ITTF(国際卓球連盟)がYouTubeで2021年の世界卓球選手権から採用する新方式を発表しています。
これまで、開催地に集まって8日間のうちに男女シングルスと男子/女子/混合ダブルスの予選と本戦(シングルス男女128名、ダブルス各64ペアによる決勝トーナメント)を行ってきましたが、これを分散して行い本戦のみを1か所に集まって行うようになるようです。
1)現行方式
- 現行方式
- 各国からシングルス男女それぞれ最大5名、ダブルス各最大2ペアが出場
- シングルス上位シード64名、ダブルス上位シード32ペアは本戦から出場
- 上位シード以外の選手/ペアは2日間の予選で通過64選手/32ペアを決定
- 現行の方式の問題点
- 大会参加国は103か国で、ITTF加盟226か国の47%
- 半分以上の国は参加できない
- テレビ放映されるのは全体の試合の8%(92%の試合を観戦できるのは少数)
- 92%の試合は収益に繋がらない
- 準備/運営費用を賄えない
- 世界規模で実施:地域(Regional)、大陸(Continental)、大陸間(Intercontinental)、決勝(Final)の4段階(ステージ)で実施
- 地域ステージ
- 詳細な説明はありませんが、アジアだと東アジア、西アジア、中央アジア、東南アジアの4地域と考えられます。
- 大陸ステージ(アジア、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、オセアニア)
- 地域ステージ通過個人/チームと大陸のトップ個人/チームが対戦
- (個人戦)大陸代表シングルス93名、ダブルス47ペアが決勝ステージ進出
- (団体戦)各大陸優勝6チーム、大陸代表19チームが決勝ステージ進出
- 大陸間ステージ(団体戦の年のみ)
- 大陸ステージで決勝ステージ進出が決まらなかったチームが出場
- 6チームが決勝ステージ進出
- 決勝ステージ
- 大陸ステージ、大陸間ステージからの決勝ステージ進出個人/チーム
- (個人戦)世界ランキングの上位32名/15ペア(大陸ステージからの進出選手/ペアを除く)
- ホスト国:(個人戦)各シングルス3名/各ダブルス2ペア、(団体戦)1チーム
- (個人戦)シングルス:128名、ダブルス:64ペアのトーナメント
- 団体戦
- 32チームが4チームごとのグループ(8グループ)でリーグ戦
- 各グループ上位2チームが決勝トーナメント進出(16チーム)
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