劉詩雯と言えば丁寧と並ぶ中国女子卓球界の大黒柱で昨年5月の世界卓球選手権(団体戦)決勝で伊藤美誠に負けるまで対日本選手28連勝と日本人キラーと言われてきた。昨年11月のスウェーデンオープンでも丁寧、朱雨玲とともに再び伊藤美誠に敗れたもののその強さは衰えていない。今回なぜワールドツアーより格下のチャレンジプラス大会に出場したのかは不明だが、肩慣らしで出場したのであればとんだ肩慣らしになってしまった。
試合を見る限りは特に調子が悪そうでもなく動きもよかったが、早田の反応や力強さ、気合が上回ったというほかない。スコアは4-2(9-11,12-10,14-12,11-9,8-11,11-8)だったが、2、3、4ゲーム目は先行されながらも逆転して粘って取ったゲームだった。
ITTFニュースの2日目のトピックにも上がっているので、その個所をかいつまんで紹介する。
劉詩雯か、早田ひなか?
女子シングルスの組み合わせで注目選手が対戦します。どちらが勝つと思いますか?
— ITTF World (@ittfworld) 2019年2月16日
劇的な結果、劉詩雯は言葉も出ない
(女子シングルス3回戦)あまりにもショックですが、第1シードの劉詩雯がポルトガルオープンの女子シングルス3回戦で敗退しました!最初リードしたにも関わらず対戦相手の日本の早田ひな(第11シード)の中国トップ選手の一人に4-2で勝つという気迫のこもった攻撃を止められず、リードを保てませんでした(9-11, 12-10, 14-12, 11-9, 8-11, 11-8)。
早田ひなは、準々決勝ではゲオルギナ・ポータと対戦します。
早田ひなの猛攻が止まらない (原題 Hina Hayata on fire)
女子シングルス準々決勝女子シングルス準々決勝で早田ひなの攻撃が止まりませんでした。
第11シードの早田ひなは、第8シードのゲオルギナ・ポータにストレートの4ゲームで勝ち、12ポイントしか許しませんでした。
早田ひなは、準決勝で中国のカットマンの胡麗梅と対戦します。胡麗梅は、予選から勝ち上がって準々決勝では第3シードの芝田沙季にゲームオールの7ゲームで勝っています(10-12, 13-11, 13-15, 11-8, 6-11, 14-12, 11-6)。
(Photo: Rita Taborda) |
(元のITTF News の記事はこちらをご覧ください)
こちらは試合の動画です。
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