2019年2月18日月曜日

木下アビエルがニッペマレッツに勝利しレギュラーシーズン1位を確定 - 卓球Tリーグ(女子)

2/17に日本ペイントマレッツが木下アビエル神奈川を向かえホームマッチを行った。

前回の対戦で加藤美優が石川佳純にビクトリーマッチに勝って勝利したニッペマレッツだったが、今回は加藤美優を欠き(ポルトガルオープンに出場)ビクトリーマッチまで持ち込んだものの負けて勝ち点1を得るに留まった。

木下アビエル神奈川はこの勝利で勝ち点54となり、残り2戦で勝ち点無しで2位の日本生命レッドエルフが残り3戦すべて勝ち点4でも逆転が不可能となり、木下アビエル神奈川のレギュラーシーズン1位が確定した。

時系列の対戦結果、試合動画、Rallysの詳細記事へのリンクはこちらをご覧ください。

 順位チーム名  勝点 勝敗  対戦数 勝率 マッチ
勝/敗/差
 ゲーム
勝/敗/差
 POINT得失差
 1 木下アビエル神奈川 5416 3 19 .842 57/26/+31164/101/+63  +330
 2日本生命レッドエルフ 39 12 6 18.66745/30/+15 141/112/+29+184
 3 日本ペイントマレッツ 19 5 13 18 .278 30/48/-18107/147/-40 -248
 4TOP名古屋ピンポンズ12 3 14 17 .176 22/50/-2897/149/-52 -266

早田ひな優勝、橋本帆乃香準優勝、戸上隼輔U21優勝 - 2019ポルトガルオープンでの日本選手の活躍

2月17日の卓球のチャレンジプラスのポルトガルオープン最終日の日本選手の活躍をITTFニュースの記事から引用します。

ベルギーに続きポルトガルでも優勝

(U21男子シングルス決勝)
2017と2018のベルギーオープン優勝の日本の戸上隼輔が、U21男子シングルス決勝で印象的な強さ示し勝利を手にした。中国の向鵬を3ゲームのストレートで下した(12-10, 12-10, 11-7)。

昨年8月に行われた2018アジアジュニア選手権王者の向鵬は、これがチャレンジシリーズ最初の出場だった。
(Photo: Rita Taborda)

最初は苦労したが完勝

(女子シングルス準決勝)
日本の早田ひな(第11シード)は、予選から進出した中国の胡麗梅に完勝でポルトガルオープン女子シングルス決勝の1人目の選手として名前を上げた。対戦では最初にリードされたが、完璧な対応でその後の4ゲームをストレートで完勝した(10-12, 11-4, 11-9, 11-6, 11-6)。

 中国の望みは消えた

(女子シングルス準決勝)
日本の橋本帆乃香(第6シード)が未シードで予選から進出した中国の李佳原を5ゲーム(7-11, 11-2, 11-6, 11-8, 11-3)で一蹴し、女子シングルスの優勝が日本に決まり、中国の女子シングルスでのタイトルの望みは潰えた。橋本帆乃香は、本日この後決勝で早田ひなとタイトルを懸けて対戦する。

曹巍と徐瑛彬が初優勝

(男子ダブルス)
4名のティーンエイジャーが戦いに挑んだ。どちらのペアも予選から勝ち進み、勝利の女神は中国の曹巍と徐瑛彬に微笑んだ。二人は男子ダブルスで日本の戸上隼輔と宇田幸矢を4ゲームで下した(5-11, 11-5, 11-6, 11-7)。

台上の優れた技術、上手いショートプレイと最初の攻撃での回転の強いトップスピンと、優れたダブルスの基本技術により曹巍と徐瑛彬はゲームカウント2-1と試合をリードした。しかし、リードが見えると緊張が彼らを襲った。4ゲーム目で4-1とリードしたところで、日本側がタイムアウトを取ったが、その後も中国ペアの優位は変わらずリードを広げた。しかし、戸上隼輔と宇田幸矢は諦めず戦い、5連続ポイントで6-9と点差を縮めた。ここで中国ペアはタイムアウトを選択したが、次のポイントも失った。しかし、それ以上ポイントを失うことはなかった。タイトルは曹巍/徐瑛彬のものとなった。このペアとしては、国際大会で最初の男子ダブルスの金メダルだった。

早田ひなが橋本帆乃香を下し金メダルを手にする

(女子シングルス決勝)
早田ひな(第11シード)は同じ日本の橋本帆乃香(第6シード)を7ゲーム(9-11, 8-11, 11-4, 12-10, 11-3, 8-11, 11-8)で下し女子シングルスのタイトルを手にした。

ゲームカウント1-2の重要な場面で、早田は第4ゲームをものにした。このゲームでは早田は8-6とリードしていたが、橋本が追いつき10-10とした。
早田は次の2ポイントをものにしこのゲームを取り、第5ゲームもパワーで圧倒して取った。しかし、橋本は忍耐強いディフェンスとコントロールされたフォアハンドのトップスピンアタックのコンビネーションでゲームカウントを3-3のタイにした。勝敗を決する第7ゲームが始まり、早田が5-2でチェンジコートを向かえ、そのままリードを広げて7-2とした。その後早田ひなが2ポイントを失ったところでタイムアウト。緊張感が上がる。橋本帆乃香は一歩も引かなかった。早田ひなも諦めはしない。早田は10-8で2回のマッチポイントを握り、1回目で勝利をものにした。

これが、早田ひなにとって3つめの国際大会の女子シングルスのタイトルである。早田は、2016オーストラリアオープン(ITTFワールドツアー)と2017スペインオープン(チャレンジシリーズ)で優勝している。
(Photo: Rita Taborda)

元の記事はこちらをご覧ください)


早田ひなが優勝、橋本帆乃香が準優勝- ポルトガルオープン

2月17日に最終日を迎えた卓球のチャレンジプラス大会のポルトガルオープンの女子シングルスで早田ひなが優勝を決めた。決勝の対戦相手も橋本帆乃香で2選手とも同日の準決勝で中国選手を破っての決勝進出だった。また、この大会で早田ひなは 劉詩雯を含む2人、橋本帆乃香は3人の中国選手を破っている。

準決勝のスコア:
早田ひな vs 胡麗梅           4-1 (10-12, 11-4, 11-9, 11-6, 11-6)
橋本帆乃香 vs 李佳原       4-1 (7-11, 11-2, 11-6, 11-8, 11-3)

決勝のスコア:
早田ひな vs 橋本帆乃香  4-3 (9-11,8-11,11-4,12-10,11-3,8-11,11-8)
(試合内容)
日本選手同士の対戦となった決勝は一進一退のどちらが勝つかわからない接戦となった。

最初に接戦で2ゲームを橋本帆乃香が先取すると、3ゲーム目を早田ひなが11-4とあっさりと取った。4ゲーム目で勢いを取り戻した橋本は10-9と先にゲームポイントを握り3-1と優勝に王手をかけるチャンスで、橋本のサービスを早田がネット近くのサイドギリギリに返し、辛くも橋本が返球した球を早田が決めデュースとなった。橋本は気落ちしたのか、そのゲームをそのまま落とすと、次の5ゲーム目も11-3とあっさり落とした。後がなくなった橋本は6ゲーム目も0-4とリードされてもうダメかと思われたが、その後1点を取ると動きの良さが戻り連続得点でそのゲームを奪った。最終ゲームも早田が先行したものの橋本が2ポイント差で追従したが最後に連続ポイントで3ポイント差で早田が逃げ切り優勝を決め、新設されたチャレンジプラスの最初の女王となった。

決勝戦の動画:


表彰式の動画:

2019ポルトガルオープンの女子シングルスの日本選手の試合結果とトーナメント表についてはこちらをご覧ください。

2019年2月17日日曜日

早田ひなが中国の劉詩雯に勝利 - ポルトガルオープン(チャレンジプラス)

2月15日から始まった卓球のポルトガルオープン(チャレンジプラス大会)の2日目の女子シングルス3回戦で、早田ひなが中国の劉詩雯(リュウ・シウェン、世界ランキング5位)と対戦しゲームカウント4-2で勝利した。

 劉詩雯と言えば丁寧と並ぶ中国女子卓球界の大黒柱で昨年5月の世界卓球選手権(団体戦)決勝で伊藤美誠に負けるまで対日本選手28連勝と日本人キラーと言われてきた。昨年11月のスウェーデンオープンでも丁寧、朱雨玲とともに再び伊藤美誠に敗れたもののその強さは衰えていない。今回なぜワールドツアーより格下のチャレンジプラス大会に出場したのかは不明だが、肩慣らしで出場したのであればとんだ肩慣らしになってしまった。
 
 試合を見る限りは特に調子が悪そうでもなく動きもよかったが、早田の反応や力強さ、気合が上回ったというほかない。スコアは4-2(9-11,12-10,14-12,11-9,8-11,11-8)だったが、2、3、4ゲーム目は先行されながらも逆転して粘って取ったゲームだった。

ITTFニュースの2日目のトピックにも上がっているので、その個所をかいつまんで紹介する。

劉詩雯か、早田ひなか?

女子シングルスの組み合わせで注目選手が対戦します。どちらが勝つと思いますか?

劇的な結果、劉詩雯は言葉も出ない

(女子シングルス3回戦)
あまりにもショックですが、第1シードの劉詩雯がポルトガルオープンの女子シングルス3回戦で敗退しました!最初リードしたにも関わらず対戦相手の日本の早田ひな(第11シード)の中国トップ選手の一人に4-2で勝つという気迫のこもった攻撃を止められず、リードを保てませんでした(9-11, 12-10, 14-12, 11-9, 8-11, 11-8)。

早田ひなは、準々決勝ではゲオルギナ・ポータと対戦します。

早田ひなの猛攻が止まらない (原題 Hina Hayata on fire)

女子シングルス準々決勝

女子シングルス準々決勝で早田ひなの攻撃が止まりませんでした。
第11シードの早田ひなは、第8シードのゲオルギナ・ポータにストレートの4ゲームで勝ち、12ポイントしか許しませんでした。

早田ひなは、準決勝で中国のカットマンの胡麗梅と対戦します。胡麗梅は、予選から勝ち上がって準々決勝では第3シードの芝田沙季にゲームオールの7ゲームで勝っています(10-12, 13-11, 13-15, 11-8, 6-11, 14-12, 11-6)。
(Photo: Rita Taborda)

元のITTF News の記事はこちらをご覧ください)

こちらは試合の動画です。

2019年2月4日月曜日

木下アビエルがレッドエルフに勝ちファイナル進出決める - Tリーグ(女子)

1/30に後半戦が開始されたTリーグは2/2(土)と2/3(日)に女子2試合と男子4試合が行われた。

2/2には、首位の木下アビエル神奈川と2位の日本生命レッドエルフが対戦しビクトリーマッチまでもつれた末、木下アビエルが勝利した。木下アビエル神奈川は、この勝利により15戦で13勝2敗となり残り6試合を全敗しても2位以上が確定し、3月のファイナル進出が決まった。
木下アビエル神奈川に唯一土を付けている日本生命レッドエルフは勝って首位を狙いたいところだったが、勝点1を獲得したものの差が広がっってしまった。木下アビエル神奈川は翌日2/3のTOPおとめピンポンズ名古屋との対戦にも勝った。
TOPおとめピンポンズ名古屋は3位の日本ペイントマレッツと勝点、勝敗数で並んでいるが得失マッチ数の差で最下位の4位のため木下アビエル神奈川に勝つかビクトリーマッチまで持ち込んで3位に浮上できるチャンスだった。

2/3時点のTリーグ(女子)の順位表と対戦結果、試合動画、Rallysの詳細記事へのリンクはこちらをご覧ください。

2019年1月15日火曜日

全日本卓球選手権が始まる(1/14~1/20)



 日本卓球界の一大イベントである全日本卓球選手権が1月14日から始まりました。今大会では、全7種目で全部で1230試合が7日間にわたって行われます。

 注目は、昨年のシングルスで優勝したあと1年間さらに調子を上げて好調をキープした2人のチャンピオンが連覇をするか。または、一昨年のチャンピオンの平野美宇や水谷隼、そして石川佳純がチャンピオンに返り咲くのか。あるいは、新たなチャンピオンが誕生するのかが注目されます。
 一方、今大会最年少の張本智和の妹の張本美和(10歳)や、昨年12月の世界選手権1次選考会で大人相手に2勝を上げた松島輝空(11歳)など小学生の活躍にも注目が集まります。

大会の概要、スケジュール、試合方式、主な出場選手、ライブ配信の視聴方法についてはこちらをご覧ください。

2019年1月2日水曜日

いよいよ東京オリンピックに向けた戦いが始まる? - 卓球の日本代表は来年1月に決定

2019年を迎えると東京オリンピックのある2020年を「来年」と呼ぶところまで近づき、徐々に各競技でオリンピック代表が決まってゆくと思います。

卓球は、東京オリンピックでは種目としては男子と女子のシングルス、男子と女子の団体戦、混合ダブルスが行われますが、代表として選ばれるのは男女それぞれ3名のみです。

選考基準としては、まずシングルスに出場する男女それぞれ2名を決めます。そして、この2名は「2020年1月の世界ランキングで日本人上位2名」が選ばれJOC(日本オリンピック委員会)に推薦されることになっています。残りの1名は団体戦にのみ出場する選手で、シングルスに選考された2名のどちらかと組んで団体戦でダブルスとシングルスを戦うことが想定されるため、シングルスに選ばれた選手とのダブルスの相性を考慮して日本卓球協会で決定しJOCに推薦することになっています。

この「世界ランキング」は正式にはITTF(国際卓球連盟)の世界ランキングです。この世界ランキングはITTFで承認された大会に出場し、その結果に基づいて獲得できるポイントの合計(過去1年間の最大8大会)の多い順で順位が付け付けられます。

問題は、この各大会で獲得出来るポイントを決めるシステム(ランキングシステム)が毎年変更されることです。

たとえば、2018年と2019年では大会での最終結果で得られるポイントの優勝ポイントに対する割合が、次のように大きく変更されました。

大会の最終結果 2018年 2018ワールドツアー 2019年 2019ワールドツアー
優勝 100% 1800 100% 1800
準優勝 90% 1620 80% 1440
準決勝敗退(ベスト4) 80% 1440 65% 1170
準々決勝敗退(ベスト8) 70% 1260 50% 900
2回戦敗退(ベスト16) 60% 1080 40% 720
1回戦敗退(ベスト32) 50% 900 30% 540

つまり、大会での結果が上位で終えた場合のポイントにより比重を置く形になりました。

たとえば、4大会での結果が次のような2選手がいた場合、

  • 選手A:準々決勝敗退が4回
  • 選手B:準優勝が1回、準決勝敗退が1回、2回戦敗退が1回、1回戦敗退が1回
2018年だと選手A、選手Bとも5040ポイントとなりますが、2019年だと選手Aは3600ポイント、選手Bは3870ポイントとなり270ポイントの差が付きます。

このようなランキングシステムの変更が毎年1月の世界ランキングからあるので、今年の12月末時点で日本人1位または2位でも、来年1月の世界ランキングで日本人1位または2位であるかどうかはわかりません。

とはいえ、来年1月のランキングシステムがどうなるかはわからないので選手としては、とにかくいい成績を上げてランキングシステムが変わっても揺るがない成績を残したいところでしょう。

ところで、今年のシニアの最初の国際試合はいつあるのかということですが、実は最初の国際大会のハンガリーオープン(ワールドツアー)は全日本選手権と日程が重なるため日本から参加する選手はいません。日本のトップ選手が出場しそうな次の大会は3月26日からのカタールオープン(ワールドツアープラチナ)です(調整のためにチャレンジシリーズに出場する選手もいるかもしれませんが)。
つまり、東京オリンピック代表権争いは実質このカタールオープンから12月中旬のグランドファイナルまでの9か月間に行われることになります。代表権を争う選手は、この期間体調を万全にし、故障なく大会で全力を出して戦ってほしいです。

[追記]1月2日に1月の世界ランキングが発表されました。ポイント内訳を調べると2017年および2018年に獲得したポイントは2019年のランキングシステムが適用されていません。世界ランキングの2018年以前のポイントが新ランキングシステムの影響を受けないなら、来年1月の世界ランキングも2020年の新ランキングシステムの影響を受けないと想定されるのでオリンピック代表を争う選手にとっては今年12月末のデータで考えればいいことになるので朗報ですね。

2019年世界ランキングシステムの詳細についてはこちらをご覧ください。

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