伊藤美誠 vs 王曼昱 4-1 (11-8, 4-11, 11-9, 11-6, 11-4)
伊藤美誠は接戦になった3ゲーム目を取ると4ゲーム目、5ゲーム目は王曼昱(ワンマンユ)を圧倒した。王曼昱は審判から注意を受けるなど後半は精神的にも集中力を欠き、伊藤の独壇場のようになった。伊藤の中国選手との試合には、中国選手が他の試合のように粘りを出せず崩れてしまうケースが多い。これも魔王の魔力か?
準決勝は、最近中国選手の中でも圧倒的な強さを見せ、この日の準々決勝でも丁寧をストレートで破っている風雲児 孫穎莎(スンインシャ)と対戦する。伊藤美誠は今年の世界選手権を含め国際大会の直接対決では2敗だが、孫穎莎は今年3月のカタールオープンのように「中国」という重荷が肩にかかると外国選手との試合でプレッシャーがかかるようなので今回の対戦は楽しみだ。また、同じ2000年生まれで10月21日生まれ(伊藤)と11月4日生まれ(孫穎莎)と誕生日の近い同い年対決という面でも興味がある。
伊藤美誠と孫穎莎の準決勝は19:15(現地時間12:15)からYouTubeのテレビ東京卓球チャンネルで視聴できる。
また、ITTF(国際卓球連盟)ニュースでも、次のように書かれている。
「2019スウェーデンオープンの最初のタイトル(混合ダブルス、男子ダブルス、女子ダブルス)は中国に輝いた。男子シングルスでも中国の金メダルは確定しているが、女子シングルスではまだだ。ディフェンディングチャンピオンの日本の伊藤美誠が中国を阻止している」(元のITTFニュースはこちらをご覧ください。)
伊藤美誠が中国と全種目制覇に立ちはだかる(写真 Ireneusz Kanabrodzki) |
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