント性を高めた会場で、テレビ放送向けのワールドクラスのエンターテインメントとして1台のテーブルで試合を行う構想のようです。

WTT(スター)コンテンダーシリーズは、世界ランキング上位32名に入ってWTTチャンピオンシリーズ進出を目指す選手のための大会で、こちらは通常のスポーツイベント会場での開催になります。今年までのチャレンジおよびチャレンジプラスシリーズに相当すると思われ、大会数が多いのは選手の移動が少なくて済むように世界各地で開催されるためだと思います。


注:(最大)は地元選手や予選通過者などの場合もあるためです。また、コンテンダーシリーズのダブルスは資料によって男子/女子ダブルスが24ペアになっていたり16ペアになっていたりします。

WTT新構想の大会構成(クリックすると拡大します)

世界ランキング16位以内の選手は両方のコンテンダーシリーズに出場しなくても年間9大会に出場できそうなので、年間の出場大会数を減らせそうですね。ただ、選手がそのように割り切って動いてくれるかは各大会でのポイント配分によると思いますが、そのようになればいいですね。

(参考資料)

ITTF News: WTT Brings Sportainment to Table Tennis

WTT Event Structure: Everything you need to know!




2020年3月30日月曜日

ITTF 6月末までに開催予定の卓球国際大会の停止を決定

国際卓球連盟(ITTF)は、コロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行(パンデミック)と東京オリンピックが延期されたことにより、ITTF主催の卓球の国際大会のうち今年6月30日までに開催予定だった大会の停止などを役員会で決定した。

決定の詳細は以下の通り。


  1. 6月30日まに予定されている国際的な移動を伴うITTFのイベントおよび活動の停止
  2. 2020世界卓球選手権の日程は来週に発表予定
  3. 2020年3月時点のITTF世界ランキングリスト、およびイベントの延期や移動の制限、およびその他の問題に関連するすべての結果の今後の評価の凍結
  4. 2020東京オリンピックおよびパラリンピックの予選日程の調整作業は、本大会の日程の決定後に行われる
  5. また、ITTF役員会で2020年度の財務管理についても検討され、役員会の経費の削減に合意し上級スタッフは報酬の削減を提案した。同時に、他の分野での全面的な経費削減も検討している

上記の決定は、3月16日に行われたITTF役員会の決定に優先するものであり、刻々と変化する世界情勢に対応するため、本日2回目の役員会の予定も決定された。

今後、2020年4月15日に役員会を行い、状況についてさらに検討を行う。

ITTFは、ITTFアスリートコミッションのサポートを通じてアスリートとのコミュニケーションを継続して行い、COVID-19パンデミックの観点で今後行われるすべての決定についての最新情報を継続的に提供していく。今後の決定にすべてのアスリートの意見が反映されるように、すべてのアスリートに対するアンケートも進行中である。

2019年10月15日火曜日

グラフで見る卓球の東京オリンピックへの道(男子偏)

卓球の代表レースを「東京オリンピック代表への道」としてホームページでまとめています。これは、シングルス代表2名の選考の基になる2020年1月の世界ランキングの対象となる大会から積算した暫定の2020年1月のランキングポイントを大会終了ごとに集計しています。

10月13日にワールドツアープラチナのドイツオープンが終わった後のこの暫定のランキングポイントは次のようになっています。

 張本智和 水谷隼丹羽孝希森薗政崇神巧也吉村和弘 吉村真晴 松平健太大島祐哉上田仁
1097584257960519549454830 4390 3250 20501655

今回は、ツイッターのフォロワーの方のリクエストで各大会時点での暫定ランキングポイントの推移をグラフにまとめましたのでここに掲載します(グラフ上をマウスでポイントするとその大会時点でのポイントが出ます)。


男子は張本智和がダントツの1位で7月末のT2ダイヤモンド終了時点でで2番手と約1700ポイントの差が、8月のブルガリアオープンでの張本智和の優勝で約2400ポイント差に広がりその後2500ポイント前後の差で推移しています。2番手は水谷隼と丹羽孝希がずっと争っていますが、7月のオーストラリアオープンで水谷隼が丹羽孝希を逆転しその後約500ポイントの差で推移しています。

グラフで見る卓球の東京オリンピックへの道(女子偏)

卓球の代表レースを「東京オリンピック代表への道」としてホームページでまとめています。これは、シングルス代表2名の選考の基になる2020年1月の世界ランキングの対象となる大会から積算した暫定の2020年1月のランキングポイントを大会終了ごとに集計しています。

10月13日にワールドツアープラチナのドイツオープンが終わった後のこの暫定のランキングポイントは次のようになっています。


 伊藤美誠  平野美宇 石川佳純  加藤美優  佐藤瞳 早田ひな  芝田沙季 橋本帆乃香 木原美悠  長﨑美柚
12305 10175 9855 7545 7315 6760 5720 5520  4855 4670

今回は、ツイッターのフォロワーの方のリクエストで各大会時点での暫定ランキングポイントの推移をグラフにまとめましたのでここに掲載します(グラフ上をマウスでポイントするとその大会時点でのポイントが出ます)。


伊藤美誠は9月末時点では10865ポイントでしたが、10月の第1週にあったワールドツアーのスウェーデンオープンと第2週にあったドイツオープンで2週連続で女子シングルスで準優勝だったため一気にポイントを増やしました。これに対して、2番手の平野美宇と3番手の石川佳純はこの2大会でポイントを増やすことができず1位の伊藤美誠との差が開いてしまいました。
ただ、平野美宇と石川佳純は今週末にポイントの高い女子ワールドカップに出場するためここでポイントを稼いで伊藤美誠との差を縮めるチャンスです。


2019年10月7日月曜日

伊藤美誠は陳夢に逆転負けで悔しい準優勝 - 卓球2019スウェーデンオープン

10月3日から始まった卓球のワールドツアースウェーデンオープンの最終日は伊藤美誠が準決勝で同い年の孫穎莎に勝ち、決勝で陳夢と対戦したが惜しくもゲームオールで優勝を逃した。

伊藤美誠は1ゲーム目と3ゲーム目を取ったあと、4ゲーム目のデュースでの競り合いに勝ってゲームカウント3-1とした。ゲーム内容からも、勝利の予感がしたが、陳夢がその後3ゲームを取って、本来伊藤が得意な逆転パターンを陳夢にやらせてしまった。伊藤は連覇を意識したわけではないだろうが、ほとんど勝てていた内容だっただけに優勝を逃したのは悔しいだろう。
とはいえ、伊藤は準優勝で1440ポイントを獲得して東京オリンピック選考の基準になる来年1月の世界ランキングのポイントを540ポイント上積みし2位の平野美宇に1200ポイント以上の差を開けた。さらに3位の石川佳純とは1550ポイント開いて、年内の主要大会が6大会であることを考えるとシングルス代表の2位以内はかなり濃厚にした。

伊藤美誠 vs 陳夢    3-4 (11-8, 6-11, 11-7, 12-10, 8-11, 9-11, 5-11) (試合ビデオ)
2019スウェーデンオープン 女子シングルス 表彰式

2019年10月6日日曜日

伊藤美誠が王曼昱を下して準決勝進出 - スウェーデンオープン 女子シングルス 準々決勝

10月3日から行われている卓球のワールドツアースウェーデンオープンの準々決勝で伊藤美誠(世界ランキング7位)が中国の王曼昱(同4位、20歳)を4-1で破り準決勝に進出した。

伊藤美誠 vs 王曼昱      4-1 (11-8, 4-11, 11-9, 11-6, 11-4)

伊藤美誠は接戦になった3ゲーム目を取ると4ゲーム目、5ゲーム目は王曼昱(ワンマンユ)を圧倒した。王曼昱は審判から注意を受けるなど後半は精神的にも集中力を欠き、伊藤の独壇場のようになった。伊藤の中国選手との試合には、中国選手が他の試合のように粘りを出せず崩れてしまうケースが多い。これも魔王の魔力か?



準決勝は、最近中国選手の中でも圧倒的な強さを見せ、この日の準々決勝でも丁寧をストレートで破っている風雲児 孫穎莎(スンインシャ)と対戦する。伊藤美誠は今年の世界選手権を含め国際大会の直接対決では2敗だが、孫穎莎は今年3月のカタールオープンのように「中国」という重荷が肩にかかると外国選手との試合でプレッシャーがかかるようなので今回の対戦は楽しみだ。また、同じ2000年生まれで10月21日生まれ(伊藤)と11月4日生まれ(孫穎莎)と誕生日の近い同い年対決という面でも興味がある。

伊藤美誠と孫穎莎の準決勝は19:15(現地時間12:15)からYouTubeのテレビ東京卓球チャンネルで視聴できる。

また、ITTF(国際卓球連盟)ニュースでも、次のように書かれている。
「2019スウェーデンオープンの最初のタイトル(混合ダブルス、男子ダブルス、女子ダブルス)は中国に輝いた。男子シングルスでも中国の金メダルは確定しているが、女子シングルスではまだだ。ディフェンディングチャンピオンの日本の伊藤美誠が中国を阻止している」(元のITTFニュースはこちらをご覧ください。)

伊藤美誠が中国と全種目制覇に立ちはだかる(写真 Ireneusz Kanabrodzki)




2019年9月8日日曜日

卓球の東京オリンピック代表レースを今後の大会からシミュレーション(男子偏)

卓球の東京オリンピックのシングルス代表は男女それぞれ2名で、来年2020年1月の世界ランキングでの日本選手上位2名が選出されることになっている。

この来年1月の世界ランキングは今年1年間に出場した国際大会と昨年の世界選手権の獲得ポイントで決まる。このため、来年1月の世界ランキングの対象になる大会での獲得ポイントをランキングポイントの方法に従って計算したのが「東京オリンピック代表への道」に載せている積算ポイントで、現在は張本智和がダントツのトップでそれを水谷隼と丹羽孝希が追う形になっている。水谷隼と丹羽孝希の差は少ないが、4位以下は大きく離れているため実質水谷隼と丹羽孝希の2位争いという構図だ。

この3選手の9月7日現在の積算ポイントは以下のようになっている。

1月のポイント 張本智和 水谷隼 丹羽孝希
① 1800 ブルガリアOP 1500 2018WTTC 1500 2019WTTC
② 1465 中国OP 1125 カタールOP 1170 アジアカップ
③ 1440 香港OP 900 ジャパンOP 900 中国OP
④ 1250 2018WTTC 900 香港OP 900 カタールOP
⑤ 1200 2019WTTC 900 中国OP 750 2018WTTC
⑥ 1125 カタールOP 900 2019WTTC 720 香港OP
⑦ 1080 アジアカップ 900 ブルガリアOP 675 豪州OP
⑧ 900 韓国OP 720 チェコOP 675 ジャパンOP
T2マレーシア 400 400 400
T2シンガポール
10660 8245 7690
(メモ)WTTC=世界選手権、OP=オープン、T2=T2ダイヤモンド大会

また、今年年内に行われるワールドツアー以上の主要大会で残っているのは以下の8大会で、3選手の各大会へのエントリー状況、および獲得できるポイントは以下のようになっている。

大会 開始日 張本 水谷 丹羽 ベスト8 ベスト4 準優勝 優勝
アジア選手権 9月15日 〇 × × 900 1170 1350 1800
スウェーデンOP 10月1日 〇 〇 〇 900 1170 1440 1800
ドイツOP 10月8日 〇 〇 〇 1125 1465 1800 2250
チームワールドカップ 11月6日 〇 〇 〇



オーストリアOP 11月12日 〇 〇 〇 1275 1465 1440 2250
T2マレーシア 11月21日 〇 〇 〇 500 600/700 800 1000
男子ワールドカップ 11月29日 〇 × 〇 1275 1530/1660 800 1000
グランドファイナル 12月12日 〇 〇 〇 1275 1660 2040 2550
(メモ)ベスト4の1530/1660は3位決定戦があり4位が1530、3位が1660

ここで水谷隼が男子ワールドカップにはエントリーしていないことがわかる。これは、男子ワールドカップに出場できるのは各国2名でかつ予選を兼ねている各大陸のカップ戦(アジアはアジアカップ)に出場していることが出場条件のためだ。また、アジア選手権には、水谷隼と丹羽孝希がエントリーされていない。丹羽孝希は会期が重なっているパラグアイオープンにエントリーしているためと思われるが水谷隼については不明だ。

丹羽孝希がエントリーしているパラグアイオープンはチャレンジプラスシリーズの大会で優勝ポイントが1100ポイントあるが、南米のためか男子シングルスのエントリーが50名ほどで丹羽以外で最高世界ランキングは32位の選手なので、丹羽は出場すれば優勝の可能性が大きい。現状1000ポイント以上が2個しか取れていない丹羽にとってはこの優勝ポイントは価値がある。また、丹羽は4月のアジアカップで3位で1170ポイントを獲得している。ランキングポイントに算入する8大会には各大陸のカップ戦と各大陸の選手権(アジアの場合はアジア選手権)のポイントはどちらか一方しか算入できないので、丹羽がアジア選手権での獲得ポイントを算入するには1170を超えるポイントが必要でこれは決勝に進出しなければならないことを意味する。つまり、丹羽孝希はアジア選手権で決勝に進出するよりもパラグアイオープンで優勝する方が確率が高いとしてパラグアイオープンにエントリーしたと考えられる。ただし、準優勝だと880ポイントなので意味がなくなる(ランキングポイントの計算方法については2019年の世界ランキングシステムの説明を参照)。

また水谷隼の出場しない男子ワールドカップでのポイントも気になる。昨年も張本智和と丹羽孝希が出場しベスト16が出場できるステージ2には問題なく進んだが二人とも準々決勝で敗退している。そこで、このシミュレーションでは二人の結果を昨年同様に準々決勝敗退とし1275ポイントと仮定する。

残りの大会は3選手ともすべてベスト8と仮定したいと思う。。

このような仮定で最初の表を計算しなおすと以下のようになる。

張本 水谷 丹羽
① 1800 ブルガリアOP 1500 2018WTTC 1500 2019WTTC
② 1465 中国OP 1125 カタールOP 1170 アジアカップ
③ 1440 香港OP 900 2019WTTC 900 中国OP
④ 1250 2018WTTC 900 中国OP 1000 パラグアイOP
⑤1200 2019WTTC 900 ブルガリアOP 1125 ドイツOP
⑥ 1125 カタールOP 1125 ドイツOP 1275 男子WC
⑦ 1275 男子WC 1125 オーストリアOP 1125 オーストリアOP
⑧グランドファイナル 1275 1275 1275
T2Dマレーシア 400 400 400
T2Dシンガポール 500 500 500
1月のポイント 11730 9750 10370
(メモ)WC=ワールドカップ

上の表で赤字の数字が今後開催される試合の仮想ポイントになる。丹羽孝希に不確定なポイントが多いものの、丹羽は水谷隼を上回るために戦略的に出場大会を選んでいることがわかるだろう。丹羽はパラグアイオープンで優勝し、ワールドカップで昨年以上の結果を残し、ワールドツアー/プラチナとグランドファイナルで水谷と大差がつかなければ東京オリンピックのシングルス代表が見えてくる。

一方、水谷隼はワールドツアー/プラチナとグランドファイナルと丹羽に差を付けなければ東京オリンピックのシングルス代表の座は見えてこない。

水谷と丹羽には不確定なポイントが多いので各大会の実際の結果でこのシミュレーションも微妙に変わってくるだろうが、男子ワールドカップは1つのチェックポイントになるだろう。

なお、シミュレーションではチームワールドカップを外している。チームワールドカップは団体戦で戦われるが団体戦の中でのシングルスの1勝は250ポイントに数えられる。つまり、大会中に5勝すればチームワールドカップのポイントは1250ポイントになるので無視できるポイントではない。また、1人の選手に2点起用が集中すると1人だけポイントが多くなることもある。今年は各大会の獲得ポイントが東京オリンピック代表の選考に関わってくるので、もちろん倉嶋監督は優勝を狙うための最善の起用を考えるだろうが、そのために2点起用が1人の選手に集中して代表選考に影響を与えないように望みたい。

同様のシミュレーションについては、こちらの9月の世界ランキングのトピック(こちらを参照)でも説明している。

2019年9月7日土曜日

卓球の東京オリンピック代表レースを今後の大会からシミュレーション(女子偏)

卓球の東京オリンピックのシングルス代表は男女それぞれ2名で、来年2020年1月の世界ランキングでの日本選手上位2名が選出されることになっている。

この来年1月の世界ランキングは今年1年間に出場した国際大会と昨年の世界選手権の獲得ポイントで決まる。このため、来年1月の世界ランキングの対象になる大会での獲得ポイントをランキングポイントの方法に従って計算したのが「東京オリンピック代表への道」に載せている積算ポイントで、現在はトップ3名が4位以下を大きく引き離している。

この3選手の9月7日現在の積算ポイントは以下のようになっている。

1月のポイント 伊藤美誠 平野美宇 石川佳純
① 2000 2018WTTC 1500 2018WTTC 1750 2018WTTC
② 1465 豪州OP 1500 2019WTTC 1465 豪州OP
③ 1465 中国OP 1465 ジャパンOP 1200 2019WTTC
④ 1440 香港OP 1440 チェコOP 1170 アジアカップ
⑤ 1170 ブルガリアOP 1170 香港OP 1170 チェコOP
⑥ 1125 カタールOP 900 豪州OP 900 ジャパンOP
⑦ 900 韓国OP 900 中国OP 900 中国OP
⑧ 900 2019WTTC 900 カタールOP 900 ブルガリアOP
T2マレーシア 400 400 400
T2シンガポール
10865 10175 9855
(メモ)WTTC=世界選手権、OP=オープン、T2=T2ダイヤモンド大会

また、今年年内に行われるワールドツアー以上の主要大会は以下の8大会で3選手の各大会へのエントリー状況、および獲得できるポイントは以下のようになっている。

大会 開始日 伊藤 平野 石川 ベスト8 ベスト4 準優勝 優勝
アジア選手権 9月15日 X 〇 〇 900 1170 1350 1800
スウェーデンOP 10月1日 〇 〇 〇 900 1170 1440 1800
ドイツOP 10月8日 〇 〇 〇 1125 1465 1800 2250
女子ワールドカップ 10月18日 × 〇 〇 1275 1530/1660 1915 2550
チームワールドカップ 11月6日 〇 〇 〇
オーストリアOP 11月12日 〇 〇 〇 1275 1465 1440 2250
T2マレーシア 11月21日 〇 〇 〇 500 600/700 800 1000
グランドファイナル 12月12日 〇 〇 〇 1275 1660 2040 2550
(メモ)ベスト4の1530/1660は3位決定戦があり4位が1530、3位が1660

ここで伊藤美誠がアジア選手権と女子ワールドカップにはエントリーしていないことがわかる。女子ワールドカップに出場できるのは各国2名でかつ予選を兼ねている各大陸のカップ戦(アジアはアジアカップ)に出場していることが出場条件のため伊藤美誠は出場できない。アジア選手権にエントリーされていない理由は不明だが、当初アジア選手権と日程が重なっているパラグアイオープンに早田ひなとともにエントリーしていたため、自分で選択したとも考えられる。パラグアイオープンはチャレンジプラスシリーズの大会で優勝ポイントが1100ポイントあるが、南米のためか女子シングルスのエントリーが40名ほどで出場すれば優勝の可能性があった。しかし、平野美宇と石川佳純がチェコオープンでそれぞれ1440ポイントと1170ポイントを獲得したため算入する8大会(最初の表の①~⑧)のポイントがすべて1100ポイントを越える必要が出てきた。そのために、伊藤美誠はチェコオープン後にパラグアイオープンの出場をキャンセルしたのではないかと見ている(なぜ8大会かは2019年の世界ランキングシステムの説明を参照)。

ここでやはり気になるのは伊藤美誠の出場しないワールドカップでのポイントである。昨年は石川佳純は第3シードで4位、平野美宇は第5シードで準々決勝で石川佳純と対戦して敗れている。今年は現在の世界ランキングだと石川佳純が第3シード、平野美宇が第4シードで二人とも準決勝までお互いと中国選手に当たらない可能性がある。まだ、アジア選手権の結果が出るまでは決定ではないが、平野美宇と石川佳純が第4シード以上になる可能性が高い。そこで、このシミュレーションではまず二人が4位以上を獲ると仮定してそれぞれの獲得ポイントを4位の1530ポイントとする。

残りの大会は3選手ともすべてベスト8と仮定したいと思う。アジア選手権は平野美宇と石川佳純が第8シードまでに入るので準々決勝に進む可能性は高い。準々決勝では中国選手と対戦する可能性が高いが中国選手以外と対戦する確率も30%ほどある。このシミュレーションでは、アジア選手権も他の大会と同様にベスト8と仮定する。

このような仮定で最初の表を計算しなおすと以下のようになる。

伊藤 平野 石川
① 2000 2018WTTC 1500 2018WTTC 1750 2018WTTC
② 1465 豪州OP 1500 2019WTTC 1465 豪州OP
③ 1465 中国OP 1465 ジャパンOP 1200 2019WTTC
④ 1440 香港OP 1440 チェコOP 1170 アジアカップ
⑤ 1170 ブルガリアOP 1170 香港OP 1170 チェコOP
⑥ 1125 カタールOP 1530 女子WC 1530 女子WC
⑦ドイツ/オーストリアOP 1125 1125 1125
⑧グランドファイナル 1275 1275 1275
T2Dマレーシア 400 400 400
T2Dシンガポール 500 500 500
1月のポイント 11965 11905 11585

どうだろうか。接戦にするために平野美宇と石川佳純の女子ワールドカップの結果を4位としているものの昨年の石川佳純の結果を考えれば第4シードまでに入れば可能な結果だ。
実際に、そのワールドカップの結果やその他の大会でベスト8以上の結果(あるいはベスト16以下)を出すことで変わってくるほど微妙だと思わないだろうか。

なお、シミュレーションではチームワールドカップを外している。チームワールドカップは団体戦で戦われるが団体戦の中でのシングルスの1勝は250ポイントに数えられる。つまり、大会中に5勝すればチームワールドカップのポイントは1250ポイントになるので無視できるポイントではない。また、1人の選手に2点起用が集中すると1人だけポイントが多くなることもある。実際、昨年2月に行われたチームワールドカップでは石川佳純が2点起用で伊藤美誠と早田ひながダブルスという布陣だったので石川佳純が5勝で1500ポイント(昨年は1勝が300ポイント)だったが伊藤美誠は1勝で300ポイントだった。昨年はその大会のポイントだけだったが、今年は東京オリンピック代表の選考に関わってくる。もちろん、馬場監督は優勝を狙うための最善の起用を考えるだろうが、そのために2点起用が1人の選手に集中して代表選考に影響を与えないように望みたい。

同様のシミュレーションについては、こちらの9月の世界ランキングのトピック(こちらを参照)でも説明している。

2019年8月25日日曜日

平野美宇、中国選手に0-3から大逆転で勝利 - チェコオープン女子シングルス

卓球のチェコオープンの女子シングルス3日目の準々決勝で、平野美宇は中国選手と対戦しゲームカウント0-3と追い込まれたが、そこから4ゲームを連取し大逆転で勝利した。

平野美宇は同じく準々決勝で中国選手に勝利した石川佳純と8月25日最終日の準決勝で対戦する。勝った方が決勝戦に進出する。

平野美宇 vs 劉瑋珊(中国)    4-3 (8-11, 7-11, 10-12,11-8, 11-8, 11-8, 11-4)

平野美宇はなかなか劉瑋珊(リュウウェイシャン)の投げ上げサーブを崩せず、ゲーム中盤まで平行線で行くも押し切られるゲームが続いたあと、3ゲーム目では9-9から先にゲームポイントを掴んだが逆転で取られた。4ゲーム目も同様の展開で、相手のネットボールを転びながら返したボールを相手がミスして5-5に追いつくとミスもあったが10-8で先にゲームポイントを握り、相手の投げ上げサーブをリターンエースで取って1ゲームを返した。その後は相手のサーブに対応できるようになりポイントを先行できるようになり2ゲームを11-8で返して最終ゲームに持ち込んだ。最終ゲームは相手はなす術がなくなり平野の一方的な展開となった。

ファンとしてドキドキする試合だった。劉瑋珊(リュウウェイシャン)は中国女子では10番手辺りの選手と思われる。平野美宇は初めての対戦で判らないことを多かったのだろうが、この辺りの選手には余裕で勝ってほしいと思う。
準々決勝:平野美宇 vs 劉瑋珊(中国)


2019年8月6日火曜日

東京オリンピック代表レース、後半戦の展望

卓球の東京オリンピックのシングルス代表2名は2020年1月の世界ランキングで決まる。
そして、この来年1月の世界ランキングは主に今年1年の国際大会の成績で決まる。

今年の国際大会で日本選手の出場できる大会は、1月から7月までにワールドツアーとワールドツアープラチナが年間12大会中7大会、世界選手権やワールドカップなど大きな大会は6大会中2大会、T2ダイヤモンド大会は3大会中1大会が終了した。つまり、ワールドツアー以上の大会21大会中10大会、約半数が終了したことになり8月から12月が後半戦と考えられる(年間スケジュールはこちらを参照)。

そこで、前半戦を終えての状況と筆者が注目する後半戦のポイントを説明する。

1. 現状分析

まず、男女トップ3選手の現在のランキングポイントと内訳をまとめると次のようになる。

  伊藤美誠   平野美宇  石川佳純 張本智和   水谷隼 丹羽孝希 
 ランキングポイント  10370  9590  9405  9535  7840  7690
 ①  2000  1500  1750  1465  1500  1500
 ②  1465 1500   1465  1440  1125  1170
③   1465  1465  1200  1250  900  900
 ④  1440  1170  1170  1200  900  900
 ⑤  1125  900  900  1125  900  750
⑥   900  900  900  1080  900  720
 ⑦  900  900  900  900  675  675
⑧   675  855  720  675  540  675
第1回T2ダイヤモンド   400  400  400  400  400  400
ここで①~⑧は現在のランキングポイントに算入されている獲得ポイントをポイントの高い順に並べたものである。どの大会のポイントか詳細に知りたい方はこちらを参照(女子・男子)してほしい。また、どうして8個なのか分からない方は「2019年世界ランキングシステム」の説明を参照して欲しい。

ここでは、1000ポイント以上をより多く獲得している伊藤美誠と張本智和がリードしていることがわかる。
次に、女子3選手について高いポイント4個(①~④)の合計と平均を比べてみる。

   伊藤美誠  平野美宇  石川佳純
 ①+②+③+④ 6370  5635   5585
平均   1592 1409  1396

ここでは、下位のポイントは今後の大会で入れ替わる可能性があるため、上位4個に注目している。この表でわかるのは、伊藤美誠は現在合計のランキングポイントだけでなく、1個1個のポイントでも高いポイントを獲得していることだ。

このことから、後半戦では1000ポイント以上のポイントを獲得するだけでなく、高いポイントを獲得することが重要になってくる。

2. 後半戦の考察

「現状分析」から後半戦はまず1000ポイント未満のポイントをなくすこと、また1000ポイント以上のポイントを獲得するだけでなく、高いポイントを獲得することが重要なことがわかる。

そこで、後半戦の主要な大会で獲得できるポイントを整理してみよう。

 最終結果  優勝 準優勝   準決勝  準々決勝  ベスト16  ベスト32
 ワールドカップ  2550  1915  3位1660
4位1530
1275   1020  7~20位
765
 グランドファイナル  2550  2040  1660  1275  1020  
 ワールドツアープラチナ  2250  1800  1465  1125  900  675
 ワールドツアー  1800  1440  1170  900  720  540
 アジア選手権  1800  1350  1170  900  720  540

なお、11月に開催されるはチームワールドカップは個人のポイントになるのは団体戦のシングルスに出て1勝した場合だけで1勝につき250ポイントを獲得できる。

ここで、後半戦を見ていく上で知っておきたいのは以下の点だ。
  1. ワールドカップに出場できるのは平野美宇、石川佳純、丹羽孝希、張本智和のみ
  2. ワールドカップは第4シードまでに入れば準決勝まで行ける可能性大
  3. アジアカップとアジア選手権のポイントは同時に算入できない
  4. アジア選手権のポイントは通常のワールドツアーと変わらない
アジアカップがワールドカップの予選を兼ねているのでアジアカップに出場していなければワールドカップには出場できない。また、ワールドカップは1か国2名の出場のため第4シード(シード順は最新の世界ランキング順)までに入ると中国選手と当たるのは準決勝以上となり高ポイントが期待できる。この点では、ワールドカップに出場しない伊藤美誠と水谷隼は不利になる。

また、アジア選手権のポイントとアジアカップのポイントはどちらか一方しかランキングポイントに算入できない。つまり、アジアカップ3位で1170ポイントを獲得している石川佳純と丹羽孝希は準決勝敗退では獲得ポイントが1170を越えず、決勝まで進んで優勝か準優勝でないかぎりランキングポイントの増加はない。その点で、8月末からTリーグも始まりスケジュールが過密になる後半戦でアジア選手権を回避した丹羽孝希は賢明かもしれない。逆に、石川佳純は体を休める絶好の機会だと思うのだが、アジア選手権出場を選んだのは日本のキャプテンとしての責任なのだろうか。

また、ワールドカップ出場がない伊藤美誠と水谷隼もアジア選手権を回避したので、後半戦はワールドツアー/プラチナとグランドファイナル、そしてチームワールドカップの7大会だけでポイントを稼ぐことになる。その分、1大会1大会に集中して高いポイントを目指す覚悟ということだろうか。

より詳細な後半戦の考察についてはこちらをご覧ください。

2019年7月30日火曜日

候英超が全中国選手権 男子シングルスで優勝

2018-19シーズンのTリーズでシーズン途中から木下マイスター東京に所属した候英超
が、7月30日に日本の全日本選手権にあたる全中国選手権の男子シングルスで優勝した。

ITTFニュースに取り上げられているのでちょっと紹介する。

候英超が歴史を作った!

2019年7月30日

候英超が39歳で最年長の中国チャンピオンになる。前回優勝から19年ぶり。

全中国選手権で勝利に興奮する候英超
それは、新しいミレニアム(千年)が始まった年、ジョージW.ブッシュが大統領に選出された年、ラッセル・クロウが『グラディエーター』に出た年、オーストラリアの水泳選手イアン・ソープがシドニーオリンピックで5個のメダルを獲った年である。

ご存じないかもしれないが、2000年は候英超が全中国選手権で前回金メダルを獲った年でもある。候英超はその時、20歳だった。

中国国家チームで15年を過ごした後、2013年1月に候英超は国家チームを離れることを決め、ヨーロッパ、ポーランド、ロシア、フランス、オーストリアのリーグで活躍し始めた。このようなリーグへの参加で、候英超は遊牧民のような卓球の旅でほとんど過ごしていた。

候英超のキャリアでそれまでなかったものでは、この旅のカットマンが2018年から再度表舞台に立ち、カナダ代表として出場して、香港オープンで韓国の鄭栄植を打ち負かしたことだろう。

今回の全中国選手権では、候英超は劉丁碩、周啓豪を倒した後、世界ランキング6位でトーナメントでも有力視されていた梁靖崑にショックを与え、中国で10代の天才と認められ2週間前のオーストラリアオープンで馬龍を倒した王楚欽を負かしてしまった。

候英超は、決勝での4-0の勝利に喜んだが、この瞬間を記録に留めるというほどではなかった。

「王楚欽は肩に痛みがあったようだ。これは、今日の決勝で4-0で勝てた要因の1つだろう。今は、子供も2人いる。19年前に初めて選手権を取ったときに比べると、考え方もメンタルも成長している。コートでリラックスしていられるようになったし、本当に自分自身が楽しみたいと思っている。」候英超

候英超のストーリーはあるインスピレーションを与えるもののだ。これは、ITTFワールドベテランズツアーで掲げられているモットー「Better With Age」(年齢とともに充実)にも通じる。

中国の今までにないタイプの全中国チャンピオンである候英超は、次に何を見せてくれるのだろうか。

(訳者注:2000年は黄金トリオの平野美宇、伊藤美誠、早田ひなが生まれた年でもありますね。)
元のITTF Newsの記事はこちらをご覧ください。

2019年7月27日土曜日

来月から今年後半戦、まずはブルガリアオープンから


 5月末の中国オープンから7月中旬のT2ダイヤモンドまで6大会が集中したアジアシリーズが終わり、4週空いて8月15日からワールドツアーのブルガリアオープンが始まります。

このブルガリアオープンの翌週には同じワールドツアーのチェコオープンが開催されますが、8月以降年内のワールドツアー/プラチナは舞台がアジアからヨーロッパに移ります。また、日本選手は1月のハンガリーオープン(ワールドツアー)に出場していないので、ワールドツアー/プラチナは3月末のカタールオープンから6大会を終え、8月からワールドツアー/プラチナ5大会とグランドファイナルがあるので、このブルガリアオープンからが実質今年の後半戦と言っていいでしょう。

実際に、8月以降はワールドツアー/プラチナ5大会と12月のグランドファイナル以外に、アジア選手権、ワールドカップ、チームワールドカップ、T2ダイヤモンド(2大会)と大きな大会だけでも前半より多く開催されます(年内の大会スケジュールはこちらを参照)。


来年の東京オリンピックのシングルス代表を目指す選手にとっては、選考基準の2020年1月の世界ランキングに関わる大会はまだ半分以上が残っています。これからの頑張りでまだまだ結果が変わるので、1戦1戦を大事に、また体調にも注意して、戦っていってほしいと思います。

ブルガリアオープンの概要、大会日程、出場選手、見どころ、ライブ配信の視聴法についてはこちらをご覧ください。

2019年7月16日火曜日

【卓球】T2ダイヤモンド マレーシアが開催(7/18~21)

5月末からの2か月にわたる6連戦の最後の大会となる2019 T2ダイヤモンド大会 マレーシアが7月18日から4日間にわたって行われる。
トップ16選手のみ出場、1大会の賞金総額50万ドル、試合をエキサイティングに魅せるための試合会場、試合時間の短縮、特殊な試合ルール、そして世界ランキングポイントにプラスアルファされるポイントとすべてが新しい試みの大会になっている。

日本選手は、平野美宇、石川佳純、伊藤美誠、加藤美優、張本智和、水谷隼、丹羽孝希の7選手が出場する。

試合は毎日、日本時間の午後1時と午後7時にそれぞれ4試合連続で行われる、夜9時からBSテレ東で2時間のテレビ放送がある。

T2ダイヤモンド大会 マレーシアの大会の概要、大会日程、出場選手、テレビ放送スケジュールについてはこちらをご覧ください。



2019年7月15日月曜日

オーストラリアオープン後のワールドツアーポイントランキング(女子)

7/14にオーストラリアオープン」が終了しオーストラリアオープンの結果が確定したので
ワールドツアーポイントランキング(ワールドツアースタンディング)を予想してみました。
とりあえず女子のみです。
ハンガリーオープンから今回のオーストラリアオープンまでの7大会の合計のポイントです。
9/26~29に中国の海口で開催される第2回T2ダイアモンドはこのオーストラリアオープンまでの獲得ポイントの合計が基準になります。

順位 選手名 現在の累計 オーストラリアOP ポイント
1 孫穎莎 1319 優勝 500
2 陳夢 1300 QF 100
3 王曼昱 1051 R32 25
4 劉詩雯 779
5 丁寧 775 準優勝 300
6 伊藤美誠 681 SF 200
7 平野美宇 429 R16 50
8 朱雨玲 406 R32 25
9 王芸迪 383
10 石川佳純 372 SF 200
11 馮天薇 255 R32 25
12 鄭怡静 254 R32 25
13 陳幸同 239
14 佐藤瞳 232 R16 50
15 何卓佳 182
16 顧玉婷 175
17 田志希 172 R16 50
18 杜凱栞 165 R32 25
19 芝田沙季 147 R32 25
20 孫銘陽 132 QF 100


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