2019年5月19日日曜日

木原美悠がクロアチアオープン女子シングルスでシニア初優勝、長﨑美柚とダブルスも優勝で最年少記録

5月18日の2019チャレンジシリーズのクロアチアオープン最終日では、女子シングルスの準決勝と決勝、女子ダブルスの決勝が行われたが、残っていたのは全員日本選手だった。

両種目の状況を最終日をまとめたITTFニュースの記事から一部抜粋して紹介する。

女子シングルス

ハイライト:木原美悠が最年少記録

ザグレブで行われたSeamaster ITTFチャレン クロアチアオープンは5月18日日曜日に最終日を迎え、木原美悠が最も成功した選手となった。

最終日の前半で同じ日本の長﨑美柚と組んで女子ダブルスに優勝し、次に女子シングルスのチャンピオンになった。最終日1日での二冠としては、14歳と278日は1996年にワールドツアーが始まって以来の最年少記録となる。

2019クロアチアオープン女子シングルス優勝の木原美悠 (撮影Robert Valai)
木原美悠(第19シード)が準決勝で同じ日本の長﨑美柚(第18シード)を破り((8-11, 9-11, 11-6, 11-6, 11-6, 12-10)、決勝で加藤美優(第5シード)を破って(13-11, 11-6, 8-11, 8-11, 12-10, 5-11, 11-8)、優勝した。

木原美悠はITTFワールドツアーとITTFチャレンジシリーズの両方での2番目の最年少優勝となった。最年少優勝記録は同じ日本の伊藤美誠が保持している。伊藤美誠は2015ITTFワールドツアードイツオープンで3月22日(日曜)に優勝した時、14歳と153日だった。

もう1試合の準決勝では、加藤美優が大藤沙月(第14シード)を下した(11-8, 17-15, 9-11, 7-11, 11-5, 11-9)。

女子ダブルス

長﨑美柚(17歳、高2)と木原美悠のペア(第5シード)が佐藤瞳/橋本帆乃香ペア(第1シード)を破って(11-5, 14-12, 7-11, 11-8)、スロベニアオープンに続き2週連続の優勝を果たした。

佐藤瞳/橋本帆乃香ペアは、1996年にワールドツアーが始まって以来達成されていない、初めてのオープン国際大会での3年連続優勝にあと一歩及ばなかった。

(記事:イアン・マーシャル)

女子シングルス優勝の木原美悠(ITTF Facebookより)
女子ダブルス優勝の木原美悠(左)と長﨑美柚(右)(ITTF Facebookより)
佐藤瞳/橋本帆乃香ペアが今回優勝していたら3年連続優勝だったというので、日本卓球協会のサイトで調べてみると確かに2017年と2018年のクロアチアオープンのダブルスで優勝している。

(関連リンク)

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