世界ジュニア選手権の女子代表選手については、中国が現時点で最高の布陣で挑んで来るのに日本は最高の布陣でないことが残念だと書いた。しかし、団体戦を終わってみて、女子は加藤美優を中心にまとまり非常に健闘したと思う。特に、長崎美柚は前回のシングルス優勝の石洵瑶に勝利し4セットまで回した。加藤美優と木原美悠も1ゲームを取り、獲得ゲーム数では中国と5対10だった。
すでにシングルスとダブルスも本戦が始まっていて今更だが、女子の代表選手について簡単にまとめておく。
1. 加藤美優
1999年4月14日(ちなみに平野美宇と丸1年違い)18歳
東京都武蔵野市出身
中央高等学校吉祥寺校3年
右シェーク攻撃型
世界ランキング17位
2017年11月のスウェーデンオープン女子シングルス準々決勝で世界ランキング1位の中国の朱雨玲と対戦しゲームオールで敗退。
2. 木村光歩
2000年2月9日生まれ 17歳(早生まれなので加藤美優と同学年)
山陽女子高校
右シェーク攻撃型
世界ランキングなし(265位)
3. 長崎美柚
2002年6月15日生まれ 15歳
神奈川県海老名市出身
JOCエリートアカデミー
左シェーク攻撃型
世界ランキング103位
4. 木原美悠
2004年8月3日生まれ 13歳
兵庫県明石市出身
JOCエリートアカデミー
世界ランキング106位
2015年アジアホープス優勝
改めてまとめて、最近ワールドツアーにも出場している木原美悠の名前をよく聞くので年上と思い込みがちだが一番若いことを認識した。ちょうど、平野美宇や伊藤美誠が国際大会に出場し始めた年齢だろう。来年ワールドツアーで優勝して張本智和の最年少優勝記録を破れるか。
また、中国の代表選手と比べて書ける実績が少ない。今後の活躍に期待したい。