2019年1月15日火曜日

全日本卓球選手権が始まる(1/14~1/20)



 日本卓球界の一大イベントである全日本卓球選手権が1月14日から始まりました。今大会では、全7種目で全部で1230試合が7日間にわたって行われます。

 注目は、昨年のシングルスで優勝したあと1年間さらに調子を上げて好調をキープした2人のチャンピオンが連覇をするか。または、一昨年のチャンピオンの平野美宇や水谷隼、そして石川佳純がチャンピオンに返り咲くのか。あるいは、新たなチャンピオンが誕生するのかが注目されます。
 一方、今大会最年少の張本智和の妹の張本美和(10歳)や、昨年12月の世界選手権1次選考会で大人相手に2勝を上げた松島輝空(11歳)など小学生の活躍にも注目が集まります。

大会の概要、スケジュール、試合方式、主な出場選手、ライブ配信の視聴方法についてはこちらをご覧ください。

2019年1月2日水曜日

いよいよ東京オリンピックに向けた戦いが始まる? - 卓球の日本代表は来年1月に決定

2019年を迎えると東京オリンピックのある2020年を「来年」と呼ぶところまで近づき、徐々に各競技でオリンピック代表が決まってゆくと思います。

卓球は、東京オリンピックでは種目としては男子と女子のシングルス、男子と女子の団体戦、混合ダブルスが行われますが、代表として選ばれるのは男女それぞれ3名のみです。

選考基準としては、まずシングルスに出場する男女それぞれ2名を決めます。そして、この2名は「2020年1月の世界ランキングで日本人上位2名」が選ばれJOC(日本オリンピック委員会)に推薦されることになっています。残りの1名は団体戦にのみ出場する選手で、シングルスに選考された2名のどちらかと組んで団体戦でダブルスとシングルスを戦うことが想定されるため、シングルスに選ばれた選手とのダブルスの相性を考慮して日本卓球協会で決定しJOCに推薦することになっています。

この「世界ランキング」は正式にはITTF(国際卓球連盟)の世界ランキングです。この世界ランキングはITTFで承認された大会に出場し、その結果に基づいて獲得できるポイントの合計(過去1年間の最大8大会)の多い順で順位が付け付けられます。

問題は、この各大会で獲得出来るポイントを決めるシステム(ランキングシステム)が毎年変更されることです。

たとえば、2018年と2019年では大会での最終結果で得られるポイントの優勝ポイントに対する割合が、次のように大きく変更されました。

大会の最終結果 2018年 2018ワールドツアー 2019年 2019ワールドツアー
優勝 100% 1800 100% 1800
準優勝 90% 1620 80% 1440
準決勝敗退(ベスト4) 80% 1440 65% 1170
準々決勝敗退(ベスト8) 70% 1260 50% 900
2回戦敗退(ベスト16) 60% 1080 40% 720
1回戦敗退(ベスト32) 50% 900 30% 540

つまり、大会での結果が上位で終えた場合のポイントにより比重を置く形になりました。

たとえば、4大会での結果が次のような2選手がいた場合、

  • 選手A:準々決勝敗退が4回
  • 選手B:準優勝が1回、準決勝敗退が1回、2回戦敗退が1回、1回戦敗退が1回
2018年だと選手A、選手Bとも5040ポイントとなりますが、2019年だと選手Aは3600ポイント、選手Bは3870ポイントとなり270ポイントの差が付きます。

このようなランキングシステムの変更が毎年1月の世界ランキングからあるので、今年の12月末時点で日本人1位または2位でも、来年1月の世界ランキングで日本人1位または2位であるかどうかはわかりません。

とはいえ、来年1月のランキングシステムがどうなるかはわからないので選手としては、とにかくいい成績を上げてランキングシステムが変わっても揺るがない成績を残したいところでしょう。

ところで、今年のシニアの最初の国際試合はいつあるのかということですが、実は最初の国際大会のハンガリーオープン(ワールドツアー)は全日本選手権と日程が重なるため日本から参加する選手はいません。日本のトップ選手が出場しそうな次の大会は3月26日からのカタールオープン(ワールドツアープラチナ)です(調整のためにチャレンジシリーズに出場する選手もいるかもしれませんが)。
つまり、東京オリンピック代表権争いは実質このカタールオープンから12月中旬のグランドファイナルまでの9か月間に行われることになります。代表権を争う選手は、この期間体調を万全にし、故障なく大会で全力を出して戦ってほしいです。

[追記]1月2日に1月の世界ランキングが発表されました。ポイント内訳を調べると2017年および2018年に獲得したポイントは2019年のランキングシステムが適用されていません。世界ランキングの2018年以前のポイントが新ランキングシステムの影響を受けないなら、来年1月の世界ランキングも2020年の新ランキングシステムの影響を受けないと想定されるのでオリンピック代表を争う選手にとっては今年12月末のデータで考えればいいことになるので朗報ですね。

2019年世界ランキングシステムの詳細についてはこちらをご覧ください。

2018年12月28日金曜日

卓球 : アビエルは辛勝で首位、レッドエルフも勝ち点6差キープで年内の試合を終える - Tリーグ女子(12/27)

卓球Tリーグは12/27に2018年最後の試合が行わた。女子は全チームの2試合が行われ、首位の木下アビエル神奈川と3位の日本ペイントマレッツ、2位の日本生命レッドエルフと4位のTOPおとめピンポンズ名古屋が対戦した。

木下アビエル神奈川は、昨日に続き先鋒の長﨑美柚/木原美悠のペアがシンガポールの馮天薇(世界ランキング10位)と香港の李皓晴(同27位)の日本ペイントマレッツのペアをストレートで下し、チームマッチを優位に展開する流れを作った。その後のシングルスではニッペマレッツの加藤美優が浜本由惟に、木下アビエルの石川佳純が松平志穂を破りお互いにエースが1勝を上げたが、馮天薇が地力を見せTリーグ最多勝で木下アビエルの稼ぎ頭の袁雪嬌をストレートで下し2勝2敗としてビクトリーマッチに持ち込んだ。ビクトリーマッチは、お互いに好調な石川佳純と加藤美優のエース対決となったが石川佳純が世界ランキング3位の力の差を見せて勝利した。これで、木下アビエル神奈川は12月は無敗で年内の試合を終えた。日本ペイントマレッツは最後にダブルスを取れなかったのが響き惜しいチームマッチを落としたが勝ち点1を獲得した。

日本生命レッドエルフとTOPおとめピンポンズ名古屋の試合では、昨日の木下アビエル戦で長﨑/木原の若手ペアにやられた鄭怡静(台湾、世界ランキング8位)/田志希(韓国、世界ランキング16位)ペアが機能し、レッドエルフの固定ダブルスペアの中国の常晨晨/蒋慧をストレートで破ってTOP名古屋が幸先のいいスタートを切った。第2マッチのシングルスでは森さくらが安藤みなみを圧倒するかに見えたが安藤が盛り返し最終ゲームまでもつれたが11-9のギリギリで森が逃げ切った。第2マッチのレッドエルフの常晨晨とTOP名古屋の田志希の試合ではお互いの作戦がぶつかり合い見ごたえのある試合となったが常晨晨の試合巧者ぶりが光り、田志希は悔しいで負けを喫した。マッチカウント2-1で登場した地元の早田ひなは先日の世界卓球1次選考会での連勝の勢いそのままに世界ランキング11位で先日韓国の全国選手権を征した徐孝元にほとんど試合をさせず、勝って無敗の10連勝を記録した。

Tリーグ女子の順位表と対戦結果、試合動画、Rallysの詳細記事へのリンクのまとめはこちらをご覧ください。

2018年12月27日木曜日

卓球 : 長崎美柚が世界8位破り勝利に貢献しアビエル首位守る、早田ひなは地元凱旋勝利 - Tリーグ女子(12/26)

卓球Tリーグ女子は12/26に2試合が行われ、首位の木下アビエル神奈川と2位の日本生命レッドエルフが共に勝利しました。

早田ひなは地元北九州市でのホームマッチで勝利しいまだ無敗で連勝記録を継続しています。

木下アビエル神奈川では、16歳の長﨑美柚が木原美悠と組んだダブルスだけでなく、シングルスでも最新の世界ランキングで5位の鄭怡静(チェンイーチン、台湾)に最終ゲームまでもつれた末に逆転で勝ってチームに勝ち点4をもたらす原動力となりました。

TOPおとめピンポンズ名古屋は、鄭怡静と田志希(チョンジヒ、韓国)を要したダブルス、鄭怡静のシングルス、そして先日の韓国の卓球選手権のシングルスで優勝した徐孝元(ソヒョウオン)を出して勝利どころか1勝もできず勝ち点4を献上するという痛い1敗となってしまいました。

Tリーグ女子の順位表と対戦結果、試合動画、Rallysの詳細記事へのリンクのまとめはこちらをご覧ください。

2018年12月23日日曜日

Tリーグ12月期が再開、木下アビエルがTOP名古屋に完勝で勝ち点4でトップ維持

卓球のTリーグの12月の試合が12/22から再開しました。

女子のチームマッチは12/22に2試合行われすべてのチームが10試合を終えました。

首位の木下アビエル神奈川と最下位のTOPおとめピンポンズ名古屋の試合では、木下アビエル神奈川は中国超級にも出場している稼ぎ頭の袁を欠きましたが、主力の石川佳純や長﨑美柚/木原美悠らが活躍し、こちらも韓国勢を欠き戦力ダウンのTOPおとめピンポンズ名古屋に4-0で圧勝し、勝ち点4を得ました。

2位の日本生命レッドエルフも平野美宇と早田ひなの主力の黄金コンビを欠きましたが、前田美優の気迫の1勝と、蒋慧(ジャン ホイ)のダブルスとシングルスでの活躍で3-1で勝ち、勝ち点3を得て首位の木下アビエル神奈川との差は5になっています。日本ペイントマレッツでは、今月に行われた世界ジュニア選手権の女子シングルスで銅メダルを獲得した相馬夢乃が初登場し、ストレートで負けたもののすべてのゲームで10-12とデュースに持ち込みポテンシャルの高さを示しました。また、12月から参戦している加藤美優も台湾の陳思羽にストレートで勝ち3勝0敗と好調を保っています。

Tリーグ女子の順位表と対戦結果、試合動画、Rallysの詳細記事へのリンクのまとめはこちらをご覧ください。

2018年12月10日月曜日

2018世界ジュニア卓球選手権が終了、日本はメダル6個を獲得

2018世界ジュニア選手権が12月9日で終了しました。

世界ジュニア選手権はその名の通りジュニアの世界選手権で、会期も8日間にわたり、種目も男子と女子の団体、シングルス、ダブルス、そして混合ダブルスと多くの種目が同時に行われます。

日本からは、女子は長﨑美柚、木原美悠、大藤沙月、相馬夢乃、男子は宇田幸矢、田中佑汰、戸上隼輔、曽根翔が代表として出場しました。

日本勢のメダル獲得は、団体が男女ともに銀メダル、女子ダブルスで木原美悠/相馬夢乃ペアが銀メダル、長﨑美柚/大藤沙月ペアが銅メダル、女子シングルスで相馬夢乃が銅メダル、男子シングルスで宇田幸矢が銀メダルと、金メダルこそありませんでしたが6個のメダルを獲得しました。

2018世界ジュニア選手権の概要についてはこちらをご覧ください。
また、各種目の詳細な結果およびトーナメント表は次のリンクをご覧ください。
女子・男子団体戦 
女子シングルス 
男子シングルス 
混合ダブルス 

(男子と女子のダブルはページを作ってません。すみません。)

TOP名古屋が田志希の加入で1勝を加えニッペマレッツに迫る - Tリーグ順位と成績(女子)

卓球のTリーグの女子は12/8と12/9にTOPおとめピンポンズ名古屋のホームマッチが2試合行われた。

12/8の日本生命レッドエルフ戦では3-1で勝利し、12/9の首位の木下アビエル神奈川との試合でも負けはしたもののヴィクトリーマッチまで持ち込んだ。

新たに韓国の田志希を加えたTOP名古屋はダブルスが強化されたようで、田志希と鄭怡静のペアで2勝を上げたのが大きかったようだ。

TOPおとめピンポンズ名古屋は、このホームマッチ2戦で1勝とヴィクトリーマッチに持ち込んだ惜敗で勝ち点合計4を獲得し3位の日本ペイントマレッツに勝ち点2差と迫った。

順位表と対戦結果、試合動画へのリンクのまとめはこちらをご覧ください。

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