男子ダブルスで優勝した高校2年の宇田幸矢と戸上隼輔もそうだが(宇田はU21にも優勝)、今回は13歳の小塩遥菜の快進撃や木原美悠の歴代2位の女子シングルス最年少優勝に代表される女子中高生の活躍だろう。
今回、活躍した女子選手の結果をまとめてみると以下のようになる。
選手 | 生年月日 | 学年 | 女子シングルス | 女子ダブルス | U21 |
---|---|---|---|---|---|
長﨑美柚 | 2002年6月15日 | 高校2年 | 準決勝 | 優勝 | |
相馬夢乃 | 2002年8月17日 | 高校2年 | 2回戦(R32) | 準々決勝 | 準優勝 |
出澤杏佳 | 高校2年 | 予選敗退 | 準決勝 | ||
木原美悠 | 2004年8月3日 | 中学3年 | 優勝 | 優勝 | |
大藤沙月 | 2004年5月16日 | 中学3年 | 準決勝 | 準決勝 | |
小塩遥菜 | 2005年8月3日 | 中学2年 | 準々決勝 | 準々決勝 | 1回戦(R32) |
(注)長﨑、木原、大藤はU21世界ランキングトップだが今回は出場できなかった。
出澤杏佳以外はシニアでみんなベスト8以上の上位の成績を収めている。
その出澤杏佳はシニアの国際大会は初出場で女子シングルスの本戦には進めなかったが、今年1月の全日本選手権ジュニアの部で長﨑美柚や大藤沙月を破って優勝している。
今回の大会では木原美悠が優勝したが、実際にはお互いに勝ったり負けたりしているので、ここ1年(2018年6月~2019月5月)のお互いの対戦成績を調査してみた。表には国際大会以外に世界選手権1次選考会と今年1月の全日本選手権ジュニアの部の試合が含まれている。
長﨑美柚 | 相馬夢乃 | 出澤杏佳 | 木原美悠 | 大藤沙月 | 小塩遥菜 | 通算 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
長﨑美柚 | 3勝 | 1敗 | 3敗 | 2勝1敗 | 1勝 | 6勝5敗 | |
相馬夢乃 | 3敗 | 1勝 | 1敗 | 1敗 | 1勝 | 2勝5敗 | |
出澤杏佳 | 1勝 | 1敗 | 1勝 | 2勝1敗 | |||
木原美悠 | 3勝 | 1勝 | 1勝4敗 | 1勝 | 6勝4敗 | ||
大藤沙月 | 1勝2敗 | 1勝 | 1敗 | 4勝1敗 | 6勝4敗 | ||
小塩遥菜 | 1敗 | 1敗 | 1敗 | 3敗 |
相馬夢乃は長﨑との3敗を除けば他のメンバーとは2勝2敗で、小塩遥菜以外は拮抗していると言えると思う。
平野美宇、伊藤美誠、早田ひなの同い年の「みうみまひな」、それに1歳上の加藤美優やみうみまひなと同い年の塩見真希らを黄金世代と呼ぶが、彼女たちが高校を卒業した今次の黄金世代について考えてもいいだろう。
そこで上で挙げた高校2年生の3人と中学生の3人をそれぞれグループ化し、これら3選手が中心の世代を第2黄金世代(黄金世代G2)、第3黄金世代(黄金世代G3)と呼んではどうだろうか(GはGenerationのG)。
小塩遥菜は、この中では全敗だが今大会では世界ランキング14位の佐藤瞳や浜本由惟を破ったことや、成本綾海と相馬夢乃を破った米国ウー・ユエに勝って準々決勝まで進んだことを考慮すればこの中に含めていいと思う。
また、さらに黄金世代4Gも控えているようだ。
平野美宇、伊藤美誠、早田ひなの同い年の「みうみまひな」、それに1歳上の加藤美優やみうみまひなと同い年の塩見真希らを黄金世代と呼ぶが、彼女たちが高校を卒業した今次の黄金世代について考えてもいいだろう。
そこで上で挙げた高校2年生の3人と中学生の3人をそれぞれグループ化し、これら3選手が中心の世代を第2黄金世代(黄金世代G2)、第3黄金世代(黄金世代G3)と呼んではどうだろうか(GはGenerationのG)。
小塩遥菜は、この中では全敗だが今大会では世界ランキング14位の佐藤瞳や浜本由惟を破ったことや、成本綾海と相馬夢乃を破った米国ウー・ユエに勝って準々決勝まで進んだことを考慮すればこの中に含めていいと思う。
また、さらに黄金世代4Gも控えているようだ。
第28回 #東アジアホープス (7月6・7日、上海)— テレビ東京卓球情報 (@tvtokyo_tt) 2019年5月18日
日本代表選手決定‼️🏓
<女子>
面手凛(小6)
青木咲智(小6)
張本美和(小5)
小塩悠菜(小5)
竹谷美涼(小5)
山室早矢(小6)#卓球 #テレビ東京 pic.twitter.com/Y5cNIshpAN
0 件のコメント:
コメントを投稿